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文化財(国指定)−法華経寺祖師堂

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更新日: 2015年4月10日

法華経寺 祖師堂(そしどう)

祖師堂
祖師堂
 祖師堂は、宗祖日蓮聖人をお祀りするお堂で、最初は鎌倉時代の正中2年(1325)に上棟した小規模な五間堂でした。その後、消失などのため幾度か再建があり、現在の祖師堂は江戸時代中期の延宝6年(1678)に上棟されたものです。
 昭和62年(1987)から始まった解体修理は十年の歳月を費やして平成9年(1997)に完成し、建立当時の姿に復元されました。

 建物は大きな7間堂で屋根を二つ並べたような比翼入母屋(ひよくいりもや)造りが特徴です。このお堂の他に比翼入母屋造の屋根を持つのは全国でも岡山県にある吉備津神社本殿(国宝)だけです。
 堂内は正面の吹き放し外陣(げじん)、内部の広い内陣、それに両脇の脇陣と背面の後陣(ごじん)からなり、内外陣境には上部に揚格子、下方に取り外し可能な結界を入れ、また内脇陣境にも同様な結界を入れ、大きな行事の際にはこれらを開け放って堂内を広く使うことができるようになっています。これは日蓮宗の仏堂に見られる特有の形式です。
 内陣は本来板敷きですが、現在は畳を敷詰めてあります。天井は一面の格縁天井で、格縁は黒漆塗り、天井板には桔梗紋が描かれています。さらに内陣周りの上部に極彩色塗りで荘厳にされています。

 祖師堂は関東地方では数少ない大型日蓮宗仏堂の典型で、その規模は当時の庶民信仰の動向を知る上での一指標として位置付けられるとともに、建立年代が確実な建造物として重要です。



 

附 棟札

 慶長6年(1601)に祖師堂宮殿を修理した際の棟礼です。祖師堂の創建は観応3年(1352)ですが、その後の中世の記録がなく、詳細が分かりません。しかしこの修造の棟礼によると、かなり痛みがあったと考えられます。
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