更新日: 2020年12月29日

広報いちかわ9月7日号 連載

 

目次

ムラコシコラム

子育てしやすい街へ

ICタグと村越市長 私は市川をより子育てしやすい街にしたいと思い、そのために日々取り組んでいます。この夏にも新たな制度をいくつかスタートさせましたのでご紹介します。
 7月から順次、「登下校見守りシステム」を公立小学校等に導入しています。このシステムは、児童のランドセルに取り付けたICタグが学校の門に設置したセンサーやカメラの前を通過することで、「誰が」「いつ」登下校したかを把握することができるものです。これは県内初の試みで、子どもたちの安全と保護者の安心につながればと考えています。
 また、子ども医療費助成制度の所得制限を、8月診療分から撤廃しました。この制度は0歳から中学校修了前までの子どもの医療費の一部を助成するものです。従来は小学校4年生以上の子どもの場合は保護者の所得制限がありましたが、今回この所得制限を撤廃しました。今後も、子どもたちを健やかに育める環境を整えていきます。
 なお、保育園の待機児童は4月現在で138人となり、1年前より247人減少しました。ゼロになるまでさらなる努力を続けます。

市長 村越祐民

 

歴史と文化の散歩道[79]

令和に寄せて-伝統と新たな文化が融合する街・八幡

中山メモリアルギャラリー 全日警ホール(八幡市民会館)中山メモリアルギャラリーでは、現在、「市川市収蔵作品展」を開催しています。
 開館2周年を迎えた当ギャラリーは小規模ですが、主に市が収蔵する美術作品やゆかりの芸術家による作品などを紹介しています。今回の見どころは、名誉市民で洋画家の中山忠彦画伯からの特別出品に加え、「令和」改元に寄せて、「万葉集」や典拠となった梅花の序文に因んだ作品を中心に展示しています。
 歌枕の地である「葛飾の真間」、麗しき乙女と名高い手児奈の伝説など、改めて市川の歴史や文化、そして現存する日本最古の歌集として知られる万葉集に親しんでいただければ幸いです。また、市が収蔵する美術作品を広くご覧いただくために、中山メモリアルギャラリーが入場無料となりましたので、気軽にお立ち寄りください。
 さて全日警ホールは、葛飾八幡宮の境内に位置しています。葛飾八幡宮では、毎年9月15日から20日まで例大祭が行われ、境内では通称ボロ市と呼ばれる農具市が開催されます。農具、日曜大工用品、植木をはじめとする店が並び、市川の秋の風物詩のひとつとなっています。この伝統の農具市とは別に、現在、偶数月の第2土曜日にはニューボロイチが開催されています。こちらは実行委員会が中心となり、手作り品が満載で、ワークショップの体験もできる新しいイベントです。次回のニューボロイチは、10月19日(土)に開催の予定ですが、日程が変更となる場合もありますので、Webなどで事前の確認をお願いします。
 芸術、文化をより深く鑑賞、体感したい方には、市川市芸術文化団体協議会が主催する「芸術文化集会」が9月16日(祝)から22日(日)まで全日警ホールを会場に開催されます。展示やホール公演(22日のみ)など、さまざまな文化団体の競演をご覧になれます。
 最後にこちらも地域の実行委員会の方々が主催する「回遊展in八幡」が、9月28日(土)、29日(日)に開催されます。このイベントは今年で17回目となり、その名のとおり八幡地区を回遊しながら子どもから大人まで楽しめるイベントです。
 歴史と地域の文化に育まれた伝統行事と新しいイベントが融合する街、八幡。秋の一日、八幡散策はいかがでしょうか。

文化振興課 中能淳子

 

第12回 いちかわスポット/ICHIKAWA SPOT

買い物も食事も楽しめる
道の駅いちかわ

 平成30年4月にオープンした道の駅いちかわは、市民にとっても身近な存在。ショップには地域の新鮮食材や特産品、パンや和菓子におにぎりといった軽食が並びます。今年7月にメニューを一新したイタリアンレストランでは、地元農家が育てた野菜やハーブを使ったランチを楽しめるほか、厨房(ちゅうぼう)で丁寧に焼き上げるピッツアはテイクアウトも可能です。また、週末には屋外にラーメンやカレーなどを提供するキッチンカーも並び、親子連れで賑わいを見せます。お買い物もお食事も一度に楽しめる道の駅へ、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

いつも利用者で賑わう道の駅いちかわ/光が多く差し込む開放的な店内

場所・会場=市川市国分6-10-1
開業時間=午前8時~午後10時(店舗ごとに営業時間が異なります。詳しくは右記2次元コード、または下記URLで確認してください)
https://www.michinoeki-ichikawa.jp/
問い合わせ=TEL047-382-5211

 

市民の広場

本広場への掲載は、各施設にある「市民の広場掲載依頼書」により、‘記載の決まり’に従ってお申し込みください。
なお、市民のみなさんの依頼に基づき掲載しており内容についての責任は負いかねます。
問い合わせ=TEL047-712-8632、FAX047-712-8764広報広聴課

たのしもう【イベント・公演会】

● バドミントン初心者講習会/9月7日(土)・16日(祝)・21日(土)午後5時30分~8時30分/信篤体育館/一般500円、小中高生300円/市川市バドミントン協会/TEL047-397-0573堀口(夜間)

●フィリピンAKAYバザー/9月8日(日)午前10時~午後1時/じゅん菜池緑地/フィリピンAKAYの会/TEL047-372-6988山本

●第8回南八幡写真クラブ写真展/9月13日(金)~15日(日)午前10時~午後6時(13日は午前11時から、15日は午後5時まで)/全日警ホール/南八幡写真クラブ/TEL090-6922-8010和田

●フレンズ お話相手(傾聴)講座/9月13日・20日・27日いずれも金曜日、午前10時~正午(13日は午後1時30分~3時30分)/全日警ホール/要申し込み/心のふれあいボランティア「フレンズ」/TEL080-5462-1455太田(昼間)

●チャリティーコンサート/ 9月16日(祝)午後2時~4時/文化会館/3000円/要申し込み/TEL090-3807-8108川元

●障害年金「無料個別相談会」/9月19日( 木)午後1時30分~4時30分/男女共同参画センター/要申し込み/NPO法人 みんなでサポート千葉/TEL070-1541-7661同事務局

●「いろとりどりの親子」上映会/9月26日(木)1回目午前11時~午後0時35分、2回目午後1時30分~3時5分/全日警ホール/500円/要申し込み/市川手をつなぐ親の会/TEL090-3817-5278平野

●第15回ふれあいセンターまつり/9月28日(土)午前10時~午後2時/急病診療・ふれあいセンター/市川第二地区社会福祉協議会/TEL047-376-8343同協議会(昼間)

●不登校や行きにくい子の親の会/9月28日(土)午後2時~5時/勤労福祉センター本館/300円/要申し込み/クリオネ(不登校の親の会)/TEL047-379-7519波多野

●市川市民合唱団第6回コンサート/9月29日(日)午後2時~4時/文化会館/市川市民合唱団/TEL047-371-9061柿沼

●第7回油絵獅子友会展/10月3日(木)~6日(日)午前10時~午後7時(3日は正午から、6日は午後3時まで)/全日警ホール/油絵獅子友会/TEL047-339-4324鈴木

 

やってみよう【仲間募集~趣味・交流】

語学・教育

●英会話(初級・中級)/月2回火曜日午前10時~正午/南行徳市民談話室/月3,000円/エンジョイ英会話/TEL047-399-3430清水(昼間)

舞踊・ダンス

●社交ダンス(初心者経験者歓迎)/毎週土曜日午後7時~8時30分/行徳公民館/入会金1,000円、月3,000円/東西ダンス同好会/TEL047-395-6608池田

音楽・芸能

●正しい発声で、心と体がイキイキ/第2・4火曜日午前10時~11時30分/鬼高公民館/月2,500円/健康ボイストレーニング/TEL047-335-7011金子

●英語でポピュラーソングを歌う/第2・4木曜日午後3時~4時30分/菅野公民館/入会金1,000円、月2,500円、運営費3カ月に1回1,000円/アメリカンソングの会/TEL080-6326-1416澤田(夜間)

●日本や世界の歌を若々しく歌おう/第2・4金曜日午後1時~3時/南行徳公民館/月2,500円/ホワイティー・コーラス/TEL047-359-0109尾﨑(おさき)

●歌の好きな人歓迎/第2・4金曜日午後1時~3時30分/いきいきセンター日の出/月1,000円/カラオケ同好会/TEL047-357-2451平田

書道・絵画

●会員募集 初心者歓迎/第2・4水曜日午前9時30分~正午/いきいきセンター南行徳/月1,500円/水彩画同好会/TEL047-359-1071米倉(夜間)

その他

●朗読によるボランティア募集/第2水曜日午後0時30分~4時30分/市川駅南公民館/月1,500円/ぐるーぷ・いさり火/TEL047-335-8332平野(昼間)

●図書館を応援するボランティア/第1・3日曜日午前11時~午後3時/中央図書館/年会費1,000円/市川図書館友の会/TEL047-321-1696橋場

●茶の湯と日本文化を楽しむ会/第2・4金曜日午後2時~4時/行徳公民館/入会金1,000円、月3,000円/茶の湯 清風会/TEL090-6172-6844長浜

●男の料理教室/第2日曜日午前9時~午後0時30分/曽谷公民館/入会金1,000円、月2,000円/食楽会/TEL090-4812-3353小野

 

いちかわ文芸

短歌 … 清水 麻利子 選

父と来た浅草六区の灯はともり
そぞろ歩いて寄席の木戸入る

──── 奉免町 小田中 準一

梨の皮むきつつ御歯黒見せて笑む
祖母のなつかし梨畑も消ゆ

──── 稲荷木 秋本 和子

しろがねのアメンボウの渦かさなれり
無音の夕べ亡き子来ている

──── 平田  山﨑 蓉子

戦傷の父を見舞いし国府台
昭和の初め秋の晴れた日

──── 堀之内 原 正

児の寝顔ひまわりのように輝きぬ
その未来をば何故に手折るや

──── 若宮  鈴木 睦代

【短歌選評】
「浅草六区」の灯は消えず、笑いは人を健康にとばかりに賑わっています。小田中さんの父を追憶して「寄席の木戸入る」豊かな時間。秋本さんは梨の汁の滴る白さと御歯黒が時代がかって対照的。消えた梨畑もありますが、梨の幟旗が翻る九月の市川です。水馬(アメンボ)の渦を「しろがね」と捉え、「無音の夕べ」に亡き子と語らう山﨑さんの幽妙世界。国府台病院に戦傷の父を見舞った原さんと、児の寝顔に虐待増加を案ずる鈴木さんが願うのは、平和共存の未来です。

■各部門の締め切り日と掲載号
締め切り日現在で、直近の掲載号への応募作品とします。はがきなどの用紙に、未発表のものを締め切りごとに1人3作品(要ふりがな)まで
▽締め切り日(消印有効)/掲載号
俳句=9月20日(金)/11月2日号
短歌=10月18日(金)/12月7日号
川柳=11月20日(水)/1月20日号
★締め切り日にご注意ください

応募方法=応募部門・住所・氏名(ふりがな)・電話番号を明記のうえ、各締め切り日までに、直接または郵送で仮本庁舎広報広聴課(〒272-8501※住所不要)
問い合わせ=TEL047-712-8632同課

 

I・TOPICS(アイ・トピックス)

I・TOPICS(アイ・トピックス) 市川市内の話題・出来事をお届けします。

【Facebook】動植物園 開園記念イベント[8月18日]

動植物園で開園記念イベントとして、ミニSL の運行や市川梨丸くんとの記念撮影などが行われました。当日はテレビなどで紹介され話題となっている、流しカワウソも多くの方が見に来てくれました。流れるかどうかはカワウソの気分次第なのですが、普段の仕草もかわいいのでぜひカワウソをご覧になってくださいね。

【Facebook】動植物園 開園記念イベント[8月18日]

【Facebook】市川のなし 始まりました[8月3日]

道の駅いちかわで「市川のなし」フェアが行われました。市川市は市町村別産出額がトップクラスの梨の一大産地で、千葉なし味自慢コンテストで市川の梨農家が多数入賞するなど味の良さが証明されています。この日は「市川のなし」を手に入れようと、道の駅は多くの方で賑わいました。

【Facebook】市川のなし 始まりました[8月3日]

【Twitter】考古博物館でナイトミュージアム[8月4日]

怖い紙芝居の実演や幽霊絵の展示、コククジラの下での演奏会などが行われ、夜の博物館という幻想的な雰囲気と素敵な演奏に、来場者は夏休みのひとときを楽しみました。

【Twitter】考古博物館でナイトミュージアム[8月4日]

【Instagram】いちかわの夜空に咲く大輪の花[8月3日]

市川市民納涼花火大会の写真を撮って出し。みなさんも良い写真撮れましたか?来年は5月実施予定です。次回が楽しみですね。

【Instagram】いちかわの夜空に咲く大輪の花[8月3日]

【Facebook】市役所のお仕事紹介 Vol.9
市民のみなさんが生活しやすいように(交通計画課 槌居徹)[8月20日]

【Facebook】市役所のお仕事紹介 Vol.9 市民のみなさんが生活しやすいように(交通計画課 槌居徹)[8月20日]普段の業務は、コミュニティバスの利用促進のための啓発活動や、道路計画の調整等を行っています。その中でも、(仮称)北千葉ジャンクションから成田までつながる北千葉道路について、千葉県とともに事業化へ向けた手続きを行っています。やりがいを感じるのは、コミュニティバスの啓発活動の結果、利用者が増加したときや、北千葉道路の住民説明会で「丁寧な説明をありがとうございました」と言われたときなどです。今後も市民のみなさんが生活しやすい交通環境を目指し、一生懸命取り組んでまいります。



市公式フェイスブック◎詳しくは市川市公式SNSを見てください。
http://www.city.ichikawa.lg.jp/pla04/ichikawa_sns.html

【Twitter】@ichikawa_shi
【Facebook】@city.ichikawa
【Instagram】@ichikawa_city

(広報広聴課)

 

広報うちかわ/UCHIKAWA

広報うちかわ/UCHIKAWA

 今号ではコミュニティバスを特集しましたが、特集を担当した私も、普段、駅から駅に移動するときに、電車よりバスを使っています。
 私は写真を撮るのが趣味なのですが、バスだからこそ立ち寄った場所の風景に突然魅せられ、途中でバスを降り、写真散歩をしたりします。そんなふうに街歩きをしている中でおいしそうな店や、お洒落な文房具を売っている店を見つけて立ち寄ることもしばしばです。
 ぜひみなさんもコミュニティバスに乗って、出発地点から目的地まで、普段とは違う景色を眺めながらバス散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと新しい発見や出会いがあると思います。

 
 

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市川市 市長公室 広報広聴課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

広報グループ
電話 047-712-8632 FAX 047-712-8764
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