更新日: 2019年4月5日

市川市代表団がイッシー・レ・ムリノー市へ公式訪問しました

 平成21年4月14日(火)から19日(日)、市長以下職員2名がフランス共和国イッシー・レ・ムリノー市へ公式訪問しました。
 
 先に、フランス共和国の公共部門担当閣外大臣を兼務されている、イル・ド・フランス州イッシー・レ・ムリノー市(以下「イッシー市」)のアンドレ・サンティニ市長が、外務省の招請で3月に来日された際、首都圏のIT先進自治体の視察を希望し、本市を訪れました。
 
 この訪問では、本市のITに関する施策や文化・教育施設の紹介を行うとともに、意見交換の席では、サンティニ市長から本市とのITを核とした交流について熱い希望が述べられ、今後、双方にとって過度の負担にならず、両市にとって意義のある交流を進めていくため、イッシー市へ招請したい旨の申し出がありました。
イッシーレムリノー市市長
 本市はこれまで、電子自治体の構築を軸に、情報都市づくりを目指す自治体の共通する課題に対して、海外都市との交流の中で、相互に学び合い課題解決に繋がる成果を上げてきました。
イッシー市は、EU(欧州連合)の中でも情報通信技術の分野で最も発達した情報先進都市で、電子化による行政改革等を積極的に進めている自治体として知られ、市民の情報化レベルが高い地域と内外の評価を得ていますことから、イッシー市の諸施策の視察は、大変有益で興味深いものと考えました。
 
 イッシー市と市川市は、パリと東京という首都に隣接し、大都市圏における位置関係にとどまらず、電子自治体の構築構想、情報通信技術を生かした協働によるまちづくり、コミュニティ施策、子ども・子育て支援への取り組み、広域行政など、本市と多くの共通点を持っているところから、今後の都市間交流の可能性について、市長以下2名の職員が現地を視察し、両市の行政間の交流の広がりに地元メディア等の関心の高さを感じられました。
 
 今回の訪問により、両市が互いに関心のあるIT分野の全般についてはもとより、文化の創造、芸術活動への支援分野、広域連合関係や、都市計画策定のプロセスでGIS(コンピュータ上で様々な地理空間情報を重ね合わせて表示するシステム)を活用した市民参画の方法等については、本市が抱える課題解決の重要なキーワードとして参考になる先進的取り組みを視察することができました。
 
 
 
両市長の対談

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