更新日: 2019年4月5日
【実施報告】夏休み!親子でリサイクルツアー
平成30年8月3日(金)に、市内の小学生とそのご家族を対象に、「夏休み!親子でリサイクルツアー」を実施しました。
毎年恒例のこの企画は夏休みの宿題に最適、ということで大変好評をいただいています。
今年度は、8組16名の親子のみなさんにご参加をいただきました。
ツアーでは、プラスチック製容器包装類の中間処理施設「日鉄住金物流君津株式会社」、市のごみを処理する「市川市クリーンセンター」、そして「京葉ガス株式会社」の3施設を見学しました。
それでは、「夏休み!親子でリサイクルツアー」を報告していきます!
最初に見学した施設は「日鉄住金物流君津株式会社市川リサイクル事業所」です。
ここは市川市内から出るプラスチック製容器包装類の中間処理を行っている施設です。
市川市では、「ペットボトル」と「その他のプラスチック製容器包装」について、「プラスチック製容器包装類」として同じ袋でまとめて回収をしています。これをそれぞれに分けて、再生事業者に引き渡しているのが中間処理施設になります。
運び込まれたプラスチック製容器包装類には「ペットボトル」と「その他のプラスチック製容器包装」以外に、「それ以外の様々なごみ」も混ざってしまっています。
「それ以外の様々なごみ」の中には、刃物やペットボトルの中に注射針が詰められたものなど、大変危険なものも多くあり、分別の大切さについて実物を手に説明をしていただきました。
参加した小学生のみなさんは、ペットボトルとその他のプラスチック製容器包装の「ベール」を前に実際に手で押したりしながら、その大きさや重さを体感していました。
担当者の方が、これらの一部が再びみなさんの手元に製品となって戻ってくることを話すと、とても驚いていました。
湾岸道路を走っていると、江戸川を越えるあたりで煙突を見かけると思います。
それが、市川市内のごみのが集まるクリーンセンターです。
収集車が実際にごみを搬入してくる様子を見学したり、市川市の約7日分の燃やすごみを溜めておける「ピット」を上から見て、その深さに驚いていました。
その取り組みの一つとして、社内で使われた書類を湿式シュレッダーにかけてパルプに戻し、再度紙としてパンフレットなどに利用しています。
今回は、そのパルプを使って「エコはがき」作りを体験させていただきました。
担当者の方の説明を聞きながら、作業を進め、みなさん思い思いの自分だけのエコはがきを完成させていました。
参加された小学生の皆さんからは、「楽しかった」「勉強になった」などのご意見をいただきました。このツアーが楽しく学べる貴重な体験になったのでは、と思っております。
また、保護者の方々からは「分別をしっかりやりたい」「ごみの出し方を見直します」などのご意見をいただきました。これを機にごみの問題を身近に感じていただければ幸いです。
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