第6回日仏自治体交流会議

平成30年10月9日から11日まで、熊本県熊本市で開催された第6回日仏自治体交流会議に参加しました。

本会議は、姉妹都市関係にある日仏両国の自治体が一堂に会し、両国の自治体が抱える共通の課題について議論することを目的に、一般財団法人自治体国際化協会、通称CLAIR（クレア）の主催で開催されています。1対1という自治体間交流の枠組みを超え、多面的な自治体間交流のモデルを提議するものです。

今回の会議では、「成熟社会における都市の魅力と価値の向上」という全体テーマが掲げられ、基調講演と日仏3自治体による基調発表の後、「誰もが移動しやすい公共交通」、「青少年のグローバルな人材育成」、「自治体間の連携～文化、観光、経済開発及び危機管理における取り組み～」の3分科会に分かれて、各自治体の取り組みの発表や意見交換が行われました。

本市は、「青少年のグローバルな人材育成」の分科会に参加し、「市川市における青少年の国際理解に向けて」というテーマでプレゼンテーションを行いました。本分科会には、本市のパートナーシティであるイッシー・レ・ムリノー市も参加し、千葉商科大学付属高等学校とイオネスコ高校との相互派遣を中心とした青少年交流と育成強化に向けた取り組みについて発表しました。

また、本会議日程の前にイッシー・レ・ムリノー市副市長及び国際交流課長が市川市に来市し、学校間交流を行っている千葉商科大学付属高等学校やジャポニスム2018で行徳神輿の紹介を行う中台製作所を中心とした市内視察を行いました。