更新日: 2021年7月6日

広報いちかわ7月6日号 トップページ・特集1

広報いちかわ/いつも新しい流れがある 市川 ICHIKAWA
 

今週号の紙面から

目次〈1619号〉

市川市住民基本台帳人口(5月31日現在)

●人口…490,044人 男 248,495人/女 241,549人
●世帯…246,170世帯
 

職人の技が彩る夏夜空

職人の技が彩る夏夜空

 花火玉は、職人さんがその多くの工程を手作業で作っています。写真は「玉込め」と呼ばれる工程で、複雑なものになると一玉できあがるのに1日以上かかることもあるそうです。職人さんの思いが込められた花火大会。今年も楽しみにお待ちください。

(観光プロモーション課)

 

7月21日(日)は参議院議員通常選挙の投票日です。必ず投票しましょう。

生産者さんに聞きました 市川産の野菜はいかがですか(リンク先のページは閉鎖されました)


 

[特集1] もっと知ってもっと楽しもう
市川市民納涼花火大会

 8月3日(土)に市川市民納涼花火大会が開催され、今年も夏の夜空を満開の光の華が美しく彩ります。毎年多くの市民を楽しませてくれる花火ですが、どのように作られているか知っていますか。今号では市川市の花火の製造の様子をお伝えします。花火に詳しくなって、例年以上に花火を楽しみましょう。

問い合わせ=TEL047-711-1142観光プロモーション課

 

第35回 市川市民納涼花火大会

日時=8月3日(土)19:15~20:30 荒天の場合は4日(日)に順延。4日(日)も荒天の場合は中止。
打上場所=市川市大洲3丁目地先 江戸川河川敷
会場
市川会場 最寄り駅 市川
行徳会場 最寄り駅 妙典

楽しい花火大会にするために、ルールやマナーを守ってお楽しみください

▽大会プログラム
[1]19:15 いざ開幕!新生EDOGAWA花火!
[2]19:25 遙かなる富士~波濤(はとう)の彼方に~
[3]19:35 阿吽(あうん)~ A・UN ~
[4]19:45 虹色サマータイム
[5]19:55 スペースアドベンチャー
[6]20:05 こもれび~ Sleeping Forest ~
[7]20:15 情熱のSPARK&FLASH!
[8]20:25 新時代の夜明け

 

心に焼き付く美しさ 日本花火の仕組み

 花火玉は大きく分けて、空中で光り輝き花火を形作る「星」と、星を四方に飛ばすための「割火薬」の2種類の火薬で作られています。星の配置や、使われる火薬の配合により、さまざまな色や光跡が夜空に描かれます。日本の花火玉は球状ですが、海外の花火玉には筒状のものもあり、空中で完全な球形に開きません。四方に飛び散りながら色が変わるなど、細かな細工と相まった日本花火の美しさは世界に称賛されています。

【菊】
打ち上げ花火の代表的種類。中心から長く尾を引き、どこから見ても丸く見えるのが特徴です。

菊


【小割物】
玉が開いたあとで、その玉の中に込められていた小玉がいっせいに開きます。日本の伝統的な花火の一種です。

小割物

 

製造の様子をのぞいてみよう 花火ができるまで

 私たちを魅了する花火はどのように作られているのでしょうか。市川市民納涼花火大会は江戸時代より続く「宗家花火鍵屋」が請け負っており、花火玉は製造工場6社で製造されています。丸く、星が放射状にまっすぐ飛ぶ美しい花火を作るためには熟練した職人の技術が必要で、今なお一つひとつ心を込めて作られています。
 花火は大きく分けると4つの工程で作られています。

配合1.配合
さまざまな種類の炎色剤や可燃剤などを調合します。配合具合により光や色、音が違ってきます。

星かけ2.星かけ
火薬、薬剤を振りかけながら回転する窯の中で星を少しずつ大きくし、乾燥させる作業を繰り返します。

玉込め3.玉込め
厚紙をプレスして作った玉皮に星と割火薬を詰めていきます。

玉貼り4.玉貼り
玉込めされた玉皮に、のりとクラフト紙を何重にも貼っていきます。花火を丸く大きく開かせるための重要な工程です。

完成
火薬の配合から完成まで多くの時間をかけて作られています。


 

知るともっと楽しめる花火の小話[1]

日本伝統の光「和火」▽日本伝統の光「和火」
 現在のように多くの色「洋火」が使われるようになったのは明治時代に入ってから。プログラムの[3]「阿吽~ A・UN ~」では日本伝統の「和火」の色を演出します。


 

知るともっと楽しめる花火の-小話[2]

笛の音▽笛の音
 ヒューッと打ち上がるときに聞こえる音。これらは自然に出るものではなく、にぎやかな演出をさらに効果的に見せるため、「笛」と呼ばれる花火が筒の中に仕掛けられているのだそうです。



 

知るともっと楽しめる花火の小話[3]

発射場所の様子/©2017タカオカ邦彦▽発射場所の様子
 従来行われていた花火の打ち上げは花火師が筒の中に火種を手で投げ込む危険なものでした。市川市民納涼花火大会では、厳しい安全管理のもと全て遠隔操作で点火され安全に行われています。



 

《花火師インタビュー》
宗家花火鍵屋 十五代目 天野安喜子(あきこ)さん

製造工場の1つ(株)斉木煙火本店にて この花火大会では毎年演出を変えることで、去年来られた方に今年も楽しんでいただけるように工夫を凝らしています。一方で久しぶりに見た方が、「あぁこれが市川の花火だな」と感じるような「市川らしさ」を残すことも大切にしています。
 夏の夜空に咲く花火が江戸川の水面に映りこみ、市川ならではの美しい情景が広がります。今年も市川市民納涼花火大会をお楽しみください。



 
 

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