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藤田喬平 プロフィール

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更新日: 2009年5月27日
市川の文化人藤田喬平プロフィール
市川市名誉市民藤田喬平、文化勲章受章
藤田喬平 文化人展会場にて
 平成14年10月31日(木)、市川市名誉市民であるガラス工芸家藤田喬平氏が、平成14年度文化勲章を受章され、授賞式 が平成14年11月3日に皇居で行われました。

 この度の受賞は、市川市民にとりましても、大変名誉なことであります。藤田喬平氏の受賞 を市民と共に心よりお喜び申し上げたいと思います。

平成17年「追想 藤田 喬平ガラスの世界」が開催されました。

 平成14年11月16日(土)〜12月1日(日)まで市川市文化会館で開催する「市川市収蔵美術作品展」で、藤田氏の作品を2点紹介します。

平成12年度の市川の文化人展「藤田喬平の世界展」でも紹介しました。

プロフィール

 藤田喬平氏は、東京美術学校(現東京芸術大)で彫金を学び、1946年の第1回日展にも入選しましたが、ガラス工芸に転向しました。日本の伝統美を現代的視点でとらえた作品は、国 際的にも評価が高く、“現代の琳派”と評されています。色ガラスに金箔を混ぜた「飾筥(かざりばこ)」は、独自の分野を確立したと国内外で高い評価を受けました。

大正10
(1921年)
  現在の東京都新宿区百人町に生まれる
昭和19
(1944年)
23歳 東京美術学校工芸科彫金部卒業
昭和22
(1947年)
26歳 岩田工芸硝子に入社
昭和30
(1955年)
34歳 市川市北方に転居
昭和32
(1957年)
36歳 上野松坂屋にて第1回「藤田喬平手吹きガラス器新作展」開催
昭和36
(1961年)
40歳 日本橋高島屋にて「藤田喬平硝子工芸創作展」開催。以降毎年開催
昭和39
(1964年)
43歳 日本橋高島屋第4回個展にて、流動ガラス「虹彩」発表
昭和42
(1967年)
46歳 日本橋高島屋第7回個展にて、流動ガラス十数点発表
昭和48
(1973年)
52歳 日本橋高島屋第13回個展にて、飾筥最初の作品「菖蒲」発表
昭和50
(1975年)
54歳 デンマークの「世界のスタジオグラス展」に招待出品。日本を代表するガラス作家として高い評価を受ける。海外へ招待出品が頻繁となる
昭和51
(1976年)
55歳 日本ガラス工芸協会会長就任
昭和53
(1978年)
57歳 日本橋高島屋第18回個展にて、ベネチアアムラーノ島にて制作の新作「カンナ文様ガラス器」発表
昭和55
(1980年)
59歳 『藤田喬平手吹きガラス作品集』(アート社)刊行
昭和56
(1981年)
60歳 スウェーデン・オレフォース社にてクリスタル・ガラス作品を制作。千葉県立美術館にて第1回「千葉美術工芸展」に、代表委員として出品。
以降平成6(1994年)まで毎年出品
昭和58
(1983年)
62歳 『藤田喬平版画集』(現代版画センター)刊行
昭和59
(1984年)
63歳 日本橋高島屋第25回個展にて、「風」「創生」など新たな造形上の大作発表
昭和60
(1985年)
64歳 NHK日曜美術館「アトリエ訪問―ガラスに日本美をこめて―」放映
昭和61
(1986年)
65歳 第25回「日本現代工芸美術展」に招待出品し文部大臣賞受賞。『雅びの夢―藤田喬平ガラス』(京都書院)刊行
平成元
(1989年)
68歳 恩賜賞・日本芸術院賞受賞。日本芸術院会員に就任
平成3
(1991年)
70歳 朝日新聞社主催「古希記念 藤田喬平の世界展」開催(東京、大阪、京都、横浜高島屋巡回)
平成4
(1992年)
71歳 富山市民プラザ・アートギャラリーにて「藤田喬平ガラス造形の世界展」開催
平成6
(1994年)
73歳 勲三等瑞宝章受賞 
平成8
(1996年)
75歳 宮城県松島に藤田喬平美術館開館
平成9
(1997年)
76歳 文化功労者となる。紺綬褒章受賞
平成10
(1998年)
77歳 アメリカ、ガラス・アート・ソサエティーよりライフタイム・アチーブメント・アウォード受賞
平成11
(1999年)
78歳 市川市名誉市民となる
平成12
(2000年)
79歳 『2000年記念 藤田喬平のガラス』(求龍堂)刊行。日本橋三越にて「一期一会 小倉遊亀・藤田喬平展」開催。「市川の文化人展―藤田喬平の世界展」開催
平成13
(2001年)
80歳 デンマーク コペンハーゲン装飾美術館にて個展開催。傘寿記念個展開催
平成14
(2002年)
81歳 文化勲章受章

主要参考文献

『藤田喬平美術館・作品集』 藤田喬平美術館 1996年
『藤田喬平のガラス芸術展』図録  黄金崎ガラスミュージアム 1998年
『2000年記念 藤田喬平のガラス』 求龍堂 2000年
『City Voice No.27』「アトリエ訪問 藤田喬平さん」 市川市 2000年
多彩な色彩と文様で独創性溢れる「飾筥」「オブジェ」「花器」
 きっかけなど何もなかった。とにかく小さい頃からガラスがやりたかった。専門の学校もなく、東京美術学校で彫金を専攻。実際の技術はガラス工芸会社で覚えたが、一年半で退社。以来ずっと一人でガラスとつきあってきた。「人間ていうのはどんどん変わる」。空気や生活の中から生まれたその時々の心を表現し続ける。その藤田さんが独自の”日本の美”を追求したのが飾筥。金・プラチナ箔によって装飾された作品が世界の注目の的に。しかし、立ち止まったりはしない。「ガラスは形が自由自在。透明にも半透明にもなれる。可能性が一番あるよ。」今は「形のないイメージを形にする」オブジェづくりに意欲を見せる。そして一年の数ヶ月は外国へ。「ガラスは世界中どこでも同じ。僕は最初からインターナショナルを目指していたんだ。」どうやら、長年の研鑚と独創性が認められ、平成元年日本芸術院会員、平成9年文化功労者、平成11年市川市名誉市民の顕彰を受けた。 (ちらしより)

関連リンク

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