更新日: 2020年1月6日

真間小学校で「パラリンピック講演会」を開催しました

秦 由加子さん
千羽鶴をプレゼントしました

概要

日時

令和元年11月28日(木)

場所

市川市立真間小学校
(市川市真間4-1-1)

講師

秦 由加子(はた ゆかこ)氏 【パラトライアスロン】
13歳で骨肉腫を発症し、右大腿部より切断。幼少のころに経験した水泳を2007年に再開し、2008年より障がい者の水泳大会に出場。2010年から2012年まで「日本障がい者水泳連盟」の国際大会強化指定選手として国内外の大会に出場。2013年トライアスロン競技に転向。同年6月幕張トライアスロン大会へ積極的に参加し、好成績を残す。2014年7月JTU(日本トライアスロン連合)パラトライアスロン強化指定選手A指定を受けている。
2016年のリオパラリンピックに初出場し、日本選手最高の6位の成績を残しました。

内容

秦さんは、真間小学校の全校児童に向けて講演会を行ってくださいました。
児童らが、秦さんの入場時にむき出しの義足を見て、思い思いの反応を示したことに対し、「義足に関心を持ってくれてありがとう。」そして、目が悪い人がメガネをかけるの同じように私は義足をつけているので、「義足は恥ずかしいと思いません」と話してくださり、その時の清々しい姿が印象的でした。
中学1年時に発症した「骨肉腫」により、膝上を切断。以後、友人らの体育をする姿を見ているだけでつらくて涙が出る経験をし、大人になっても人に足を見られていると思うと、足を動かすことができなくなったことがあったと言います。
そんな自分が嫌で「もっと自分らしく在りたい」という気持ちから、水泳を始めロンドンパラリンピックを目指しましたが、出場叶わず、リオからパラリンピック種目になったパラトライアスロンに転向し、6位入賞を果たしました。現在は、東京パラリンピックに向けて、毎日トレーニングを積んでいるとのことです。

感想

<6年生の感想より>
○障がいなど、普通の人とは違うことがあっても、それを悪いことだと思わずに、平気で何事もないように、自信を持っていればいいということを知り、自分もその身になっても、自信を持って生きていきたいです。また、自分の思いだけでなく、お世話になっている親などの思いも受け止めることが大切だと思いました。自分を変えてくれるきっかけとなる、自分のいいところを探し、失敗しても、何度も挑戦し続け、夢を諦めないということを知ることができました。

○秦さんの講演を聞いて感動しました。特に過去の「足を切断した理由」のエピソードを聞いたときは泣きそうになっていました。自分は秦さんのような場面に出くわしたら、どんな決断をするだろうと考えていました。それを考えると秦さんはすごい決断をしたのだと思いました。これから生きていくうえでそのような決断をするときがあるかもしれないので、その時は秦さんのようにできればと思いました。今回の講演会でパラトライアスロンにとても興味を持ちました。来年のパラリンピックは今まで以上に見たくなりました。パラトライアスロンを見たいです。来年がとても楽しみです。

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