更新日: 2018年11月15日

いちかわ市議会だより平成28年2月13日号

1面(12月定例会号)

障害者福祉施設条例を一部改正
梨香園など3施設を民営化


 市議会は、平成27年12月定例会を11月27日から12月11日まで開催しました。
 12月定例会では、市長から、市川市障害者福祉施設の設置及び管理に関する条例の一部改正、マイナンバー法に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定についての他、平成27年度市川市一般会計補正予算(第2号)などの議案39件が提出され、これら市長提出議案等をすべて一括議題として、各会派が代表質問を行いました。また、議員からは、市川市議会会議規則の一部改正、ブラッドパッチ療法の保険適用及び脳脊髄液減少症の治療推進を求める意見書の提出についてなどの発議9件が提出されました。その他、25人の議員による一般質問を行いました。
 本会議での採決の結果、市長提出議案の39件をいずれも原案通り可決しました。議員提出議案については、市議会会議規則の一部改正案1件及び意見書案6件を可決、2件を否決しました。また、請願4件を不採択としました。この他、市長から、専決処分の報告1件がなされました。
 (代表質問は2~3面、一般質問は2~5面、審議結果一覧は6面に掲載)

2月定例会以外も代表質問制を導入

 市議会は、平成27年から2月定例会において代表質問制を導入しましたが、今定例会から、2月定例会以外でも代表質問制を導入しました。
 代表質問は、会派の政策的な質問を中心に行うこととし、議案質疑は大綱にとどめ、詳細は付託する委員会に委ね、もって委員会審査の充実を図るものです。


◆主な議案

○市川市障害者福祉施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について
 障害福祉サービスの更なる充実と経営の効率化を図ることを目的として、南八幡ワークス、チャレンジ国分及び梨香園の運営を民間事業者に引き継ぐことから、これらの施設の公の施設としての供用を廃止するものです。

○市川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定について
 「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」(マイナンバー法)の制定に伴い、同法に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関し必要な事項を定めるものです。

○平成27年度市川市一般会計補正予算(第2号)
 一般会計補正予算案は、歳出において、私立保育園保育委託料など、歳入において、固定資産税現年課税分など、それぞれ約11億294万円を追加し、歳入歳出の総額を1373億3266万円とするほか、養護老人ホームいこい荘指定管理料(平成27年度)等を債務負担行為に追加する等の措置を行うものです。

○債権の放棄について
 廃止前の市川市重度身体障害者短期入所事業実施規則に基づくねたきり老人等の短期入所の利用に係る実費及びこれに係る遅延損害金、千葉県心身障害者扶養年金条例に基づく掛金及びこれに係る遅延損害金、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律による生産活動の機会の提供を行うために締結した物品委託加工契約に基づく加工料及びこれに係る遅延損害金、市川市営住宅の設置及び管理に関する条例に基づく家賃及びこれに係る遅延損害金などについて、時効期間の満了などにより今後の徴収が見込めないことから、これらの支払請求権を放棄するものです。

◆報告

 12月定例会では、専決処分の報告1件がなされました。


市川市議会会議規則の一部改正案を可決
出産による欠席事由を明記

 市議会は、近年の男女共同参画の状況に鑑み、市議会における男女共同参画を一層推進するため、本会議及び委員会の欠席事由として出産に係る事項を明記する、市川市議会会議規則の一部改正案を発議し、全会一致でこれを可決しました。
 従来の規則では、本会議及び委員会の欠席事由は「事故のため」とされており、出産に伴う欠席もこれに含めていましたが、今回の改正で、出産が事故とは別の欠席事由として明記されることとなりました。加えて、配偶者の出産時における立会い等のための欠席についても規定し、市議会としての男女共同参画の考え方を一歩進めるものです。


●議員からの寄附やあいさつ状(答礼のための自筆によるものを除く)は公職選挙法で禁止されています●

 

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