会議録 (2005年12月 第6日目 2005年12月9日 )

印刷する(印刷表示用ウィンドウを開く)

会議録内検索


前の発言へ 次の発言へ 最初の発言へ 一覧へ戻る 発言検索

発言者:木村 博道路交通部長

市境問題への取り組みについてと、それから道路交通問題につきましてと、コミュニティバスの検証と今後の見通しの3点についてお答え申し上げます。
 まず、市境問題でございますけれども、1点目の駐輪場問題でございますが、本市におきましては、船橋市、松戸市に接する市境の駐輪場において、相互に市民の利用がされております。ご質問の東西線原木中山駅におきましては、ご指摘のとおり、市川市の無料駐輪場が1施設、500台整備してございます。また、同駅周辺の船橋市の駐輪場は3駐輪場、700台が整備されております。本市におきましては、駐輪場料金は市内在住者、市外在住者とも同額でありますが、船橋市は格差を設けるなど、市民と他市の住民とは料金の扱いが異なっているのが実情でございますが、利用者は自己の意思によりまして、いずれの駐輪場でも利用できるようになっております。このような状況から、私どもでは市民の利便性を考慮し、最も使い勝手のよい駐輪場にご案内しているところでございます。今後につきましては、船橋市との協力関係のもとで新たな駐輪場の共同運営など、相互利用への模索、検討を進めてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、船橋市と習志野市との間で駐輪場の共同設置をし、利用料金を同一にしているとの例もございますので、実態を十分に研究、調査しまして、今後、関係市との意見調整をしてまいります。
 また、同時に原木中山駅周辺につきましては、駐輪場の新設、検討に当たりましては、船橋市内の土地の購入、借り入れを含めまして対応の可能性を探りながら、市民の利用しやすい駐輪場を目指してまいりたいと考えております。
 なお、原木中山駅周辺の放置自転車につきましては、11月1日現在で69台と、他の主要駅と比較し、鎮静化はしておりますが、住宅地として今後も人口の増加が見込まれる地域でございますので、駐輪収容台数をふやすことが必要と判断しております。このため、当面は現在の無料駐輪場の改修整備を計画してまいりますとともに、近隣の東京メトロの用地の借り上げについても検討し、拡張整備が可能かどうかについても考慮してまいります。
 続きまして、二俣川の改修についてでございます。ご質問いただきました二俣川につきましては、原木インターチェンジ北側の県道松戸原木線と県道船橋行徳線沿いを流れる普通河川でございます。そこで二俣川の改修計画につきましては、二俣川の管理をしている船橋市が事業主体となりまして整備が進められる予定となっておりました。船橋市の二俣川の改修計画案は、当初、昭和61年度に計画され、その後、平成3年度に新たに計画案が作成されております。この地域は下水道合流処理区域になっていますことから、下水道事業との整合性について今後調整を図りながら進めていく必要があると聞いております。二俣川の維持管理につきましては、現在、市川市二俣2丁目3番地先にある水門を境に、1級河川真間川までの西側区間については市川市が維持管理を行い、水門から西浦排水機場までの東側区間及び水門西側の真間川付近にある本郷排水機場を船橋市において維持管理を行っております。
 次に、管理協定についてでございますけれども、平成12年4月1日に施行されました地方分権一括法によりまして、法定外公共財産が地元市町村へ無償譲与できることとなったことに伴いまして、二俣川は普通河川として平成16年4月に、市川市の市域分は市川市、船橋市の市域分は船橋市でおのおの事業を受けたところでございます。それを受けまして、現在、船橋市と市川市におきましては、二俣川の維持管理協定の締結に向けて協議を行っているところでございます。市川市が管理している水門西側の真間川付近に設置されている船橋市管理の本郷排水機場について、船橋の下水道事業の整備に伴い、この排水機場の維持管理の取り扱いについて現在協議を進めているところでございます。今後、二俣川全区間においての維持管理協定を早期に締結できるよう、船橋市及び市川市の関係各課と調整を図りながら協議を進めてまいります。
 次に、二俣川へのふたかけについてでございますが、付近住民の方々から、二俣川にふたをして歩道として活用できないかとの要望が多いことから、船橋市と千葉県葛南地域整備センターでは平成10年10月から一般県道船橋行徳線の歩道設置についての協議、検討を行ってまいりましたが、平成13年11月の協議の際には、平成14年度以降に工事に着手する方針を定めたものの、現在まで進捗のない状況となっていると聞いております。その後、平成17年9月に船橋市と千葉県へ確認したところ、県道船橋行徳線の歩道設置について設計委託を行い、千葉県としては内部で検討してきたが、実現に至らなかった経緯もあり、現時点では早期に事業化するのは困難な状況ではあるが、これまでの経緯を踏まえ、事業化の方向で検討しているとのことでございます。いずれにいたしましても、二俣地区は市域が入り組み、その中を県道船橋行徳線が通っているという状況と、河川沿いの不法占用物件などの問題解決を進めていかなきゃならない状況でございますが、千葉県及び船橋市と事業化に向けて協議を重ねてまいりたいと考えております。
 続きまして、市境問題の3点目の二俣と船橋市印内町地先を結ぶ歩行者用道路の新設についてでございますが、このことにつきましては、地元より、歩行者用道路の新設をしてほしいとの要望をいただいており、また、昨年の6月議会においてもご質問いただいているところでございます。この要望箇所につきましては、船橋市域の道路用地を確保しなきゃならないことから船橋市と協議を重ねていたところでございますが、船橋市といたしましては、警察の指導も踏まえ、県道のカーブを緩くする線形に見直すことが最優先であり、この線形がまとまり、関係地権者の同意、協力を得られるといった状況が確認できなければ予算化が難しいと聞いております。しかしながら、県道を含めた改良となりますと時間、費用もかかることから、本市としましては、要望されている船橋市印内町地先に歩道を新設するという案にとらわれず、ほかの案も視野に入れて検討していきたいと考えております。具体的には、ご質問者や地元自治会からも要望をいただいた二俣架道橋北側から船橋市の既設道路に接続できる新たな道路の整備を検討中でございますが、この新設道路が開通しますと、二俣地区と船橋市域を連絡する新たな歩行者経路が確保されることになりますので、このルートも視野に入れ、船橋との協議を行いたいと考えております。
 続きまして、道路交通問題で2点についてお答え申し上げます。
 まず、1点目の京葉道路原木インターの路線拡幅を含む抜本的な改修整備につきましては、去る平成17年2月議会におきまして、原木インターの車線増設のご質問をいただき、ご答弁させていただいておりますので、その後の経過を中心にお答えいたします。対応状況でございますが、ボトルネックの緩和に向けた検討に着手していただけるよう、県道船橋行徳線の道路管理者である千葉県に対しまして、平成15年11月に市川インターチェンジに設けられました右折レーンと同様に、千葉方面への入り口ランプ専用の右折レーンを県道船橋行徳線に設置すること、また、県道松戸原木線との交差点に右折レーンを設置することなどの内容を盛り込みました要望事項を、来る8月24日及び10月21日に開催されました千葉県葛南地域整備センターとの事業調整会議におきまして提出するとともに、その実現に向けまして、千葉県、東日本高速道路、船橋市、市川市の関係者から成る協議の場を設けていただけるよう要望したところでございます。また、去る10月28日、船橋市、浦安市及び本市により構成されます京葉広域行政連絡協議会を通じまして、千葉県知事にも同様な内容で新規要望事項として提出したところでございます。現在、千葉県葛南地域整備センターで関係機関との調整を行っていると伺っておりますが、抜本的な改修整備につきましては、原木インターチェンジ周辺の道路形態が複雑であること、また、将来的にはインターチェンジ南側で都市計画道路3・4・13号二俣高谷線と3・4・28号田尻二俣線が計画されていることから、かなり時間を要するものと思われます。
 続きまして、道路交通問題の2点目の二俣架道橋の増設についてお答えいたします。現在、仮設されております二俣架道橋は、京葉道路の整備に伴う分断された地域の横断施設としまして、昭和47年に日本道路公団が設置し、本市に引き継がれたもので、以来、地域住民の方々や二俣小学校の児童及び東京経営短期大学に通学する学生の方々など、多く利用されているところでございます。この橋梁につきましては、原木インターチェンジの東に位置することから、西側の県道船橋行徳線の原木インターチェンジの渋滞を回避する車両が多く通過しております。また、車道有効幅員が4mと狭いため、車のすれ違いが困難な状況であり、また、歩行者、自転車にとっても十分安全が確保されていないことも認識しております。地元の方々からも橋の拡幅や増設の要望をいただいているところでございます。そこで橋の増設についてでございますが、京葉道路を横断する施設を新たにつくる場合は、道路を管理しております東日本高速道路株式会社と協議し、進めていく必要がありますが、新たな橋梁設置の目的及び必要性、現況利用との関係などを踏まえた条件がつくものと考えられますことから、慎重な協議、審査が行われるものと考えております。したがいまして、今後は原木インターチェンジを含めた交通処理体系を検討することを前提に、当面は現状の二俣架道橋を生かしながら、橋の前後にすれ違いしやすい箇所を設けるなどの工夫や一方通行の車両規制を検討するとともに、円滑な自動車通行、自転車、歩行者の安全確保に努めてまいりたいと考えております。
 続きまして、コミュニティバスの運行の検証と今後の見通しについてお答え申し上げます。
 初めに、社会実験運行における利用者からの要望につきましてでございますけれども、コミュニティバスは10月から社会実験運行を開始いたしまして、現在まで約2カ月間が経過しておりましたが、この間に利用者の皆様から多くの意見、要望をいただいております。その内容を大きく分類しますと、運行計画に関すること、実際のバス利用に関することの2点になろうかと思います。1点目の運行計画に関することにつきましては、運行本数をふやしてほしい、ルートの変更をして他の施設へアクセスしてほしいという意見が大半を占めております。これらは国土交通省の運行許可の関係や時刻表の調整、また、運行経費との兼ね合いも出ますので、即時に対応することは難しいものの、今後の検討すべき課題ととらえております。2点目の実際のバス利用に関するものにつきましては、保健医療福祉センターでの乗り継ぎができなかった、延伸ルートを利用して動植物園へ行く場合、動植物園に着くのが午後になってしまった、現代産業科学館で北東部から南部に乗り継げなかったなどの意見をいただいております。先ほどお答えしましたとおり、時刻表の変更は今後の検討となりますが、保健医療福祉センター及び現代産業科学館での乗り継ぎの問題につきましては、乗り継ぎ券の発行や相互のバス乗務員で乗り継ぎ客の有無についての連絡をとり合うことで改善してまいりました。
 次に、アンケート調査の状況でございますけれども、去る11月6日の日曜日と10日の木曜日の2日間に利用者への聞き取り、アンケート調査を実施しました。質問事項のうち、利用目的につきましては、休日では「買物」が50%、「公共施設利用」が12%、平日では「買物」が約27%、「通院」が21%、「公共施設利用」が11%となっております。次に、外出回数の変化でございますけれども、約40%を超える人が「増えた」と回答しております。また、今後の利用意向につきましても、約95%を超える人が「今後も利用する」と回答いただいております。
 引き続き南部ルート、延伸ルートの増便についてでございますけれども、延伸ルートを増便することで基本ルートの運行時間が長くなり、基本ルートの運行本数を減便しなきゃならないことが考えられますし、また、田尻地区にありますショップス先までの運行ルートの延伸につきましても、約1.2q、時間にして6分でございますけれども、運行ルートを延伸することは運行間隔が長くなることにも直結しております。また、延伸ルートを利用しての浦安市川市民病院の受け付け時間に対するダイヤ設定につきましては、これまでの社会実験運行により、浦安市川市民病院への通院ニーズがあることが顕在化いたしました。以上、このような状況も十分考慮いたしまして、さらに市民ニーズにかなったものに対応してまいりたいと考えております。
 最後になりますが、今後の見通しについてでございますけれども、先ほどお答えしましたとおり、現在、沿道住民4,000人を対象にアンケート調査を実施しております。主な調査内容としましては、コミュニティバスの利用動向、今後の利用意向、運行計画の改善要望などを中心に23項目の調査を実施しております。このアンケート調査の集計及び解析につきましては十分な時間を要しますが、1月中旬には解析結果が出ると考えられますので、作業を急がせます。今後は、このアンケート調査結果や利用状況などを踏まえた中で、本年度内には、来年度以降の運行につきまして本格運行に移行するか、導入を取りやめるか、また引き続き社会実験を行い、検証していくかの決定をしてまいりたいと考えております。また、あわせまして、交通不便地域の解消策として、コミュニティバスという手法で十分効果が発揮できるのかという点につきましても検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

前の発言へ 次の発言へ 一覧へ戻る 発言検索


●このページに掲載されている情報の問い合わせ
市川市 議会事務局 議事課
〒272-8501
千葉県市川市南八幡2丁目20番2号
議事グループ 電話:047-334-3759 FAX:047-712-8794
調査グループ 電話:047-712-8673 FAX:047-712-8794