市川市立第一中学校で「夢の教室」を開催しました

概要

日時

令和5年6月22日（木曜）、23日（金曜）

場所

市川市立第一中学校

夢先生

近江　克仁さん【プロアメリカンフットボール選手】

大阪府出身。小学5年生の頃にアメリカンフットボールを始めました。立命館宇治中学校・高等学校、立命館大学では主将としてプレー。大学時代には、関西学生アメリカンフットボールリーグ優勝などの成績を収めました。大学卒業後の2018年にXリーグ・IBMビッグブルーに加入。加入1年目に全国アメリカンフットボール社会人選手権で準優勝。2年目となる2019年にはチームの副将として活躍したほか、リーグのALL-X（最優秀オフェンス11人）にも選出され、翌年の2020年には日本代表の主将を務めました。2021年はELF（European League of Football）のライプツィヒ・キングスに加入し、ヨーロッパで唯一の日本人選手としてプレー。現在も「日本人選手初のNFL選手」を目指し、挑戦を続けています。

久光　邦明さん【元プロフットサル選手】

神奈川県出身。小学1年時にサッカーを始め、東京ヴェルディ1969（現 東京ヴェルディ）のアカデミーに所属。桐光学園高校、関東学院大学を経て、2007年のFリーグ発足を機にフットサルに転向し、同年、ペスカドーラ町田に加入しました。2010年にステラミーゴいわて花巻に移籍。以降、バサジィ大分、湘南ベルマーレでプレーしました。2015年にヴォスクオーレ仙台に加入。同年のシーズン終了後に引退しました。引退後の現在は、子どもたちへサッカー・フットサルの指導をするかたわら、一般社団法人Ring Smile代表理事として、小児がん支援活動などにも携わっています。

佐藤　陽彦さん【元プロサッカー選手】

千葉県出身。高校サッカーの名門・市立船橋高校時代に全国高校サッカー選手権大会で優勝。高校卒業後の1997年に京都パープルサンガ（現京都サンガF.C.）に加入しました。翌1998年にはブラジルに渡り、ウニオン・サンジュアンでプレー。帰国後の1999年にサガン鳥栖に加入し、1年目からチームの主力として活躍しました。2005年には当時JFL（日本フットボールリーグ）に属していたアローズ北陸に移籍。同チームで2年間プレーし、現役を引退しました。引退後は、母校・市立船橋高校サッカー部のコーチなどを経て、2022年からは房総ローヴァーズ木更津FCの監督を務めています。

内容

近江先生は、「悔しい思いを糧に努力をすることそのものは大事なこと。しかし一回だけでは意味がない。やるべきことを自分で決めて、それをやり続ける継続力こそが大事」「自分自身を見つめて、自分の弱さを受け入れることで、今からすべきことが見えてくる。その上で、自分の夢を周囲に発信することで周囲から認められるようになる」と語ってくださいました。

久光先生は、「持っている夢は叶えられないかもしれないが、だからといってその後を投げ出すのではなく、もう一度チャレンジするとか、次は頑張るといった気持ちが大事」「ただ『想い』を『行動』に移すだけではなく、その『想い』が前向きなものであることが大事。前向きな『想い』であれば『行動』も変わる。人生を前向きに生きてほしい」と語ってくださいました。

佐藤先生は、「私自身、夢や目標がない時が一番辛かった。その時に楽しいことなどはあったけど、心にぽっかり穴が空いているような気がした。だからみんなには夢や目標をもってもらいたい。苦しい時も夢や目標があったから頑張ることができた。夢に向かっていく中で、私は、自分が頑張れば達成できる小さな目標を決め、頑張ることがあっていた。目標は、自分が頑張れるだけでは、達成できないこともある（他人が評価を決めるなど）。みんなも自分にあった夢への向かい方があるので、探してみてほしい」と語ってくださいました。