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会議録 (2008年12月 第6日目 2008年12月10日 )

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発言者:田草川信慈行徳支所長

 塩浜地区のまちづくりに関連する2点のご質問にお答えいたします。
 初めに、コンベンションなどが開催できる大型ホテルの建設に対する市の考え方でございます。塩浜地区のまちづくりにつきましては、当該地区の先駆けとして、塩浜2丁目の市川塩浜駅より南側の約12haの地権者と具体的な整備計画を検討するために、現在、市川塩浜地区第1期まちづくり推進協議会を平成19年6月に設立したところでございます。平成20年2月になりまして、関係地権者の間で土地区画整理事業によります基盤整備を進めるという合意が得られました。そこで、事業成立の可能性について市場調査を実施いたしました。市場調査の対象につきましては、物販、医療、家電、ホームセンターなどの商業系、それからアミューズメント、ホテル、スポーツクラブ、温浴施設、結婚式場などでございます。これらの企業にアンケート調査を実施しましたところ、商業系などにつきましては、既に京葉線沿線、新浦安、船橋方面にそれぞれ大規模な商業施設がありまして、また三番瀬南側、あるいは近郊緑地側には商圏がないということもありまして、商業系の進出はなかなか難しいという結果が出ております。しかし、ホテルにつきましては、塩浜地区に進出を検討するという複数の回答を得ております。
 この塩浜地区のホテルの建設につきましては、まず、昨年度に市川塩浜駅南市有地有効活用事業というものを実施いたしました。民間事業者を募集したところ、ビジネスホテルが提案されております。このホテルの規模としましては、客室数が108室、そのほかにコンビニエンスストアと食堂と多目的集会スペースがありまして、平成21年の夏ごろにオープンする予定となっております。
 それから、塩浜地区周辺のホテルの状況につきましては、妙典の駅前に1件のホテルがございます。これは連日満室になることが多いというふうに聞いております。また、新浦安、舞浜地区には客室50室以上のホテルが現在19軒ありまして、客室数を合計しますと約8,000室にも上ります。これは浦安にある東京ディズニーランド、ディズニーシーが年間約2,500万人の入場者数があるということから、その多くの来場者が先ほど申し上げましたホテルを利用しているというふうに聞いております。また、平成19年3月ごろに塩浜地区について、ディズニーランドなどの施設を運営している民間事業者にヒアリングを行ったところ、全体としてホテルの需要はまだあり、塩浜地区であれば場所的にも宿泊客の需要が見込まれるとの意見をいただいております。
 そこで、ご質問のホテルの建設でございますが、これらの状況を考えますと、塩浜地区のホテルの建設につきましては、大小あるんですが、可能性は十分あるのではないかというふうに考えております。しかしながら、現在の塩浜地区は、市川塩浜駅周辺を除きまして、主に工業専用地域の用途地域になっておりまして、ホテルなどの宿泊施設は建設することができないという都市計画上の課題がございます。そこで、まちづくりの目標や公共施設の整備方針など、地区特性に応じたきめ細かなルールを定めることによりまして用途を緩和できる地区計画制度を活用してまちづくりを進めたいと考えております。したがいまして、塩浜地区のまちづくりが、全体が進むことによりましてホテル建設を誘導できることになります。
 なお、ご質問のありました、コンベンションなどが開催できる大型のホテルの建設についてであります。先ほど言いましたように、小さい規模のホテル、あるいはディズニーに行く簡易な宿泊だけのホテルであれば、いつでもできるというふうには思っているんですが、大きなホテルにつきましては、塩浜地区に隣接する新浦安、舞浜地区には宴会場や会議場などを備えた大規模なホテルが多数立地しております。したがいまして、市場調査の結果では、大規模なホテルではなくて、小中規模程度のホテルであれば可能性が高いのではないかというような報告を受けているところでございます。いずれにいたしましても、土地利用の計画段階から公募することを予定しておりますので、ホテルの建設につきましては、民間事業者が計画地の立地条件、ホテル規模などを調査、検討しまして、どういった規模と内容にするかなどを判断して提案してくることになると思います。市といたしましても、日ごろから浦安のホテルに行くたびに、私自身、大変悔しい思いをしております。ホテルの必要性については十分認識しております。そこで、今後もその進出について民間の意向を探りながら、市として、ホテルが立地しやすい基盤整備だとか周辺整備を検討するなど、前向きに取り組んでまいりたいと思っております。
 それから次に、2点目のロケーションを生かしたまちづくりについてでございます。まず、塩浜地区には主要な交通施設として湾岸道路と京葉線がございます。また、その位置は都心にごく近く、羽田空港と成田空港の中間に位置しているということでございます。ただし、隣接する浦安市にはディズニーランドとディズニーシー、また新浦安や舞浜には大きな商業施設とかホテル群があります。船橋市にはららぽーとなどがございます。塩浜地区の南北には三番瀬と行徳近郊緑地がありまして、自然環境とか静かさという面では恵まれておりますけれども、商圏としては不利な条件となっております。塩浜地区は、こうした特異なロケーションの中ではありますが、これを有利に生かしてまちづくりをしていかなければならないと認識しております。
 そこで、行徳臨海部の近郊緑地、三番瀬などの自然環境を生かしたまちづくりの考え方につきましては、平成14年12月に市民、地権者などとの協働によりまして、三番瀬の再生と行徳臨海部のまちづくりに関する行徳臨海部基本構想を策定しております。さらに平成17年8月には、地域のロケーションを踏まえまして、塩浜地区におけるまちづくりの将来像、土地利用及び基盤施設等の整備の方針、まちづくりの進め方などを示した塩浜地区まちづくり基本計画を策定いたしました。したがいまして、塩浜地区の今後の具体的なまちづくりにつきましては、これらの基本構想、基本計画に沿って、地権者の動向を踏まえながら進めていきたいと考えております。このことから、地権者の動向に合わせて段階的に事業を進めようと考えておりまして、現在、まちづくりの意思を表明している地権者と協働して、1期地区のまちづくりに向けて協議、検討を行っております。この第1期のまちづくりが順調に進むことができれば、これがきっかけとなって塩浜第2地区のまちづくりについても誘導できるのではないかというふうに考えております。
 以上でございます。

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