会議録 (2003年2月 第8日目 2003年3月17日 )

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発言者:鈴木孝男環境清掃部長

春木川の水質汚濁状況とその対策についてお答えいたします。
 春木川は、上流部で国分川と分かれ、下流部で再び国分川に合流する1級河川でございます。本市の河川は、江戸川を除くと遊水などの良質な水源を持たないため、都市化の進展や生活様式の高度化などに伴い、生活排水が流入するようになり、水質が悪化してきました。春木川の水質も次第に汚濁され、特に今日、生活排水による汚濁がその主要な原因となっております。市では、毎月1回、春木川下流の国分川合流手前で水質調査を行っておりますが、汚れの代表的な指標でありますBOD値で見ますと、十数年前の昭和63年のときのワーストワンでは、BOD44r/リットルでありましたが、現在では18r/リットルと大分改善され、小魚も確認されるようになっております。しかし、生活排水以外に良質な水源をほとんど持たない春木川では、水質の改善がなかなか思うように図れないのが現状となっております。
 そこで、これまでに行ってきた取り組みと今後の浄化対策についてでありますが、春木川を含む真間川水系の水質汚濁の原因は先ほど申し上げましたが、特に生活排水によるところが大きいことから、平成5年3月、下水道の未整備地域を対象に、市川市生活排水対策推進計画を策定し、「みんなの力でふるさとの川・真間川に清流を取り戻す」を将来ビジョンに掲げ、当面は生活排水の汚れを半分に減らすことを目標として浄化対策に取り組んでいき、この目標をほぼ達成したところでございます。
 主な事業といたしましては、生活排水対策の推進には市民の果たす役割が大きいことから、ソフト面では、1つとして平成6年に生活排水対策推進員制度を設け、啓発活動のリーダー役となっていただくみずアドバイザーを公募し、家庭でできる浄化対策として、例えば、台所でのろ紙袋やアクリルたわし、ゴムべらなどの啓発活動を地域住民と一体となって推進しております。中でも、春木川流域では、地域住民の環境意識が非常に高く、そのため、自治会が中心となり、家庭でできる浄化対策に積極的に取り組んでいただいているところでございます。また、ハード面では、1点としてし尿のほか、台所や風呂の排水も一緒に処理できる合併処理浄化槽の普及促進を図るため、住宅の新築時や単独浄化槽から合併浄化槽への切りかえ時に、設置費の一部の補助を行ってきております。また、生活排水が多い排水路の水を直接浄化する施設として、曽谷8丁目の市道地下に、また、曽谷公民館の駐車場地下に、また、百合台小学校裏の市道地下にそれぞれ水質浄化施設を設置し、春木川の水質改善に向けた施策を行っております。また、雨水の涵養による遊水確保施策として、雨水浸透升を設置する際に設置費の一部補助などの対策も実施しております。
 なお、現在平成5年3月に策定しました市川市生活排水対策推進計画は、先ほど申しましたように既に10年が経過し、ほぼ目標を達成したことから、今後10年先を見据えた第2次計画を現在策定中でありますので、平成15年度からは新しい推進計画のもとに、さらなる生活排水対策に取り組んでまいります。
 次に、千葉県の水質浄化施設の規模と能力でございますが、平成12年度に春木川の上流に浄化施設を設置し、能力は現在規模は1日3,000逢の水を国分川から、水質は約22r/リットルのものを浄化しまして、10r/リットル以下に浄化した水を春木川へ放流し、水質改善を図っております。
 以上でございます。

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