更新日: 2024年3月6日

市川市汚水適正処理構想

汚水適正処理構想とは

「汚水適正処理構想」は、生活や事業活動などに伴い排出される汚水が、浄化されることなく公共用水域(水路・河川・海など)に流れ出ることを防ぐ各種汚水処理施設(下水道や農業集落排水施設、合併処理浄化槽など)の整備を効率かつ適正・確実に進めていくための基本方針として、整備する施設の種類や汚水処理を短期で概成するための手法を定めているものです。

市川市汚水適正処理構想

現在の構想は、平成27年度構想の内容を基本に、整備進捗や最新の将来人口推計の結果等を踏まえた時点修正を加えたものです。

千葉県が取りまとめる全県域の汚水適正処理構想に組み込まれるものとして策定しました。

主な内容は以下の通りとなっております。

将来フレーム及びアクションプラン(令和6年目標値)の変更

表1 前回構想におけるフレーム値

表2 今回構想におけるフレーム値

事業内容の見直し(追加)

市の単独公共下水道菅野処理区の流域編入(広域化・共同化事業)を位置付け。

菅野処理区の現在と将来の変動の図。

図1 菅野処理区の流域編入イメージ

  • 下水道よりも合併処理浄化槽による汚水処理が経済的な区域が一部存在するが、市民全体の公平性等を考慮し、引き続き構想対象区域全域(非可住区域を除く市全域)を下水道整備を図る区域とした。
  • 現在の本市における整備・普及ペースでは千葉県が目標としている令和6年度に汚水処理施設の整備を概成させることの達成が難しいことから、整備手法の特性、経済性、地域の特性等を総合的に勘案し、本市においては引き続き令和11年度に下水道を概成させることを目標としています。
  • 整備の効率性の観点から、臨海部の工業系用途等を除く市街化区域を第1優先整備区域と定め、この区域での令和11年度下水道整備完了を目指す。
  • 汚水処理人口普及率の向上を図るため、すぐに下水道整備ができない区域については、当面の間は個人による合併浄化槽転換への助成金等を継続する。
    ※なお具体的な整備箇所は今後の事業内容の検討により変化します。
  • 中長期においては老朽化対策を実施し、老朽化の進んでいる菅野処理場については、流域下水道への早期編入を図る。

詳細は以下のリンクをご覧ください。

市川市汚水適正処理構想(令和6年2月)(pdf形式:2.78MB)

この本市構想を以下の内容に取りまとめ千葉県に提出しました。
(「汚水処理施設整備計画(アクションプラン)」は中期での汚水処理の概成を目指して、施設の整備手法などを示したものです。)

このページに掲載されている
情報の問い合わせ

市川市 下水道部 下水道建設課

〒272-8501
千葉県市川市南八幡2丁目20番2号

計画・庶務グループ
電話 047-712-6362 FAX 047-712-6363
下水道・補償グループ
電話 047-712-6362 FAX 047-712-6363
再整備グループ
電話 047-712-6483 FAX 047-712-6363