更新日: 2018年11月15日

いちかわ市議会だより平成28年2月13日号

5・6面(12月定例会号)

5面

■常任委員会の視察

○総務委員会
【日程】
平成27年10月27日~29日
【視察地及び視察項目】
・高知市 女性の視点を生かした災害対策
・高松市 平和啓発推進事業
・徳島市 地域と協働する防災対策
【主な視察内容】
 高知市は、女性職員のみで構成する検討委員会を設置し、その検討成果を防災計画や周知活動に反映させている。高松市は空襲等地域の戦争被害を語り継ぐため、平和記念館の展示等に工夫を凝らしている。徳島市は、災害時に協力する自治会や事業者の登録制度を導入し、地域の自助を促進している。

○健康福祉委員会
【日程】
平成27年11月4日~6日
【視察地及び視察項目】
・出雲市 高齢者に関する特徴的な施策
・倉敷市 子育てしやすいまちづくりに向けた先進的な取り組み
・明石市 離婚後のこども養育支援
【主な視察内容】
 出雲市は、独自の体操プログラムを取り入れた介護予防策や、高齢者が高齢者を介護する世帯に対する支援を行っている。倉敷市は、子ども条例の理念の下、子育てしやすい環境整備を積極的に推進している。明石市は、弁護士資格を有する職員を配置し、こどもの人権に配慮した支援を行っている。

○環境文教委員会
【日程】
平成27年11月4日~6日
【視察地及び視察項目】
・仙台市 ごみの減量・再資源化の取り組み
・秋田市 学力向上の取り組み
・大仙市 英語指導力向上事業
【主な視察内容】
 仙台市は、ごみ有料化後も早朝巡回指導で不適正排出を抑制する等、更なるごみ減量化に努めている。秋田市は、基礎学力調査を毎年行うと共に、教職員の質向上のため全市一斉授業研究会等の実施にも取り組む。大仙市は、大曲中を英語教育の拠点校として取り組み、英語の教育専門監も配置している。

○建設経済委員会
【日程】
平成27年11月4日~6日
【視察地及び視察項目】
・北九州市 北九州版コンパクトシティ
・唐津市 虹の松原再生・保全事業
・福岡市 福岡市東部水処理センター
【主な視察内容】
 北九州市は、街なか重視のコンパクトなまちづくりを推進し、様々な施策を総合的に展開している。唐津市は、地域の住民や企業等と協働で松原内の広葉樹の伐採やマツ過密林の除伐等を行っている。福岡市は、下水処理水をトイレの洗浄用水等として有効利用するための再生処理施設を整備している。


■「百条委員会」委員長から議会に中間報告
政務活動費等により切手を大量に購入した議員の調査に関する特別委員会

 12月定例会では、12月11日の本会議において、「政務活動費等により切手を大量に購入した議員の調査に関する特別委員会」(百条委員会)の松井努委員長から審査経過につき中間報告がなされました。
 委員長からは、10月以降に開催された委員会において、小泉文人議員、松永鉄兵議員及び青山ひろかず議員の3名に対し証人尋問を行い、湯浅止子議員及びかつまた竜大議員の2名を参考人として招致したこと、関係者に対し更に記録の提出を求めたこと、また、調査事項を追加する決議案が提出・可決されたこと、後日同決議について再審査のための招集請求がなされ、再審査に付すこと及び同決議の撤回について可決したこと等の報告がなされました。


■東京外郭環状道路特別委員会
国などからの説明に対し各議員が質疑

 東京外郭環状道路特別委員会を平成27年10月23日に開催し、国等の事業者を招き、外環道路に関する審査を行いました。
 委員会では、供用開始後の環境監視計画等について説明を受けた後、各委員から、29年度末の供用開始は計画通り可能か、また外環道路から第一交差点(外環道路から出て1つ目の交差点)までの用地取得の状況等について質疑を行いました。これに対し、事業者からは、全区間において慎重に工程を確認しながら29年度の開通に向け最大限努力すること、また第一交差点については対象の20路線中13路線が取得済みであり、残り7路線も鋭意手続きを進めている等の答弁がなされました。

 

6面

■人事議案

 12月定例会には、市長から、監査委員の選任についての議案が提出され、議会はこれに同意しました。
 監査委員 白土 英成
 白土氏は、平成20年に初めて選任され、今回は再任となります。(敬称略)


■請願

 12月定例会には、新たに請願1件が提出され、継続審査事件3件とあわせて所管の各委員会で審査しました。
 議会は、これらの4件とも不採択としました。(審議結果はこちら


■意見書

 12月定例会には、意見書案8件が提出され、議会はこのうち6件を可決(うち1件は可否同数による議長裁決)し、2件を否決しました。
 可決した意見書は、12月15日に関係行政庁等へ送付しました。(審議結果はこちら

○ブラッドパッチ療法の保険適用及び脳脊髄液減少症の治療推進を求める意見書(要旨)

 脳脊髄液減少症は、身体への強い衝撃により脳脊髄液が漏れ、頭痛、目まい、吐き気、倦怠感等の様々な症状が出る病気だが、症状が外見上見えず、医療現場等の無理解に、患者・家族は肉体的・精神的苦痛を味わってきた。
 ブラッドパッチ療法は「先進医療」として平成24年に承認され、26年1月に行われた先進医療会議においては、同療法の有効率は82%と報告されている他、「外傷を機に発生する、脳脊髄液の漏れ」の診断基準の研究がなされており、同療法の保険適用が切に望まれる。
 よって、本市議会は政府に対し、下記事項の早期実現を強く要請する。
1.脳脊髄液減少症の治療法であるブラッドパッチ療法の保険適用化
2.厚労省の研究事業における18歳未満の症例の追加
3.早期発見・早期治療のための、医療関係機関への情報提供の徹底


■平成28年定例会開会予定日

 2月定例会 2月17日(水)
 6月定例会 6月10日(金)
 9月定例会 9月2日(金)
 12月定例会 12月2日(金)

※上記は予定であり、事情により変更される場合があります。

[議案等の審議結果一覧]


■会派別議員名簿

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