地域猫活動

印刷する(印刷表示用ウィンドウを開く)
更新日: 2017年3月1日

地域猫活動とは

 地域猫活動とは、地域に住み着く特定の飼い主のいない猫をこれ以上増やさないために、今いる猫の一代限りの生を全うするまで、地域の理解と協力を得て、地域住民の認知と合意の下に、その地域にあった方法で、飼育管理者を明確にし、飼育する対象の猫を把握するとともに、フードやふん尿の管理、不妊去勢手術の徹底、周辺美化など地域のルールに基づいて適切に飼育管理していく活動のことです。
 
 地域住民と飼い主のいない猫との共生をめざし、不妊去勢手術を行ったり、新しい飼い主を探して飼い猫にしていくことで、将来的に飼い主のいない猫をなくしていくことを目的としています。ただし、実際に数を減らしていくためには、複数年の時間を必要としますので、当面は、これ以上猫を増やさない、餌やりによる迷惑を防止するなどを目的としています。
 地域猫活動は、「猫」の問題ではなく「地域の環境問題」としてとらえ、地域計画として考えていく必要があります。
 
 地域猫は野良猫とは異なります。フード、水やりの場所は決められ、排泄物の処理や周辺の清掃なども行われます。不妊去勢手術が行われることで数が増えることが抑えられます。
 
 地域住民は猫による被害の現状を十分認識し、野良猫を排除するのではなく、地域住民が飼育管理することで、野良猫によるトラブルをなくすための試みであることを理解しなければなりません。同時にこれ以上飼い主のいない猫を増やさないために、飼い猫を捨てることは犯罪になることを周知し、捨て猫の防止を徹底していく必要があります。

地域猫活動における役割

【1】地域住民

◆活動主体(地域猫を世話する人達)
 地域住民を中心に構成された、飼い主のいない猫対策に取り組む主体。趣旨に賛同した地域住民や地域猫活動に経験を持つボランティア団体等とともに活動を行います。代表者を決め、グループで役割分担するなどしながら地域にあったルールを作り活動します。活動主体は、新規参入猫の存在や傷病猫を把握し、それらについても対応する必要があります。

◆活動主体以外の住民
 猫が好きな人、嫌いな人、興味がない人、猫が大切な人、猫に困っている人、猫アレルギーの人、色々な人が地域には住んでいます。飼い主のいない猫問題を解決するには、猫による問題が地域の問題であるという認識を持つことが重要となります。猫を排除するだけ、餌を与える人を非難するだけでは問題は一向に解決しません。地域猫活動を理解することが、猫による問題を解決する第一歩となります。

【2】ボランティア

◆地域猫活動支援団体
 経験のあるボランティア団体は活動主体からの相談に対してアドバイスをし、必要機材の貸出等を行うことができます。ただし、あくまでも活動主体は地域住民となります。

◆千葉県動物愛護推進員
 動物の愛護及び管理に関する法律第38条第1項の規定により、地域における犬、猫等の動物の愛護の推進に熱意と見識を有する者のうちから、千葉県知事が委嘱した者です。主な役割は、動物愛護・適正飼養の重要性に関する啓発、不妊去勢手術に関する助言、譲渡の斡旋・支援、県が行う動物愛護行政への協力となります。

◆千葉県動物愛護ボランティア
 千葉県が、平常時の動物愛護活動や災害時の動物救護活動に積極的に協力していただくために、募集し登録した者です。

【3】行政

◆県
 ・地域住民、ボランティア及び市に対して、猫の適切な管理指導や動物愛護の啓発・情報提供を行います。
 ・地域猫活動を進めていくための人材を育成します。
 ・その他、地域猫活動が円滑に行われるために必要な支援を行います。
  千葉県発行チラシ・・・「あなたの町でも始めませんか!地域猫活動」

◆市
 ・県の事業に協力し、地域に密着した苦情や相談の対応、地域住民との連携や支援等を行います。
 ・地域への支援の一環として、地域猫活動における不妊等手術費の一部助成を行っています。
 ・住民に、地域猫に関する啓発及び情報提供を行います。
  市川市発行パンフレット・・・「地域猫を知っていますか」
 
 市川市では、地域猫活動をしている活動団体の登録制度を設けており、その登録団体に対して、不妊等手術費の一部助成を行っております。

地域猫活動の手順

情報収集

 活動主体は、猫の数・性別、餌場、飼い猫との判別、被害状況等について情報を収集し、記録を残します。餌やりをしている人をみつけた場合には、この活動の趣旨を説明して、協力を得ます。

猫問題住民会議の開催

 地域猫活動の実施には、地域住民の理解が必要です。活動主体だけでなく、猫による被害で困っている人や猫の管理に反対な人も参加した話し合いで現状を確認し、活動を行うかどうかを検討した上で活動を始めることが重要です。
 猫問題住民会議は、町会や自治会など中立の立場の人が主催すると参加者に偏りも出ず、話し合いがスムーズに運びます。また、合意形成後は、会議の席で活動有志を募ることもできます。

活動のルール作り

 参加者で、役割分担やローテーションを決め、無理なく活動が継続できる体制を作ります。代表者を決め、トラブル・問題が発生した場合に対処するための連絡先を明示します。

◆餌やり
 ・餌やり場は地域住民に迷惑のかからない場所に固定します。
 ・時間を決めて、猫が食べきれるだけの量の餌・水を与え、食べ終わるのを待って容器を回収します。
 ・置き餌は、カラスや他の猫が集まってきたり悪臭や害虫発生の原因となるので、絶対に行わないことが重要です。

◆トイレの設置
 ・周辺住民の理解が得られている場所に猫用トイレを設置し、排泄物は速やかに片付け、常に清潔を保ちます。
 ・トイレ以外の場所に排泄を確認した際は、速やかに処理、清掃します。
 

不妊去勢手術

 不幸な子猫の増加を防ぐとともに、発情期の鳴き声や尿スプレーなどの問題行動を抑えるために、不妊去勢手術を実施します。不妊去勢手術後に、未実施の猫と区別するために耳先をV字カットするなどの措置を行います。飼い主のいない猫の寿命は4〜5年と言われています。不妊去勢手術をすることにより、猫の頭数を自然に減らして行くことができます。

その後の管理

◆猫の数・特徴・健康状態・手術の有無などを把握し、猫に異常があった場合や、手術を受けていない猫が入ってきた場合などは、代表者に報告して必要な対処を行います。
◆地域猫活動を知った者が、この地域に猫を捨てていくケースがあるので、捨て猫の防止を徹底します。
◆町会や自治会の取り組んでいる範囲で、回覧版や地域の掲示板を利用するなどして、活動状況を周辺住民に周知します。
◆地域猫から飼い猫になった例もありますので、新たな飼い主を探す努力が必要です。
 
 このように、野良猫も地域猫として地域で適切な管理を行えば、野良猫による様々な被害を減らすことができます。また、野良猫の寿命は4〜5年と言われていますので、時間はかかりますが野良猫の数も徐々に減らすことができます。

市川市地域猫活動団体登録

 本市では、地域猫活動を広く周知すること、また、地域猫活動が行われている地域或いはこれから始めようとする地域において、活動実態を明確にすることで、地域住民(活動主体以外の住民)に地域猫活動の認知と目的を正しく理解してもらい、活動が円滑に進むようにするため、平成28年3月に地域猫活動を行う団体の市への登録制度を新たに設けました。
 
 この団体登録は、義務ではありませんが、市の登録を受けることで、団体が管理する地域猫の不妊去勢等手術費用の一部助成を受けることができます。
 団体登録を受ける場合は、いくつかの要件がありますので、下記「市川市地域猫活動団体登録」に関するページをご参照ください。

 →→→「市川市地域猫活動団体登録」に関するページはこちら←←←
 

市川市地域猫不妊等手術費助成金交付制度

 市川市では、地域猫活動を支援するため、地域猫の不妊又は去勢手術費の一部助成を行っています。助成を受ける場合は、いくつかの要件がありますので、下記「市川市地域猫不妊等手術費助成金」に関するページをご参照ください。

→→→【市川市地域猫不妊等手術費助成金】に関するページはこちら←←←

 なお、申請にあたっては、事前に「市川市地域猫活動団体」としての登録が必要となります。

地域猫活動団体の登録及び不妊等手術費助成金申請の流れ

Get Adobe Reader

このサイトには、Adobe社Adobe Readerが必要なページがあります。お持ちでない方は左のGet Adobe Readerアイコンよりダウンロードをお願いいたします。

●このページに掲載されている情報の問い合わせ
市川市 環境部 環境保全課
〒272-0033
千葉県市川市市川南2丁目9番12号

水質・土壌グループ
  電話:047-712-6310 FAX:047-712-6316(各グループ共通)
大気・騒音・振動グループ
  電話:047-712-6311(大気)
  電話:047-712-6312(騒音・振動)
  電話:047-712-6313(放射能)
管理グループ
  電話:047-712-6309(犬の登録・猫助成金など)
 
このページについてのご意見・お問い合わせは、市民の意見箱まで