更新日: 2017年3月24日

改正道路交通法が施行されます。

高齢運転者対策の推進

背景

 近年、交通事故件数は減少傾向にありますが、高齢者が関係する交通事故の割合は、この10年で2倍近く増えています。特に、高齢ドライバーの交通事故の特徴として、ペダルの踏み間違いや逆走などが大きな事故につながっています。
 そこで、平成29年3月12日施行される改正道路交通法では、認知機能検査や個別指導などを増やす高齢運転者対策が推進されます。

道路交通法改正について(PDF)
改正道路交通法が施行されます

改正内容

1.新設された制度

・臨時認知機能検査

75歳以上の運転者が、認知機能が低下したときに起こしやすい違反行為をしたときは、免許更新を待たずに、新設された「臨時認知機能検査」を受けなければなりません。
・臨時高齢者講習
臨時認知機能検査を受け、認知機能の低下が運転に影響する恐れがあると判断された方は、新設された「臨時高齢者講習」(個別指導と実車指導)を受けなければなりません。

2.臨時適性検査制度の見直し
認知機能検査で認知症の恐れがあると判断された高齢者は、違反の有無を問わず臨時適性検査(医師の診断)を受けるか診断書を提出しなければなりません。認知症と判断された場合は、運転免許取消し等の対象となります。

3.高齢者講習の合理化
高齢者講習は、75歳未満の方や、認知機能検査で認知機能の低下の恐れがないと判定された方に対しては、3時間から2時間に短縮されます。


※免許更新期間の満了日が、施行日(3月12日)から6ヶ月を経過するまでの方は、従前の講習内容・時間・手数料等となります。

安全運転のための3つのポイント

判断力や視力などの身体機能は、年を重ねるごとに低下します。事故にあわないために、安全運転を心がけましょう。
高齢ドライバーの皆様へ(PDF)

1.車間距離を十分にとりましょう
高齢になると、注意力や集中力の低下により、危険の発見が遅れがちになります。スピードを控えて車間距離を十分とりましょう。

2.交差点では安全確認をしましょう
交差点では必ず止まって、意識的に顔を左右に向けて、十分安全確認をしましょう。

3.体調不良を感じた時は、運転を控えましょう
運転前は十分休養をとり、体調を整えましょう。

・特に注意
高速道路の出入り口では、進行方向をしっかり確認。
駐車場では、アクセルとブレーキを落ち着いて確認。

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