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文化財(市指定)−庚申五層塔

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更新日: 2015年4月10日

庚申五層塔(こうしんごそうとう)

庚申五層塔
庚申五層塔
 庚申待ちの風習が日本に伝わったのは平安時代ですが、一般庶民にまで広がったのは室町時代末ごろで、江戸時代になって流行をみています。
 人々は道端に病鬼を払うという青面金剛(しょうめんこんごう)や、猿田彦(さるたひこ)、庚申の「さる」から転じた庚申猿を彫った石塔を立てました。これが庚申塔です。猿田彦は道案内の神であったため、道祖神ともなって道標の役目を果たし、現在も各地に多種多様の庚申塔が残っています。
 
 よく見かけられる庚申塔が、碑のように板状のものが多い中で、子安神社の庚申五層塔は五重塔をかたどっていて、全国的にも珍しく、千葉県内では唯一のものです。塔身114cmで、高さ39cmの基壇と15cmの台石の上に乗っています。あまり複雑な造りはなく、青面金剛などの彫刻もありません。基壇正面に銘文があり、左右面には岡本伊兵衛ら建立者9名の名前が浅く彫られています。

  元禄三庚午年
  奉待庚申神講衆
  十月貳八日


とあり、建てられたのが元禄3年(1690)であることが分かります。
 
 
メモ
庚申(こうしん)待ち

中国の道教の教えでは、庚申(かのえさる)の日は睡眠中に体内から三尸(さんし)という虫が抜け出して、天帝にその人の罪科を告げるというので、人々は集まって眠らない風習が生まれました。
庚申待ちは通常、村単位などの集団で行われ、、その集りのことを庚申講(こうしんこう)、庚申会(こうしんえ)ともいいます。

アクセス

所在地: 柏井町3-654

交通: JR総武線下総中山駅入口からバス「柏井」下車徒歩7分 

子安神社の境内にあり、見学は自由。
●このページに掲載されている情報の問い合わせ
市川市教育委員会 生涯学習部 考古博物館/考古博物館文化財グループ
〒272-0837
千葉県市川市堀之内2丁目26番1号(考古博物館)
千葉県市川市堀之内2丁目27番1号 歴史博物館1階(文化財グループ)
電話:047-373-2202(考古博物館) 047-701-8399(文化財グループ)
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