設計監理課

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更新日: 2017年9月12日

市有建築物耐震化整備プログラムの完了について

 市川市では平成18年の耐震改修促進法の改正を受け、平成9年より行ってきております市有公共建築物耐震補強工事を迅速的かつ計画的に行うため、平成20年に「市川市市有建築物耐震化整備プログラム」を策定しました。そして、法に位置づけられました特定建築物の耐震化完了年度を前倒しし、平成25年度を整備完了年度と定めております。
 現状(平成26年3月現在)特定建築物278棟について、別添一覧表のとおり進捗したことから「市川市市有建築物耐震化整備プログラム」を完了するものです。
 

耐震補強工事の紹介
平成9年より多くの耐震補強工事を行ってきました。ここでは主な耐震補強の紹介と、その補強の効果を簡単に説明いたします。
 
■耐震壁(鉄筋コンクリートの壁)による補強
小中学校の廊下などに鉄筋コンクリートで壁を作り、建物の強度を高めます。補強する場所に鉄筋を組み、コンクリートを打設するもので、大変大きな強度が確保できる一般的な工法です。この耐震壁に、明り取りの窓や教室への出入り口、大きな掲示板などを設置した学校もありました。 
 
鉄筋組立て中 コンクリート打設後 完成

■鉄骨ブレースによる補強
一般的に小中学校の耐震補強で最も多く使われており、よく知られている補強工法です。
建物の内側や外側に鉄骨でできたブレース(斜材)を設置し、建物の強度を高めています。出来る限り、生徒の動線に影響を与えないように配置しています。
 
鉄骨ブレース 取付中 完成
鉄骨ブレース 取付中 完成
                                                                    
■特殊な工法による補強
建物特性や施工上の条件などから、一般的な工法(耐震壁や鉄骨ブレース)での補強が困難な場合に採用した工法です。例えば、市営住宅など居住者が生活を営みながら耐震補強を行う場合などは、室内での工事が困難であるため、全てを外側から行う必要があり、またバルコニーにブレース(斜材)を設置すると出入り・採光に支障をきたすことから、特殊な工法(PC外付けフレーム工法*1)を採用しています。
*1(プレキャストコンクリート外付けフレーム工法:コンクリート柱や梁を工場で製作し、現場で組み立てる工法。出入り・採光上の問題がなく建物を使いながらの補強も可能となり、現地作業も少なくできる利点があります。)
 
外付けRCブレース工法  PC外付けフレーム工法
PC鋼棒緊張ブレース工法 PC鋼棒緊張ブレース工法
 
 ■耐震スリットの設置
新たに壁を設けたりして、建物強度を直接的に向上させる耐震補強以外に、補助的・間接的な補強になりますが耐震性能を向上させるため柱の周囲に取り付く壁部分に耐震スリット(すき間)を設ける工法もあります。耐震補強で柱や梁の強度を向上させても、その柱周囲に垂れ壁や腰壁のような短い壁がついていると、地震時にその固定部分の影響により変形能力が制限され、柱が大きな損傷を受けるおそれがあります。そのため、取り付く壁との境界部分にスリットを設け、変形能力を確保し安全性を確保しています。コンクリート壁に切り込みを入れて、隙間を作った後は、雨風が入ってこないように耐火材やシール材を充填しています。
 
スリット施工後 シール材充填
                            
■エキスパンションジョイントの拡幅 
小中学校は増築工事等で複数の建物や、渡り廊下を接続した校舎が多く建てられており、その接続部分のことをエキスパンションジョイントと呼びます。(学校の廊下の床や壁によく見られる銀色のカバーの部分です。)このカバーの下は空洞となっていて、地震が発生した時これらの隣接した建物同士がぶつからないよう、建物と建物の間隔を基準値以上に広げて衝突を防いでいます。古い建物の中にはこの間隔が少ない場合があり、その場合には建物のコンクリートを削ったりすることで間隔を広げ、その後防水シートや断熱材を入れてから、カバーを取り付けています。
 
建物間隔拡幅後 エキスパンションジョイント
                      
■耐震改修工事の完成写真について
 本整備プログラムの対象建築物(278棟)中、耐震補強工事を行った建物の主要な完成写真をご覧になれます。
 
H9〜H16年度  H17年度  H18年度  H19年度  H20年度
H21年度  H22年度  H23年度  H24年度  H25年度

■市川市市有建築物耐震化状況について
 本整備プログラム対象建築物(278棟)の耐震化状況をご覧になれます。

「市川市市有建築物耐震化整備プログラム一覧表(平成26年3月)」(PDF 204KB)

■市川市市有建築物耐震改修実施年度一覧表
 平成20年度から平成25年度までの耐震改修実施年度について、ご覧になれます。(本整備プログラム対象建築物以外の市有建築物も含む)

「市有建築物耐震改修実施年度一覧表(平成26年3月)」(PDF 67KB

■プログラム策定時の資料について
 平成20年に策定した本整備プログラムの関連資料について、ご覧になれます。

「プログラム策定時の資料はこちら」

 
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