更新日: 2023年8月19日

広報いちかわ8月19日号 特集

過去の大震災の経験を日頃の備えに役立てましょう

前号の特集

[特集]目次

過去の大震災の経験を日頃の備えに役立てましょう

 8月30日〜9月5日は防災週間です。日本で過去に起きた大震災では、火災や家屋倒壊など、さまざまな被害が出ています。いざという時のために、日頃から地震が発生した時の備えをしておきましょう。

問い合わせ=TEL047-704-0065地域防災課

過去の大震災とその特徴

関東大震災

  • 発生日時:大正12年9月1日
  • 地震の規模:マグニチュード7.9
  • 全壊・全焼住家:約29万棟
  • 死者・行方不明者数:約10万5千人
[火災]〈特徴的な被害〉

発生時間が昼時だったことから、大規模な延焼火災により焼失建物は21万棟以上に及びました。

阪神・淡路大震災

  • 発生日時:平成7年1月17日
  • 地震の規模:マグニチュード7.3
  • 全壊・全焼住家:約11万棟
  • 死者・行方不明者数:約6,400人(災害関連死を含む)
[圧迫死]〈特徴的な被害〉

昭和56年以前に建てられた木造住宅を中心に大きな被害があり、亡くなった方の実に7割近くが家屋、家具類などの倒壊による圧迫死でした。

イラスト:特徴的な被害

 国内で史上初めてとなる「震度7」を観測しました。大都市における直下型地震であったことから、都市機能を支える交通網やライフラインなどに未曾有の被害をもたらしました。

東日本大震災

  • 発生日時:平成23年3月11日
  • 地震の規模:マグニチュード9.0
  • 全壊・全焼住家:約12万棟
  • 死者・行方不明者数:約2万2千人(災害関連死を含む)
[液状化・津波]〈特徴的な被害〉

液状化現象により、電気・ガス・上下水道など、さまざまなライフラインに被害が出ました。また、鉄道の停止により帰宅困難者も多数出ました。

日頃の備え

感震ブレーカーを設置しよう

画像:感震ブレーカー

 電気による出火を防ぐためには、避難時にブレーカーを遮断することなどが効果的です。
 感震ブレーカーとは、地震の揺れを感知して自動的に電気の供給を遮断する器具です。各家庭に設置することで出火を防止し、他の住宅などへの延焼を防ぐことにもつながります。

家具類の転倒・落下・移動防止対策をしよう

  • けがをしたり、避難に支障が出たりしないように家具を配置しておきましょう
  • 家具などを固定し、転倒・落下・移動防止措置をしておきましょう

住宅の耐震化・塀の強度について考えよう

 平成12年5月以前に建てられた木造住宅は、耐震性が不十分である可能性があります。耐震診断や必要な改修を行いましょう。また、道路に面したブロック塀などが地震で倒れると通行人に危険が及んだり、避難や消火、救助活動などにも支障をきたします。危険なブロック塀は除却しましょう。

[市からの補助]耐震化の補助金を利用しよう
耐震化の補助金の2次元コード
▲詳しくはこちら

 木造戸建て住宅・分譲マンションの耐震診断費・耐震改修費の一部を補助する制度があります。

[市からの補助]除却費の補助金を利用しよう
除却費の補助金の2次元コード
▲詳しくはこちら

 道路に面した危険ブロック塀などの除却費用の一部を補助する制度があります。

問い合わせ=TEL047-712-6337建築指導課

非常用品を備えよう

  • 非常用持ち出し品の準備をしましょう(季節を考慮した備えも大切です)
  • スマートフォンの予備バッテリーなど、必要な電源を確保しておきましょう
  • 断水に備えて、飲料水を備蓄しておきましょう
    また、トイレが利用できなくなる場合がありますので、簡易トイレを備蓄しましょう
  • 備蓄食料の用意をしましょう(最低3日分、できれば7日分)
協定事業者のお得な情報の2次元コード
▲協定事業者のお得な情報はこちら▲

 ローリングストック法でいつもの暮らしプラスアルファで無理なく備蓄を始めましょう。
 ローリングストック法とは、常に一定量の食料を家に置いておく備蓄方法です。

家庭でできる避難の準備

避難所や避難場所を確認しよう

地区別減災マップの2次元コード
▲ダウンロードはこちら

 市内を4つに分けた「地区別減災マップ」で、被害をイメージしながら話し合うことで災害へ備えましょう。また、公共交通機関の運休により帰宅が困難になった時のために、通勤通学経路の駅周辺にある避難場所などの位置を把握しておくことも大切です。

画像:地区別減災マップ
▲地区別減災マップ

自宅のリスクを確認しよう

ダウンロードの2次元コード
▲ダウンロードはこちら

 災害時の防災拠点である小学校ごとに防災カルテを作成しています。身近な災害リスクを理解し、防災・減災対策を行うことが大切です。

画像:防災カルテル
▲防災カルテ

家族でもしもに備えませんか

問い合わせ=TEL047-704-0065地域防災課

夏休み親子防災パーク

夏休み親子防災パークの2次元コード
▲詳しくはこちら

 消火体験や地震体験など、さまざまなイベントを行います。親子で楽しく防災について考えましょう。

日時=8月26日(土)午前10時~午後3時
場所・会場=第1庁舎1階

過去の災害から家庭の備えを学ぼう

 災害に対する日頃の備えや自衛隊の災害派遣活動などを紹介します。

日時=8月26日(土)~9月5日(火)(8月26日(土)以外の土・日曜日及び祝日は展示していません)
場所・会場=第1庁舎1階ファンクションルーム

耐震について建築士に相談しませんか

無料耐震相談会

無料耐震相談会の2次元コード
▲詳しくはこちら

 専門の建築士による木造住宅の耐震診断・補強方法の無料相談会を開催しています。日程や場所など詳しくは市公式Webサイトで確認またはお問い合わせください。

問い合わせ=TEL047-712-6337建築指導課

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〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

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電話 047-712-8632 FAX 047-712-8764
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