更新日: 2022年6月15日

経営比較分析表

 公共下水道事業における経営比較分析表は、経営指標の経年比較や他の自治体や全国平均との比較、複数の指標を組み合わせた分析を行い、経営の現状及び課題等を的確に把握するとともに、市民の皆様をはじめ、広く経営状況をお知らせするために公表するものです。
 

経営指標の概要

1.経営の健全性・効率性
 
・経常収支比率(%) 
 使用料収入や一般会計からの繰入金等の収益で、維持管理費や支払利息等の費用をどの程度賄えているかを表す指標です。
 算出式:経常収益÷経常費用×100
 
・累積欠損金比率(%)
 営業収益に対する累積欠損金(営業活動により生じた損失で、前年度からの繰越利益剰余金等でも補填することができず、複数年度にわたって累積した欠損金のこと)の状況 を表す指標です。
 算出式:当年度未処理欠損金÷(営業収益-受託工事収益)×100
 
・流動比率(%)
 短期的な債務に対する支払能力を表す指標です。
 算出式:流動資産÷流動負債×100
 
・企業債残高対事業規模比率(%)
 使用料収入に対する企業債残高の割合であり、企業債残高の規模を表す指標です。
 算出式:(企業債現在高合計-一般会計負担額)÷(営業収益-受託工事収益-雨水処理負担金)×100
 
・経費回収率(%)
 使用料で回収すべき経費を、どの程度使用料で賄えているかを表した指標であり、使用料水準等を評価することが可能となります。
 算出式:下水道使用料÷汚水処理費(公費負担分を除く)×100

・汚水処理原価(円)
 有収水量1立方メートル当たりの汚水処理に要した費用であり、汚水資本費・汚水維持管理費の療法を含めた汚水処理に係るコストを表した指標です。
  算出式:汚水処理費(公費負担分を除く)÷年間有収水量

・施設利用率(%)
 施設・設備が1日に対応可能な処理能力に対する、1日平均処理水量の割合であり、施設の利用状況や適性規模を判断する指標です。
 算出式:晴天時1日平均処理水量÷晴天時現在処理能力×100
 
・水洗化率(%)
 現在処理区域内人口のうち、実際に水洗便所を設置して汚水処理している人口の割合を表した指標です。
 算出式:現在水洗便所設置済人口÷現在処理区域内人口×100
 
 
2.老朽化の状況

・有形固定資産減価償却率(%)
 有形固定資産のうち償却対象資産減価償却がどの程度進んでいるかを表す指標で、資産の老朽化度を示します。
 算出式:有形固定資産減価償却累計額÷有形固定資産のうち償却対象資産の帳簿原価×100

・管渠老朽化率(%)
 法定耐用年数を超えた管渠延長の割合を表した指標で、管渠の老朽化度合を示します。
 算出式:法定耐用年数を経過した管渠延長÷下水道布設延長×100
 

参考

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情報の問い合わせ

市川市 下水道部 下水道経営課

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