教育長室からのお知らせ No.24（平成29年7月）

　はじめに、このたび、北九州を襲った豪雨により、甚大な被害に遭われた皆様に対しまして、衷心よりお見舞いを申し上げます。
　ここ数年、日本に限らず、世界各地で毎年のように異常気象による大きな自然災害が発生しているように感じます。厳しい自然の営みの前には、人はあまりにも無力であることを改めて思い知らされます。
　しかし、人は困難に際して、何度でも立ち上がる勇気と知恵を持っていることも、また確かです。被災地の一日も早い復旧を願っております。

　さて、市川市教育委員会では、学校が主体的に学校運営を改善し、子ども、家庭・地域からの信頼を高めるために、「第2期市川市教育振興基本計画」において、「学校評価の推進とその結果に基づく学校運営の改善」を施策の一つとして位置付けています。
　具体的には、学校の自己評価、保護者や地域の方々を対象にしたアンケート調査等を行い、その結果を適切に活用し、公表しています。
　特に、平成26年度からは、市川市立小・中学校、義務教育学校（平成28年度～）、特別支援学校の保護者アンケートの見直しを行い、学校運営を改善するためのツールとして、より実効性の高い学校評価を実施しています。
 
【見直しのポイント】
　1　学校経営の組織的・継続的な改善に生かすために、年間2回（7月・12月）実施
　2　各学校の結果を市全体のデータに明確に反映させるため、市内共通の質問項目を精選
 
　保護者の皆様には、学校からのアンケート用紙がお手元に届きましたら、4月からのお子様の学習・生活の様子や学校の教育活動等を評価していただくとともに、忌憚の無いご意見をいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

　さて、園・学校においては、もうすぐ子どもたちが心待ちにしている夏休みを迎えます。各ご家庭におかれましては、お子様が健康かつ安全で充実した夏休みを過ごせるよう、園・学校からのお便りなどを参考に、ご指導・ご支援のほどよろしくお願いいたします。

　保護者・地域の皆様には、引き続き、ご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　教育長　　田中　庸惠