更新日: 2022年6月6日

市川市立真間小学校で「夢の教室」を開催しました

写真:諸隈 直樹さん
諸隈 直樹さん
写真:法師人 美佳さん
法師人 美佳さん

概要

日時

令和4年5月26日(木曜)

場所

市川市真間小学校

夢先生

諸隈 直樹(もろくま なおき)さん【元プロバレーボール選手】

鎮西高校時代、全国高校バレー選抜優勝大会で優勝、インターハイでも2度の優勝を成し遂げ、前日本ユース代表として世界大会でベストスコアラーを獲得。進学した法政大学でも、ユニバーシアード日本代表として、2度の世界大会出場を果たしました。卒業後は、富士フィルム・プラネッツに加入、ウィングスパイカーとして活躍しました。2002年には、同チームの廃部により豊田合成トレフェルサに移籍。2008年のシーズンを最後に現役を引退しました。また、2000年に初選出された全日本でも、2002年のアジア競技大会3位獲得に貢献するなど、長きに渡って活躍。現在は、株式会社キャリアスポーツを設立し、代表取締役として活動しています。また、2009年にはバレーボール全日本男子のコーチに就任しました。

法師人 美佳(ほうしと みか)さん【元なでしこリーガー】

日本体育大学在学中の2001年にユニバーシアード日本女子代表に選出され、同年に開催されたユニバーシアード北京大会に出場。大学卒業後の2004年にさいたまレイナス(現 浦和レッズレディース)に加入しました。身長148㎝と小柄ながら豊富な運動量とタイミングの良い前線への飛び出しでMFとしてプレー。加入1年目から公式戦11試合に出場するなど活躍しました。2009年にアルビレックス新潟レディースに移籍。2010年のシーズン終了後に現役を引退し、現在はJFAこころのプロジェクトの一員として全国各地で行われている「夢の教室」に携わっています。

内容

諸隈 直樹さん

親の影響で小学5年生からバレーボールを始め、当初は「とりあえず」の気持ちでプレーしていたものの、全国の中学生の大会の決勝で敗れ、その悔しさから日本一になるという夢を抱くようになる。高校は親元を離れ、熊本県の強豪・鎮西高校へ進学、日本一の座を掴み取った。大学でも再び日本一になりたいとの目標のもとに法政大学へ進学。環境の違いから負け続け、一時やめようと考えるほどにモチベーションを失うも、仲間に救われ卒業後はVリーグチームへ所属。廃部や怪我の憂き目を乗り越え、最後まで夢のために全力でプレーを続けました。

諸隈さんは、「とりあえずで始めたことが『好き』に変わり、『夢』になることもある」「夢に向かって一生懸命になれば、やって良かったと後になって思える」「夢を叶えるコツは3つ。失敗してもいいから行動をすること、仲間を大切にすること、あきらめず夢に常に全力であり続けること」と語ってくださいました。

法師人 美佳さん

小学1年からサッカーを始めるも、親の反対に遭う。やりたいと1年言い続け、ついにサッカークラブに入団することができた。当時は「サッカーは男のスポーツ」といった偏見や小柄な体格から学校でいじめに遭うも、大好きなサッカーを続けていた姿から、親からも「続けろ」と言われ、乗り越える。中学、高校で全国大会優勝を経験し大学へ進学。周囲との体格や技術の差に苦しむが、当時のエースからの声かけで意識を変える。卒業後は「常に全力でチャレンジする姿がチームにとってプラスになる」との評価を買い、なでしこリーグチームに所属、サッカー選手になりたいとの夢を叶えました。

法師人さんは、「何事も自分で決めることが大事」「『大好き』の気持ちが『夢の種』になり、周囲の協力やチャレンジで育つ」「周囲との差に苦しむことはあっても、自分のため、仲間のために頑張ればそれでよい。あきらめずに頑張ってきたことが宝物になる」と熱く語ってくださいました。

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