更新日: 2021年5月31日

八幡一丁目一番一号

市民活動スペースのベーゼンドルファー

 ベーゼンドルファー社製のグランドピアノが、第1庁舎2階の市民活動スペースに設置されています。1985年の開館時から市川市文化会館で長きにわたって数々のピアニストが演奏してきたピアノです。庁舎の供用開始の式典の日に、コロナ禍で演奏の機会が少なくなった市内のピアニストが、このピアノを演奏する予定になっていました。式典の中止とともに演奏会も中止となりましたが、演奏を動画に撮影にしたものを市公式YouTubeチャンネル等で披露しており大変ご好評を頂いています。

 生誕250年を記念して、昨年はベートーベンのピアノ曲の演奏が数多く予定されていました。このうちピアノソナタ第29番「ハンマークラビィーア」は、作曲当時、演奏不可能とされていました。当時のピアノの61鍵の音域を超える音が、楽譜にあったからです。しかし、この曲を演奏するためのピアノを職人たちが作りました。特に、ベートーベン没年の翌年創業の同社は、鍵数の多いピアノの製造に秀でていました。「50年経てば人が弾く」とベートーベンが言ったこの曲を、20数年後には「ピアノの魔術師」リストが演奏したそうです。

 庁舎のこのピアノも、通常のピアノより4鍵多いバージョンです。このピアノを、毎週、月・水・金にピアニストに貸し出しています。この4鍵を巧みに使った演奏にぜひご注目ください。ベートーベンの規格外の想像力が新たなピアノの製造技術を生んだように、ここでの人の交流と創造がコミュニティを豊かにしていくことを願って止みません。コロナ渦の中、「法律の範囲」や「予算の範囲」に考えが縛られがちな公務員も、常識の範囲と限界を超える発想が求められています。

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