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文化財(市指定)−国府台辻切り

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更新日: 2015年4月14日

国府台辻切り(こうのだいつじぎり)

国府台辻切り
国府台辻切り
 辻切りというのは人畜に害を与える悪霊や悪疫が集落に侵入するのを防ぐため、各集落の出入口にあたる四隅の辻を霊力によって遮断してしまうことから起こった呼び名で、古くから行事として伝えられてきたものです。
  
 遮断の方法は注連縄(しめなわ)を作って道に張るとか、大蛇を作ってその呪力によって侵入してくる悪霊を追い払うというような方法がとられていますが、千葉県では南部の地方では注連縄を張る集落が多く、北部の地方では大蛇を作る集落が多かったようです。
  
 市川市でも昔は国府台、国分にかけた地域でさかんに行われた行事でしたが、太平洋戦争後は世相の移り変わりとともに次第にすたれ、今ではほぼ昔の姿を伝えているのは、この国府台の辻切りだけとなってしまいました。
  
 国府台の辻切り行事は毎年1月17日天満宮境内で行われ、各自が持ち寄ったワラで2mほどの長さの大蛇を4体作り、お神酒(みき)を飲ませて魂入(たまい)れをして、町の四隅にある木に頭を外に向けて結びつけます。こうして大蛇は翌年まで風雨にさらされながら町内安全のため眼を光らせているのです。
 
 

メモ
辻切り(つじぎり)

国府台以外では、堀之内地域に辻切りの風習が残っています。ただし、大蛇を作るのは一体だけで、木札と幣束(へいそく)を町の四隅に立てます。
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写真で見る祭事

木札と幣束
1.保存会では見学者に解説も行っている
1.保存会では見学者に解説も行っている
2.ワラを細かく編み上げる頭づくり
2.ワラを細かく編み上げる頭づくり
3.木につるしてワラを寄り合わせる大蛇づくり
3.木につるしてワラを寄り合わせる大蛇づくり
4.紙とワラ灰で眼をつくる
4.紙とワラ灰で眼をつくる
5.ビワの葉で耳をつけて四体完成。このあとお神酒を飲ませて魂入れする
5.ビワの葉で耳をつけて四体完成。このあとお神酒を飲ませて魂入れする
6.一体ずつ辻へ出発
6.一体ずつ辻へ出発
7.東西南北の四辻で町外へ向けて大蛇を踊る
7.東西南北の四辻で町外へ向けて大蛇を踊る
8.悪いものが入ってこないよう一年間にらみをきかせる大蛇
8.悪いものが入ってこないよう一年間にらみをきかせる大蛇

アクセス

所在地: 国府台3-11(天満宮神社)

交通: JR総武線市川駅からバス「国立病院」下車。
バス停から国府台天満宮までの案内図はこちら→案内図

見学は自由。毎年1月17日に国府台の天満宮神社で行われます。
 
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●このページに掲載されている情報の問い合わせ
市川市教育委員会 生涯学習部 考古博物館/考古博物館文化財グループ
〒272-0837
千葉県市川市堀之内2丁目26番1号(考古博物館)
千葉県市川市堀之内2丁目27番1号 歴史博物館1階(文化財グループ)
電話:047-373-2202(考古博物館) 047-701-8399(文化財グループ)
FAX:047-372-5770(文化財グループ)
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