更新日: 2019年2月9日

いちかわ市議会だより平成31年2月9日号

7・8面(12月定例会号)

7面

■常任委員会の視察

○総務委員会
【日程】
平成30年10月31日~11月2日
【視察地及び視察項目】
・高松市 文書管理体制の再構築の取り組み
・神戸市 「アーバンイノベーション神戸」の取り組み
・尼崎市 公共施設の最適化とマネジメント
【主な視察内容】
 高松市は、未来の市民に説明責任を果たすことを目的とする公文書管理条例の制定や歴史的文書としての保存を担う公文書館の整備を柱として文書管理体制の再構築を行った。神戸市では、行政とIT起業家等の協働による地域課題解決サービスの開発を民間ならではのスピード感で進めている。尼崎市では、公共施設の保全に係る情報の一元化と共有により財政負担の平準化を図っている。

○健康福祉委員会
【日程】
平成30年10月29日~31日
【視察地及び視察項目】
・福井市 子どもの一時的な預かり事業
・富山市 富山型デイサービス
・長野市 「こども広場じゃん・けん・ぽん」
【主な視察内容】
 福井市は、病(後)児保育事業、すみずみ子育てサポート事業等、子どもの一時的な預かり事業に注力している。富山市は、年齢や障がいの有無を問わず、誰もが一緒に住み慣れた地域でケアを受けることができる富山型デイサービスを推進している。長野市は、NPO法人を指定管理者として、子ども達の健やかな成長に寄与する「こども広場じゃん・けん・ぽん」の事業を実施している。

○環境文教委員会
【日程】
平成30年10月24日~26日
【視察地及び視察項目】
・岐阜市 ICT教育の推進
・伊丹市 特別支援教育の推進
・浜松市 エネルギー政策の取り組み
【主な視察内容】
 岐阜市は、小・中学校においてタブレットPCの導入やプログラミング教育を推進し、ICT環境の充実を図っている。伊丹市は、インクルーシブ教育の推進を掲げ、児童が地元の学校に通えるよう、児童の症状に合わせた特別支援学級を各学校に開設している。浜松市は、市内外の企業等との共同出資により株式会社浜松新電力を設立し、再生可能エネルギーの地産地消を目指している。

○建設経済委員会
【日程】
平成30年10月22日~24日
【視察地及び視察項目】
・北九州市 北九州市環境首都総合交通戦略
・熊本市 熊本地震における下水道施設の被害状況及び施設の耐震化
・鹿児島市 公共交通(バス交通)の維持・確保対策
【主な視察内容】
 北九州市は、環境首都総合交通戦略を作成してバス路線の見直し等に取り組んだ結果、公共交通機関の利用者数の減少を食い止めた。熊本市は、平成28年に発生した熊本地震の被害を教訓に、マンホールトイレの増設や下水道BCPの見直しを行うなど、災害時の体制整備を進めている。鹿児島市では、公共交通ビジョンを作成して公共交通(バス交通)の維持・確保対策等に努めている。
 

■特別委員会の視察

○東京外郭環状道路特別委員会

【日程】
平成30年11月7日~8日
【視察地及び視察項目】
・三軒寺前広場の概要及び活用方法(伊丹市)
・道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」(神戸市)
・第二京阪道路の環境施設帯の整備状況及びVSPの活動状況(交野市)
【主な視察内容】
 三軒寺前広場は、一般社団法人国土政策研究所が主催する第2回まちづくり広場賞を受賞し、年間約100日間にわたり様々な催しが行われている。道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」は、平成22年度に活性化検討会を経て再編され、現在は市外から多くの来客がある。第二京阪道路は、地域住民グループなどに一定の区画の清掃や植樹管理を任せることで、環境の維持に努めている。

○行徳臨海部特別委員会
【日程】
平成30年11月7日~8日
【視察地及び視察項目】
・佐世保市 三浦地区のまちづくり
・長 崎 市 第3次長崎市水産振興計画に基づく取り組み
【主な視察内容】
 佐世保市では、市の中心部に位置する港湾部において、人々の交流から活気や賑わいが生まれることを目指す「三浦地区みなとまちづくり計画」を策定して、対象エリアを3つに分類した土地利用を進めている。長崎市では、水産振興に係る課題を克服し、魚の美味しいまちの強みを活かした水産業の発展を図るため「第3次長崎市水産振興計画」を策定し、市全体の発展を目指している。

8面

■議会運営委員会の視察
【日程】
平成30年11月12日~14日
【視察地及び視察項目】
・甲賀市 議会だよりの編集
・彦根市 視察対応プロジェクトチーム/予算委員会の運営/議場開放事業
・磐田市 議会改革の取り組み(特に予算決算委員会の運営)
【主な視察内容】
 甲賀市では、議会だよりの企画・特集記事の原稿を議員が作成し、広報特別委員会で編集している。彦根市は、他市からの視察の対応を議員で構成するプロジェクトチームで行っている他、議会報告会や子ども議会を開催し、議会や議場を身近に感じてもらう取り組みを行っている。磐田市は常任委員会として予算決算委員会を設置し、予算と決算を連動させて審査する体制を構築している。


■東京外郭環状道路特別委員会
 環境施設帯の整備などについて各委員が質疑

 東京外郭環状道路特別委員会を平成30年10月19日に開催し、国等の事業者を招き、外環道路に関する審査を行いました。
 委員会では、開通後の事業の進捗状況等について事業者から説明を受けた後、各委員から、未整備区間が残る副道や歩道など環境施設帯の整備状況についての他、小塚山公園の樹木の復元について、小塚山トンネル内の道路冠水対策について、中央分離帯のある交差点へのベンチの設置等について質疑を行いました。
 これらの質疑に対し、事業者からは、環境施設帯については30年度末までに9割の区間で供用することを目標に整備を進めていること、小塚山公園の樹木については30年度中に復元が完了する予定であること、小塚山トンネルの冠水対策については路面清掃や排水構造物補修等を行い適切に管理していくこと、また、中央分離帯のある全ての交差点については30年度中にベンチ機能を有する防護柵を設置していく等の答弁がなされました。


■請願

 12月定例会には、新たに請願2件が提出され、所管の各委員会で審査しました。
 議会は、このうち1件を採択、1件を不採択としました。
請願の審議結果はこちらのPDFファイルをご覧ください


■意見書

 9月定例会には、意見書案8件が提出され、議会はこのうち6件を可決し、2件を否決しました。
 可決した意見書は、12月14日に関係行政庁等へ送付しました。
意見書案の審議結果はこちらのPDFファイルをご覧ください

○稲越町に信号機の設置を求める意見書(要旨)

 市川市稲越町の市道2006号及び2007号は、朝夕の通勤通学時間帯に大変交通量が多く、特に稲越小学校の通学路であるため、登下校時には多くの児童が通行している。
 また、市道2007号西側の幅員が狭いため、市道2006号の南北から市道2007号への自動車の右左折がしづらい他、平成30年6月の外環道路、国道298号開通により自動車の交通量はますます増えており、中には交差点で停止せずそのまま通行する自動車もあり大変危険な状況である。
 よって、本市議会は千葉県に対し、この安全対策として、同交差点に点滅信号機の新設を強く要望する。


■平成31年定例会開会予定日

2月定例会 2月18日(月)
6月定例会 6月14日(金)
9月定例会 9月6日(金)
12月定例会 11月29日(金)

※上記は予定であり、事情により変更される場合があります。


■議案等の審議結果一覧

 →議案等の審議結果一覧はこちらのPDFファイルをご覧ください。


■会派別議員名簿

 →会派別議員名簿はこちらのPDFファイルをご覧ください。
 
 

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