会議録 (2003年2月 第8日目 2003年3月17日 )

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発言者:奥田 旭生涯学習部長

国指定史跡曽谷貝塚につきまして、4点のご質問にお答えをさせていただきます。
 まず、活用についてでございますが、曽谷貝塚につきましては、昭和54年12月22日に縄文時代の大規模な集落跡であり、我が国の歴史の正しい理解のために欠くことのできない、さらに学術上大きな価値のある貝塚として、国史跡に指定されております。公有化事業につきましては、指定を受けた昭和54年度から、指定面積から道路敷などの公共用地1,459.66平方メートルを除いた4万681.98平方メートルを公有化対象面積として継続的に実施してきたところでございます。平成14年度末までの見込みといたしましては、公有化済み面積2万2,256.81平方メートル、公有化率といたしましては54.7%となっております。
 今後の公有化の予定といたしましては、面積1万8,425.17平方メートル、所有者27名でございます。このうち住宅が8棟ございます。公有化した土地につきましては、暫定的ではございますが、これまでに管理さく、標識、説明板、ベンチなどの休憩施設、水道などを設置いたしまして、地域の皆さんの交流の場として利用していただいております。また、時期的には先ほどご質問者からお話がありましたように、地域の祭りの会場や、年々盛大になっております、平成14年度で9回目が開催されました曽谷縄文まつりの会場としても利用していただいているところでございます。また、そのほかグラウンドゴルフ、また、最近では狂犬病の予防接種の会場ともなっているようでございます。
 次に、市道の関係についてお答えをさせていただきます。
 曽谷貝塚の史跡指定地内には、東西約250mの市道、南北約230mの市道と、このほかに市道が約150m、そのほかに約180mの4路線が所在しております。東西道路市道及び南北道路市道の道路幅は、通称2間道路で3m64pとなっております。これらの市道は、現在も地域の方々の生活道路として利用されております。このうち、南北道路市道は、特に交通量が多く、対向車両同士や自転車、歩行者とのトラブルが日常的に生じているとのことで、この点につきましては、市長からもその対策を講じるよう強く指示を受けているところでございます。
 平成15年1月に市長からの指示もございまして、文化庁、県、教育長の3者で現地の視察、対策についての協議を行ったところであります。その際、文化庁の主任文化財調査官から、道路を拡幅する場合については、次の指導を受けております。道路の整備工事は、地下の文化財に影響を与えない工法とすること、道路の整備によって、将来の史跡の整備、活用に支障のないようにすることであります。私どもといたしましても、史跡の保存、活用と地域の方々の安全性の確保との調整を図りながら、関係部課と十分協議し、その実現に努めてまいりたいと考えております。
 次に、土地の売り渡し要望への対応でございますが、史跡の公有化事業は国、県補助事業として実施しております。この国の補助制度には2種類ございます。1つは、直接買い上げ方式でございまして、目安といたしまして、事業費2億円未満については当該年度で80%の国庫補助金が交付されるものです。曽谷貝塚の公有化事業につきましては、昭和54年度から61年度、平成13年度、14年度がこの方式によりまして実施しております。もう1つにつきましては、先行取得債方式でございます。事業費2億円以上の多額の費用を要する場合に、当該年度につきましては文化庁の確認を受けまして、地方債により充当いたしまして、翌年度以降、10年間の元利償還費に対しまして80%の国庫補助金が交付されるものです。昭和15年度はこの方式を予定いたしております。
 土地所有者から売り渡しの要望があった場合には、県教育長と公有化の必要性、緊急性などを協議し、文化庁の予算ヒアリングを受け、史跡公有化助成予算の確保に努力してまいります。
 市予算は、県との協議を踏まえまして計上いたしますが、文化庁予算の獲得という性格上、当該年度にならないと事業費が確定しないところでもございます。
 次に、犬の対策でございますが、現在までの公有化済地約2万2,000平方メートルは、地域の皆さんが自由に利用していただけるよう開放しております。定期的に草刈りを行っております。犬の対策につきましては、飼い主に対して看板で注意を促すなどの措置を図っておりますが、効果が上がらないのが現状でございます。飼い犬などに関する法律や条例といたしましては、動物の愛護及び管理に関する法律、千葉県犬取締条例などがございますが、実際には守られていないのが実情でございます。
 今後は、区域の問題でご提案がありましたが、関係所への対応要請、さらには目立つような注意看板を設置するとともに、地域の皆さんにご協力いただきながら、子供たちが安心して遊べるような貝塚広場としてまいりたいと考えております。
 いずれにいたしましても、飼い主のマナーの向上によるところが大ですので、飼い主の皆さんのマナーの向上に今後とも期待したいと思います。
 以上でございます。

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