更新日: 2019年4月26日
「夢の教室」開催報告[1]
市川市で「夢の教室」を開催しています!
JFAこころのプロジェクト「夢の教室」協定締結式を開催しました!
実施にあたり、平成27年5月21日(木)に市川市役所において協定締結式を開催し、公益財団法人日本サッカー協会 最高顧問 川淵 三郎(かわぶち さぶろう)キャプテンにご出席を賜り、市川市と公益財団法人日本サッカー協会で協定書を取り交わしました。
今後、市内の市立小・中・特別支援学校において、「夢の教室」を開催していきます!
JFAこころのプロジェクト「夢の教室」詳細についてはこちらをご覧ください。
→ http://www.jfa.jp/social_action_programme/yumesen/(外部サイト)
○各学校等の様子 ※【】内は授業を行っていただいた夢先生
※11月27日以降の「夢の教室」の様子はこちら
・鬼高小学校(11月24日、25日)【小口貴久さん、式田高義さん、北本綾子さん】
・大柏小学校(11月20日)【大沢ケンジさん、瀧本誠さん】
・南行徳中学校(11月9日、10日、11日)【内藤尚行さん、古木克明さん、式田高義さん、鶴岡剣太郎さん】
・若宮小学校(11月6日)【立川隆史さん、西山淳哉さん】
・稲荷木小学校(10月29日)【斉藤祐也さん】
・第2回 親子で「夢の教室」(10月25日) ※別ページ
・須和田の丘支援学校(10月13日)【式田高義さん】
・柏井小学校(10月6日)【川股要佑さん、下村東美さん】
・大野小学校(9月29日、30日)【中野忍さん、米山大輔さん】
・北方小学校(9月25日)【黄川田賢司さん】
・大和田小学校(9月4日)【菊池康平さん、小林弥生さん】
・塩浜中学校(9月3日)【福田岳洋さん】
・東国分中学校(7月6日、13日)【西村卓朗さん】
・国府台小学校(7月3日)【村井忠寛さん、小林弥生さん】
・親子で「夢の教室」(6月21日) ※別ページ
・市川小学校(6月4日)【落合真理さん、島田裕介さん】
・中山小学校(5月21日、22日)【柴田亜衣さん、杉山祥子さん】
夢の教室@鬼高小学校
今回は、2002年ソルトレイク、2006年トリノ、2010年バンクーバーの冬季オリンピックにリュージュ日本代表として出場された小口 貴久(おぐち たかひさ)さんと、元Jリーガーで、ジェフユナイテッド市原(現・千葉)、アルビレックス新潟でご活躍された、式田 高義(しきだ たかよし)さんに、女子サッカー選手として、なでしこリーグの浦和レッズレディースでご活躍され、なでしこジャパンとして17試合に出場しご活躍された、北本 綾子(きたもと あやこ)さんにお越しいただき、授業を行っていただきました。
更には、「2002年に初めてオリンピックに出場した時は転んで失格となってしまい、順位すら残すことができず、リュージュをやってきて初めて号泣した。その後、何故泣いたのかを考えた時、自分ひとりの夢ではなく、他の人に協力してもらって目指した夢だったので、みんなに申し訳ないという気持ちに気づき、オリンピックでゴールし、金メダルを獲るという新たな目標に向かうができた。ただ、このままでは同じ結果になってしまうと思ったので、夢に近づくために何が必要なのか、1日1日が夢に繋がるように考えながら行動し続けた結果、今度の大会ではしっかりとゴールすることができた。」ともお話いただきました。
夢へと近づくアドバイスとして、「夢を他の人に話すことで、自分に何が必要なのかがわかるようになり、応援してくれる人も現れるようになる。貰ったアドバイスを参考に何が必要なのかを考え、しっかりと努力を続けることで必ず夢に近づく」とメッセージを頂きました。
北本さんは、兄の影響で体育が得意で、小学2年生のときにサッカーを始めたといいます。小学校6年生時に全国大会に出場した際に、参加したサッカースクールで当時から日本代表として活躍していた澤選手から指導を受け、「澤さんみたいになりたい」と思い、女子のリーグがあるということを知り、憧れたそうです。
北本さんは「高校時代にはサッカーがうまくいかず、やめたくなることがあったが、先生から『あなたは、サッカー選手である前に1人の高校生である。高校生である前に1人の人間である』という言葉を貰い、苦しいことを乗り越えるためには苦手なことにも挑戦しなければダメだということに気付いて、その後もサッカーを続けることが決意でき、浦和レッズレディースに入った時には、憧れだった澤選手とも対戦することができ、なでしこジャパンではチームメイトとして一緒にプレーすることができた。」とお話くださいました。
また、「引退を決意した後、ほとんどの人が『今やめるなんてもったいない』と言う中、1人だけ『引退してよかったね』と言葉をかけてくれる人がいた。同年代の選手よりも早く次へのスタートができると、前向きになることができ、サッカーとサッカーで携わった人たちに対して恩返しをしようと思った。現在は、サッカースクールとオルカ鴨川FCの監督の2つにチャレンジしていて、オルカ鴨川FCのなでしこリーグへの昇格と『一生ボールを蹴りたい!』という夢に向かって進んでいます。」とお話いただきました。
また教室の最後には、「私は色々なところで『出会い』に助けられてここまで来ることができた。今日の『出会い』ももちろんそうだし、みんなにも『出会い』を大切にしてもらいたい。」とメッセージを送ってくださいました。
夢の教室@大柏小学校
今回の夢先生は、総合格闘家として、アマチュア修斗東日本大会、全国大会を制覇、2003年にプロデビューされ、プロ契約後もDREAM JAPAN GP FINALで3位入賞やDEEPバンダム級タイトルマッチに出場されるなどご活躍され、2010年にはご自身のジムも設立された大沢 ケンジ(おおさわ けんじ)さんと、小学1年生の頃から柔道を始め、中学・高校で全国制覇を経験され、大学卒業後も多くの大会で活躍。そしてシドニーオリンピック柔道81kg級では金メダルを獲得された瀧本 誠(たきもと まこと)さんにお越しいただき、授業を行っていただきました!
また、アシスタントは、元なでしこジャパンの小林 弥生(こばやし やよい)さんにご担当いただき、ゲームの時間を盛り上げていただきました。
17歳になる少し前にジムの会長からプロテストの打診を受けますが、目が悪かったため、結局高校卒業までプロテストを受けることができずにボクシングをやめてしまったといいます。その後は夢や目標もなく、つまらない日々を送っていましたが、知人からPRIDEの試合観戦に誘われ、その試合を見たことでプロの格闘家になりたいと思ったそうです。
ここから一切の言い訳はやめて毎日練習に取り組み、結果が出なくてもあきらめずに続けた結果、アマチュアの全国大会で優勝することができ、プロへの扉が開いたといいます。
大沢さんは子供たちへ、「やるんだったら全力で頑張る。あきらめない気持ちを持ち続けることが何をやるにしてもすごく大事。忘れないでほしい。」とメッセージを送って下さいました。
瀧本さんは、テレビで見たオリンピックで足を怪我した選手が足を引きずりながら試合を行い、優勝した姿を見て、柔道の練習に熱心に取り組むようになったといいます。
『初めは、テレビで見た選手のようになりたいと考え練習したら大会で3位になることができ、ご褒美を買ってもらえたのがうれしかったが、その後大会で1位になった際には、何かを買ってもらおうという気持ちよりも、柔道が楽しい、好きだという気持ちになるようになった。高校3年生の時には全国大会3冠、個人戦優勝と結果を出すことができ、オリンピックが夢から目標となった。
周囲から期待されるようになり、大学卒業後も応援してもらい続けるが、なかなか結果を出せず、やがてその応援が負担に感じられるようになり、一時は柔道をやめて、自室に引きこもってしまった。その時に一緒に柔道をやっていた仲間から呼び出され、「やりたくても出来ないやつがいるのに、やれるお前が何をやっているんだ!負けてもいいから自分が納得するまでやれよ!」と言われた。これまで負けてもいいと言われたことはなかったので気持ちが楽になり、復帰することができた。
肩の力が抜け、その後の大会で優勝することができ、シドニーオリンピックの日本代表に選ばれることができた。オリンピックでも実績のある周囲の選手とは違い、自分はそこまで注目されなかったので、うまく集中することができ、120%の力を発揮し金メダルを獲得することができた。自分は仲間のおかけで柔道を続けることができ、今がある。なので、今いる友達やこれからできる友達を大事にしてほしい。夢は1人では叶わない。』とお話し下さいました。
「夢の教室」@南行徳中学校
今回の夢先生は、9日(月)は、元プロ野球選手で、ヤクルトスワローズ、千葉ロッテマリーンズ、中日ドラゴンズでプレーされ、現在は野球解説者、タレントとしてご活躍中の内藤 尚行(ないとう なおゆき)【ギャオス内藤】さんにご担当いただき、
10日(火)には、豊田大谷高校時代に2年連続で甲子園に出場し、横浜(現DeNA)ベイスターズにドラフト1位で入団され、引退後格闘家として「Dynamite!!」等でもご活躍された、元プロ野球選手・格闘家の古木 克明(ふるき かつあき)さんと、船橋市立船橋高校時代に全国高校サッカー選手権大会優勝を果たし、卒業後は、ジェフユナイテッド市原(現・千葉)やアルビレックス新潟にて活躍され、本市ではアシスタントでおなじみの式田 高義(しきだ たかよし)さんが、
そして11日(水)は、21歳のときにスキーからスノーボードに転向し、全日本選手権で3度も優勝。2006年のトリノオリンピックでは、男子パラレル大回転種目に日本人として始めて出場された、元スノーボード選手の鶴岡 剣太郎(つるおか けんたろう)さんにそれぞれご担当いただきました。
また、アシスタントは全日程、市川市夢の教室準レギュラーになりつつある式田 高義(しきだ たかよし)さんです。今回は、夢先生・アシスタントともに活躍していただきました。
中学校に入り、野球部へ入部後、現在でも継続して行っているという「ランニング」を始め、体力だけではなくメンタルを鍛えることができたといいいます。練習をしていく中で、「今のやっていることが、プロ野球選手になるために本当に正しいことなのだろうか」という不安が生じるようになったこともありましたが、その度に「不安を消すためには「夢」向かって毎日練習することだ!」と思いながら練習に取り組んでいたそうです。
ご自身の経験から生徒たちへ夢を叶えるためのアドバイスとして、「自分の夢を外部に発信することで、それを聞いた、親、先生、友人などからアドバイスが集まってくる。お互いに情報交換し合えるような、良き協力者を見つけることが大切。」とお話いただきました。また、「何か1つの一流、プロフェッショナルになってほしい。そうすればファン、お客が付き、お金が生まれる。自分が好きな・得意とすることで最強になろう!」、「運・チャンスは待つものではなく自分で見つけるもの。一生懸命やり続けていると運・チャンスがやってくる。それまでにしっかりと準備しておけば必ずものにできる!」と熱いメッセージを送っていらっしゃいました。
古木さんは、小学生の頃、「モテたい」という気持ちを持っており、テレビで当時西武ライオンズに所属していた清原和博選手が日本シリーズで放ったホームランを見てプロ野球選手になりたいという夢をもったそうです。
夢をかなえるまでに、小学校でいじめを受けていたことや、逆に中学生になった時には自分の言動が他人に影響を与えてしまい、自分の知らない間にいじめる側の人間になってしまったが、学級会でみんながいじめに対して同じ方向を向いたことで解決したこと。高校時代の厳しい寮生活の中「感謝」するという気持ちを知ったことなどをお話いただきました。
また生徒たちへ「何かに興味を持つということが大事。興味を持つことで色々なことを知ることができ、興味から好きになれば頑張ろうと思わなくても頑張ることができる。」「夢を叶えるまでの道筋を逆算することが大切。そうすることで今何を頑張ればよいのか、何が必要なのかということが具体的に見えてくる。」「『ありがとう』といった言葉やあいさつは人の気持ちを温かくさせることができる魔法」といったメッセージを伝えていらっしゃいました。
また、小学5年生の時、いじめにあい、クラスでもサッカーチームでも無視されるようになり、仲間を失い、楽しくなくなり、夢や目標ももう無理だと思い始めていたが、どうしてもあきらめられないという気持ちがあり、練習に通い続けていた。そんななか、友人の1人が「一緒にやろうよ!」と声をかけてくれ、そこから徐々にパスもまわってくるようになり、クラスの友達ももどってきた。「なにかあったときには、友達や仲間に一言声をかけてあげてほしい、勇気を出して一歩踏み出してほしい」と生徒の皆にお話しされました。中学生の頃には、憧れていた先輩が引退し目標を失ってしまい、やる気がなくなり練習にもいかなくなってしまったが、周りの大人たち(親や先生等)が声をかけ続けてくれたから、夢をあきらめることなく進むことができた。高校時代も、厳しい練習だったが、夢や目標、仲間がいたから最後まであきらめることなく続けることができ、全国大会で優勝もでき、人生1番うれしかったと熱く語ってくださりました。
最後に、「自分で決めた夢や目標をもったら、一生懸命、勇気をもって、覚悟をもって、あきらめないでほしい!」と生徒にエールを贈ってくださいました。
鶴岡さんは千葉県のご出身ですが、小学5年生の頃スキーの映像を見て、スキー選手になりたいという夢を持ち、毎日スキーができる環境に身を投じるため、山形県の高校に進学されました。
『この時、夢への距離が近づいたと思ったが、大会等で結果がなかなか出ず、大学時の全国大会も結果が悪く、夢から遠のき、「無理」と感じるようになってしまい、好きな気持ちもなくなってきてしまった。そんな時同じスキー場でやっていたスノーボードを見てやってみたいと思い、スノーボードを始め、24歳時に初めて日本一になったときに、「スノーボードでオリンピックに出たい!」という新たな夢を持った。その後も夢を目指す中で、オリンピックに出場できなかったことや、結果を出せない時期もあり、何を頑張ればよいのか、目標がない時期もあったが、両親から「ありがとう」や、ねぎらいの言葉を貰ったときに、自分だけの夢ではないと感じ、自分以外の人のためにも頑張ろうと決心した。どうしたらよいのかを考え、「全力」で「本気」で「心をこめて」これまでやってきたことを行うことでオリンピックに出場することができた。今思えば、失敗したときこそ最高だった。失敗があったからこそ、より難しいことも達成することができた。失敗はうまくいくためのチャンス。』とお話いただきました。
また、生徒たちへ、夢を叶える・成功するための秘訣として
[1] ときめきの瞬間を逃すな!:心に残ること、ドキドキ、ワクワクすることをたくさん感じる。
[2] 本気は本物か?:心をこめて行う。できないことよりも、やらないことの方がかっこ悪い。
[3] 何があっても諦めない!:できないことがあっても、続けることで高く跳べる様になる。
をということを伝えていただき、南行徳中学校での「夢の教室」は終了しました。
「夢の教室」@若宮小学校
今回は夢先生として、千葉県出身で、拓大紅陵高校で甲子園に出場後、ドラフト2位で千葉ロッテマリーンズに入団し、プロ野球選手としてご活躍され、引退後は格闘家に転身、K-1でもご活躍された立川隆史(たちかわ たかし)さんと、ラグビー選手として、名門の立命館大学で関西リーグ優勝を果たし、卒業後はニュージーランドに渡り複数年プレーされ、帰国後日本IBMに加入しプロ選手となった西山淳哉(にしやま じゅんや)さんにお越しいただき、授業を行っていただきました。
立川さんは『高校入学後、あまりのレベルの違いに練習についていくことができなかったが、少し頑張れば達成できそうな目標を常に設定して練習することで少しずつ成長し、メンバーに入れるようになり、甲子園に出場し、準優勝することができた。高校3年生の時は甲子園に出場することができなかったが、別の大会で放った打球の鋭さを見て忘れられなかったというスカウトから声をかけられ、ドラフトを経てプロになることができた。誰も見ていないようなところであっても常に一生懸命努力することで、必ず良いことがある。誰かが見ていてくれる。日々の積み重ねが自分の力となり、失敗を恐れず挑戦することで、失敗は経験になり、成功するとそれが自信になる。』と子供たちへ伝えていらっしゃいました。
また小学生の頃運動が苦手で、父の影響で宇宙飛行士を夢見ていたという西山さんは、31歳でプロのラグビー選手になるという夢を叶えるまでに、高校から始めたラグビーで、3年生時に県の選抜候補に入り、ラグビーが好きだと感じ、これからも続けたいと思ったことや、大学時に2度のアキレス腱断裂という大怪我や後輩が練習中に亡くなるといったことがあり、体と心にショックを受け、一度は本当にラグビーをやめようとしたことがあったことなどをお話いただきました。
そういったご自身の経験から、仲間がいたからショックを乗り越え、夢を持ち、それを叶えることができたことや、大切なこととして、「チャレンジすることで成功するが、失敗もする。失敗したときはどうしたらよいのか考え、成功するために努力し、再びチャレンジする。これを繰り返して成功へ近づける。」ということをお話しいただきました
「夢の教室」@稲荷木小学校
今回の夢先生は、ラグビー選手として、高校日本代表、明治大学で全国大会優勝、社会人チームで日本一連覇を達成。その後プロ選手を目指し渡仏し、フォワードの選手として日本人初のプロ契約選手となり、日本代表として2003年のワールドカップにも出場された、斉藤祐也(さいとう ゆうや)さん。アシスタントは、女子サッカー選手として、ユニバーシアード日本代表を経て、さいたまレイナス(現浦和レッズレディース)やアルビレックス新潟レディースでご活躍された、法師人美佳(ほうしと みか)さんにご担当いただきました。
教室に会場を移して行われたトークの時間において、斉藤さんは、ご自身の経験から大事にしていることとして、「一生懸命」「チャレンジ=行動力」「感謝」の3つを挙げ、更には「躓いた時こそ、自分が何をしなければいけないのか、本当に好きなものを思い出してほしい。」「自分の夢を言葉にして表に出すと、自分自身のパワーとなり、責任感が生まれ、それを聞いた周りの人が助けてくれる。」ということを子供たちに伝えていらっしゃいました。
2015ラグビーワールドカップでの日本代表選手の活躍から日が浅いこともあり、子供たちはラグビー選手に興味津々。目をキラキラさせながらゲームに夢中になり、お話を真剣を聞いている姿が印象的でした!
今後も様々なスポーツ選手に、市川市で授業を行っていただく予定となっております。
「夢の教室」@須和田の丘支援学校(小学部)
式田さんは、小学生の時はサッカーがへたくそだったが、少しずつ小さな夢・目標をクリアしていき、できなそうなことでも一生懸命挑戦してくことが大事だとお話しされました。また、小学5年生の時には、いじめにあい、みんなに無視をされるなどしてつらかった。でも、そんなときに、友達が声をかけてくれて救われた。子どもたちにも、声をかけてくれた友達のような優しい心をもってほしいと会話をしながら伝えておりました。
最後に「家族・友達・先生がいたから夢を叶えることができた。夢に向かっていくなかで、みんなのことを大切にしてほしい。そして、自分から「ありがとう」や「おはよう」を伝えて、笑顔を増やしてほしい。そうするなかで、大きな絆になっていくよ。」と、子どもたちに寄り添うように、温かい思いを話して下さりました。子どもたちも、自分たちの夢を一生懸命笑顔で発表してくれました。
「夢の教室」@柏井小学校
柏井小学校では、夢先生として、
元プロサッカー・フットサル選手で、湘南ベルマーレやバルドラール浦安で活躍され、既に本市の各校において「夢の教室」のアシスタントもご担当いただいている川股 要佑(かわまた ようすけ)さんと、
元プロサッカー選手として、大学卒業後にセレッソ大阪に入団、移籍したジェフユナイテッド市原・千葉では2年目からキャプテンを務められ、チームを牽引、その後モンテディオ山形や湘南ベルマーレでもご活躍された下村 東美(しもむら とうみ)さんに授業を行っていただきました!
中学2年生の時、有名な強豪チームの監督から「うちのチームに練習できてみないか?」と誘われ、そこで評価され、見事入団することできました。このとき、明確にプロサッカー選手になりたい!という夢を持ちました。
中学・高校となかなか試合でることもできませんでしたが、人一倍練習に励み、独自の練習にチャレンジしてきました。卒業後はスペインに修行しに行き、帰国後プロサッカー選手になり、27歳で引退しました。
「夢があるから最後まで続けられた。自分で考えたチャレンジを続け、失敗もするが、それでもチャレンジをして続けるとたまに小さな成功がある。何回もチャレンジしていくと成功が増えていき、それが自信になる。小さな成功から小さな自信になり、続けてやればやるだけ力になる。それを本気でやってきたから夢がかなった」と子供たちにお話しされました。
父がオーストリア人でご自身も金髪だったいう下村先生は、小学生時代、他のチームから指を指されるといった嫌な経験をしたことから、親に相談したところ、「サッカーが上手で強くなれば絶対無くなるよ!」とアドバイスを受け、一生懸命サッカーを頑張っていたといいます。
中学1年生の時にJリーグが開幕し、サッカー選手になりたいという漠然とした夢を持ち、高校3年生の時にJリーグの試合のボールボーイを経験したことで、自分ももっとうまくなりたい、大勢の人の前でプレーしたいという思いを持ち、プロサッカー選手になりたいという明確な夢を持たれました。
ご自身の経験から子供たちへ、『「絶対にあきらめない」「感謝の気持ちを持つ」「常に謙虚であること」の3つの言葉を大切にして「1日1日の積み重ね」を小学生の頃からプロとして現役を終えるまでの間意識することで、プロサッカー選手となり、12年間でJリーグ300試合に出場することができた。楽しい時には何でもできるが、苦しいときに何ができるかを考えて乗り越えることが大切。どんなことが必要なのか、足りないものは何かを考えて1日1日成長していって欲しい。そうすれば必ず夢は近づく。』とメッセージを送って下さいました!
「夢の教室」@大野小学校
今回は夢先生として、
29日には、大学進学後にカヌーを始め、大学3年時に日本代表に選出、オリンピックに3大会連続出場(アテネ、北京、ロンドン)され、ワールドカップや世界選手権でもご活躍された中野 忍(なかの しのぶ)さん、
30日には、プロサッカー選手として、高校卒業後にJリーグのセレッソ大阪に加入し、FWや攻撃的MFとしてプレーされ、サガン鳥栖やロアッソ熊本でもご活躍された米山 大輔(よねやま だいすけ)さんにお越しいただきました!
また、アシスタントは、既に本市において複数の学校でご担当いただいている、元プロサッカー選手の川股 要佑(かわまた ようすけ)さんと、同じく元プロサッカー選手の式田 高義(しきだ たかよし)さんにご担当いただきました。
また肩を脱臼しながらアジア大会の決勝に臨んだエピソードから、『最悪のコンディションの中でのレースだったが、ゴール間際で他国選手が力を緩める中、最後まで必死にパドルを漕ぎ続けたことで逆転して優勝することができた。しっかりと準備をして臨むことも、もちろん大切だが、最後まであきらめないことが大事。』と子供たちへメッセージを送っていただきました。
米山さんは、『3歳の誕生日プレゼントにサッカーボールをもらい、そこからサッカーが大好きになった。小学生の時に県選抜の試験では落ち続けてしまったが、そこから左右どちらでもシュートが打てるようフォームを研究したり、コントロールを鍛える等の練習に励み、あきらめずにがんばった結果、小学6年生のときに県選抜に合格することができ、その頃からプロサッカー選手になりたいと思うようになった。高校1年生2年生の時は全国高校サッカー選手権大会県予選において、決勝戦敗退だったが、高校3年生のとき優勝することができ、全国高校サッカー選手権大会に出場することができた。そして、高校卒業後プロサッカー選手になるという夢を叶えた。』とお話いただきました。
「くやしかったり、つらいことがあっても、最後まであきらめず、強い気持ちを持ってチャレンジし続けていれば夢は叶う。失敗しても同じ失敗をしないよう、成功するために考えて練習すれば夢は叶う!」と子供たちに熱い思いを語ってくださりました。
また、夢がまだないという子供たちにも「好きなことや、夢中になるものが見つかれば、それがやりたいこと、夢に繋がる。」と、お話されていました。
「夢の教室」@北方小学校
今回の夢先生は、プロサッカー選手として、Jリーグのコンサドーレ札幌や川崎フロンターレなどでFWとして活躍され、現在はサッカースクールのコーチやスポーツビジネスの世界でも活躍されている黄川田 賢司(きかわだ けんじ)さんにお越しいただきました。
また、アシスタントは、ジャパンラグビートップリーグ初代ベスト15や、7人制ラグビー日本代表としてワールドゲームシリーズ世界大会でMVP獲得された、元ラグビー日本代表キャプテンの池田 渉(いけだ わたる)さんにご担当いただきました。
会場を教室に移して行われたトークの時間では、黄川田さんに夢のお話をしていただきました。
『子供の頃からサッカーが大好きで、1986年メキシコW杯でアルゼンチン代表マラドーナ選手のプレーを見て「プロサッカー選手になりたい」という夢を持った。夢へと向かう中で、怪我などでサッカーをすることができない時期があり、夢を諦めそうになったが、家族や仲間・チームメイトの支えがあり乗り越えることができた。心の中にはプロサッカー選手になりたいという夢があり、夢があるから頑張ることができた。挫折をも乗り越える力になった。』というお話いただき、子供たちは真剣に聞き入っていました。
最後には夢を叶えるコツとして、『ただ単純に練習を頑張るのではなく、どんな練習をどのように行うかなど、より具体的に考えることが大切。』とアドバイスをいただき、北方小学校での「夢の教室」は終了しました。
「夢の教室」@大和田小学校
今回の夢先生は、サッカー選手として、海外13カ国へ挑戦し、ボリビアでプロ契約を結び、現在も海外での挑戦を続けている菊池 康平(きくち こうへい)さんと、女子サッカー選手で、日テレベレーザで223試合に出場し、なでしこジャパンの一員として2度のFIFA女子ワールドカップ、2004年のアテネオリンピックでご活躍された、小林 弥生(こばやし やよい)さんにお越しいただき、授業を行っていただきました!
また、アシスタントは前日の塩浜中学校に引き続き、元サッカー選手の川股 要佑(かわまた ようすけ)さんにご担当いただきました。
小林さんは、中学生の時に澤穂希選手がアトランタオリンピックに出場している姿を見て、オリンピックに出たいという夢ができました。「努力とは、考えて行動すること。努力して夢や目標に向かっていってほしい。」、「大きな怪我をしてつらかったが、仲間や家族、友達の支えによって乗り越えることができ、最後の大会に優勝して笑顔で引退することができた。」とお話されていました。最後に子供たちに「自分を信じて、味方を信じて、チームで戦え、一人じゃない」と熱くお話ししてくださりました。
「夢の教室」@塩浜中学校
今回の夢先生は、野球選手として、四国・九州アイランドリーグの香川オリーブガイナーズを経て、プロ野球の横浜ベイスターズ(現:DeNAベイスターズ)でピッチャーとしてご活躍された福田 岳洋(ふくだ たけひろ)さんにお越しいただきました。
また、アシスタントはサッカー選手として、スペイン・リーガエスパニョーラのエスパニョールの練習生を経て、Jリーグの湘南ベルマーレ、Fリーグのバルドラール浦安でご活躍された川股 要佑(かわまた ようすけ)さんにご担当いただきました。
小学2年生から野球を始めていたという福田さんは、『これまで、仲間や親のサポートを得ることで好きな野球を続けることができた。高校卒業時にプロになれず、友達や仲間がそれぞれの進む道に向かっていく中で、野球を続けるか悩んだが、野球が好きだったから続ける決断をした。その後の大学卒業の際にもプロになれなかったが、好きだったからあきらめなかった。「続けないといけない」ではなく、「好き」だからあきらめずに続けることができた。周りの意見も大切だか、自分を信じることが大事。自分に自信を持って、自分の好きなこと、やりたいことを自問自答して、やりたいことを全力でやることが大切。』とお話いただきました。
最後に福田さんが大切にしている『やって出来ないことはない。それが自分の本当に好きなことなら。』という言葉をいただき、塩浜中学校での夢の教室は終了いたしました。
今後も多くの子供たちが自分の好きなことや夢と向き合えるよう、この教室を実施してまいります。
「夢の教室」@東国分中学校
両日ともに、プロサッカー選手として、Jリーグの大宮アルディージャや、アメリカのユナイテッドサッカーリーグ(USL)等でご活躍された、西村 卓朗(にしむら たくろう)さんに「夢先生」として授業を行っていただきました!
また、アシスタントは両日ともに、プロサッカー選手としてジェフユナイテッド市原(現・千葉)、アルビレックス新潟でご活躍された式田 高義(しきだ たかよし)さんご担当いただきました。
「夢をかなえるために、
1.夢中になる(中学生の頃、夏休みに毎日練習を5時間、試合のビデオを5時間見ており、雨が降っていたり、友達から遊びに誘われてもサッカーに打ち込んでいた。)
2.挑戦する(大学へ行くまでの間に、怪我をしにくい体作りや、足を速くするためのトレーニング。能力の有無ではなく、自分がやろうとするかしないか。)
ことを続け、プロサッカー選手になるという夢をかなえることができた。そして今でも新しい夢に向けて、夢中になり、挑戦し続けている」とお話いただきました。
また夢を追う中で、
1.賢さ:外国人監督とのコミュニケーションのための英語力、怪我をしないための知識、自身の活動をPRするための文書力や表現方法など。
2.強さ:体の強さではなく、精神面の強さ。
3.やさしさ:うまくいかないことがあった時に、多くの人に助けてもらえた。自分も他の人にやさしくしようとする気持ち。
が身に付いこともお話いただきました。
授業前にはやや恥ずかしがりながら体育館に集合した中学生が、ゲームの時間、トークの時間を経て、真剣な表情で西村先生の話を聞いている姿が印象的でした。
今後も中学校で「夢の教室」を開催してまいります!
「夢の教室」@国府台小学校
今回は、「夢先生」としてアイスホッケー選手として、東洋大で大学史上初の3冠を達成、ユニバーシアード日本代表にも選出され、H.C.日光アイスバックスで11年間プロアイスホッケー選手としてご活躍された、村井 忠寛(むらい ただひろ)さんと、女子サッカー選手で、日テレベレーザで223試合に出場し、なでしこジャパンの一員として2度のFIFA女子ワールドカップ、2004年のアテネオリンピックでご活躍された、小林 弥生(こばやし やよい)さんにお越しいただき、授業を行っていただきました!
村井さんは、ご自身がプロアイスホッケー選手になるまでのお話の中で、アイスホッケーを始めたきっかけや、中学生の時にいじめを受けたが、それを乗り越えたこと、大学時代にキャプテンとしてチームを引っ張り、大学史上初の3冠を達成されたことなどを語られ、「夢を叶えるためには挑戦することが絶対必要。 小さな目標を積み上げ、それに向かって努力し、その努力を継続することで挑戦することができる。好きなことをやり続けることが大事。」と子どもたちへ伝えていました。
小林さんは、兄の影響でサッカーを始め、中学2年生の時に澤穂希選手がアトランタオリンピックに出場している姿を見て、オリンピックに出たいという夢ができたといい、「努力とは、考えて行動すること。ただ頑張るのではなく、目標に向かって何をするかが大事。」、「大きな怪我をして、サッカーをあきらめかけたこともあったが、仲間や家族、友達の支えによって乗り越えることができ、最後の大会に優勝して笑顔で引退することができた。」とお話されていました。
大雨の降る音が響く中での開催となりましたが、その雨を吹き飛ばすくらいの元気で子どもたちは「夢の教室」に参加していました。
「夢の教室」@市川小学校
平成27年6月4日(木)に市川市立市川小学校において「夢の教室」を実施いたしました!
今回は、女子バレーボール日本代表として、ワールドグランプリやアジア大会、世界選手権などで活躍された、落合 真理(おちあい まり)さんと、プロサッカー選手として、大宮アルディージャやザスパ草津、徳島ヴォルティスなどで活躍された、島田 裕介(しまだ ゆうすけ)さんが「夢先生」として、授業を行いました!
落合さんは子供たちに、「3C『Challenge(チャレンジ)』、『Change(チェンジ)』、『Chance(チャンス)』が大切。何事にも迷う前に挑戦することで、何かが変わる。失敗することもあるけれど、何度もチャレンジしてチェンジすることで、その先にチャンスがある。」と伝えていました。
島田さんは、「夢であるプロサッカー選手になる時に、全国大会などに出場できなかったが、プロのスカウトに普段の練習に対する姿勢も見られていた。試合などの結果だけが重要だと思っていたが、夢に向かって『あきらめない』で頑張ることが大事だと気づいた。皆も『あきらめない』という言葉を忘れないで!」とお話されていました。
市川小の子供たちはとても元気で、夢先生も驚いていらっしゃいました。これからもその「元気」と「夢」を忘れずに成長していってください!
「夢の教室」@中山小学校
21日はアテネオリンピック競泳女子800m自由形で金メダルを獲得し、北京オリンピックにも出場された柴田 亜衣(しばた あい)さん、
22日はバレーボール日本代表として、アテネオリンピックと北京オリンピックに出場された杉山 祥子(すぎやま さちこ)さんに「夢先生」として授業を行っていただきました!
また、アシスタントは両日ともに、プロサッカー選手としてジェフユナイテッド市原(現・千葉)、アルビレックス新潟でご活躍された式田 高義(しきだ たかよし)さんご担当いただきました。
後半に行われた「トークの時間」では、
柴田さんは、「少しずつ目標を高くし、それをクリアしていくことで、最終的にオリンピックが目標となりクリアすることができた」、「先生や一緒にがんばった仲間の支えがあったから頑張ることができた」、「周りに支えてくれたり応援してくれる人がいるからいろいろなことができているということに感謝してもらいたい」といった思いを子供たちに伝えていました。
また、杉山さんは、オリンピックを目指すにあたり、「レシーブは苦手だが、速いスパイクには自信があり、これだけは誰にも負けないというNo.1を1つくる」、「他人と比べると、自分の悪いところばかり気にしてネガティブになってしまうから、ライバルは昨日までの自分」と2つのことを心に決めて夢を叶えるために頑張っていたと伝えていました。
どのクラスでも、子供たちは夢中でゲームに取り組み、夢先生のお話を目を輝かせながら聞いていました。
今後も多くの学校で実施する予定となっております。お楽しみに!