更新日: 2019年4月26日

市川市立第四中学校で「夢の教室」を開催

黒田 哲広さん(11月13日)
稲垣 早織さん(11月14日)
生山 ヒジキさん(11月15日)

概要

日時

平成29年11月13日(月)~11月15日(水)

場所

市川市立第四中学校

夢先生


黒田 哲広(くろだ あきひろ)さん 【キックボクシング】
大学2年時にキックボクシング部に入部し、2003年にプロデビューを果たしました。2004年以降ムエタイの本場タイで毎年修行をされ、2008年にJ-NETWORKライト級王座を獲得。以後3度の防衛に成功されました。2012年には、ムエタイの二大殿堂の一つ、ラジャダムナン・スタジアムで試合を行い、勝利されました。2016年に現役を引退され、トレーナーに転身し、現在AXSPEAR池袋ジムの代表を務めています。

稲垣 早織(いながき さおり)さん 【新体操】
6歳から新体操を始め、高校2年時の2006年にフェアリージャパンに加入。2007年の世界新体操選手権で団体総合7位。2008年の北京オリンピックでは、団体総合10位。2009年の新体操ワールドカップの種目別リボン+ロープで優勝され、同年の世界新体操選手権出場を最後に引退されました。

生山 ヒジキ(いくやま ひじき)さん 【なわとび】
24歳で本格的に縄跳びを始め、2006年の全日本ロープスキッピング選手権で個人総合5位。翌年のアジアロープスキッピング選手権団体で優勝。2009年の全日本ロープスキッピング選手権個人総合で準優勝を果たすと、その後の各種大会でグランプリを獲得。2011年にプロに転向し、2014年にアメリカで開催された、世界大会WORLD JUMP ROPE CHAMPIONSHIP で優勝されました。また、ギネス世界記録も6個持っており、国内のプロスポーツ選手ではイチロー選手に並び、1位の世界記録保持数です。

 

内容

黒田 哲広さん
小学校の時は野球少年で夢はプロ野球選手でした。それでも足が遅いのが致命的でどうすればいいか分析と工夫を重ね、中学時代はリレーの選手になれるほど、足が速くなったといいます。高校時代はキャプテンでしたが、最後の大会でベンチキャプテンとなり、プロへの道は諦め、大学2年時にキックボクシングに出会い、プロを目指したそうです。しかし、基本的に運動神経が悪く、周囲からは期待されず、「戦い方がブス」「へたくそ」などと言われていたそうです。しかし諦めず、分析と工夫を繰り返し、30歳の時にJ-NETWORKのチャンピオンに、37歳の時はWPMFのチャンピオンに輝きました。黒田さんは、「夢があった中で、挫折を繰り返した。その都度原因を分析して、どうしたらいいのか工夫を続けた。遊びや出会い別れなど経験をたくさん積んでください。その全てに全力で挑戦していけば、全てが糧になる。良いことも悪いことも全てが経験。経験が人を強くする。そして人に優しくすることができる。何かに向かってチャレンジしている人は素敵だから。」と熱く語ってくださいました。

稲垣 早織さん
 6歳から新体操を始められ、ほかにも多くの習い事をやっていましたが、新体操が一番好きだということに気づき、必死に頑張ったそうです。中学生になってから一時は新体操を辞めたいと思うことがあったそうですが、応援してくれる友人、家族、先生、コーチに恩返しををしよう、支えてくれる人に頑張ってる姿を見せたいと思い、最高の舞台オリンピックに出場するという夢を持たれました。高校1年時に日本代表オーディションに合格し、高校3年時にオリンピック出場決定。大学1年時にオリンピックに出場したが、帰国したくないレベルのミスをしてしまい、夢は叶ったが、その先にもどんどん夢は続いていくものだと思い知ったそうです。大学2年時は、自信が持てず、怪我等が重なりどん底に。辞めたいと思っていた時、代表監督に「あなたが頑張らなくてどうするの?」と叱責され、最後まで諦めず頑張ろうと再び奮起。その結果大学4年から全日本選手権で2連覇をし、引退されました。稲垣さんは「どんなことがあっても、好きという気持ちを持ち続けること。その先に夢や目標ができて、頑張る努力をする。そしてその全ては自分にとっての財産となるから。」と好きな気持ちの重要さを語ってくださいました。

生山 ヒジキさん
小学校3年時に縄跳びに出会い、できなかった技ができたときの喜びが忘れられず、ひたすら夢中になって練習をしてなわとびが好きなものになり、特技になったそうです。中学では陸上、高校では水泳となんとなく過ごし、大学時代に特技について考え直したとき、縄跳びの存在を思い出し、本気で縄跳びのプロを目指したそうです。その後、全日本5位になり、アジア団体優勝し、世界選手権に出場したが、結果は22位と落胆したが、生でパフォーマンスを見れ、もっと縄跳びが好きになったといいます。その後、全日本2位になり、会社を設立し、世界1位に輝かれました。生山さんは、「本当に本気のことなら、生で見に行くこと。生で見た方が吸収できるものが大きく、もっと好きに、もっと本気になれるから。」「好きなこと、本気のことをずっと続けていれば夢の叶うチャンスはある。やってないよりやってる毎日の方がチャンスは絶対に多いし、日々楽しい。続けることで一生の友人に出会えるし、続ける能力や夢などたくさんのことがついてくる。」「昭和より平成の方が好きなものを形にしやすい時代。本気ならそれに向かって突き進んでいくべし!」と熱弁してくださいました。
 

本市取り組み方針

この事業は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に関連する本市取り組みの目標・方針のうち「方針2 こどもの体験活動の充実」に位置づけられる事業です。

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