更新日: 2019年4月26日

市川市立第八中学校で「夢の教室」を開催しました。

北原 亘さん(1月29日)
米山 大輔さん(1月30日)
市来崎 大祐さん(1月31日)

概要

日時

平成30年1月29日(月)~平成30年1月31日(水)

場所

市川市立第八中学校

夢先生

北原 亘(きたはら わたる)さん 【フットサル】
高校卒業後にフットサルを始め、早稲田大学進学後は、サッカーとフットサルを並行して行い、卒業後に大洋薬品/BANFF(現 名古屋オーシャンズ)に加入。2007年の日本フットサルリーグ(Fリーグ)開幕から9連覇を達成。全日本フットサル選手権大会等各種国内大会やAFCフットサルクラブ選手権でも優勝。2008年には Fリーグ最優秀選手賞、ベスト 5 を受賞。また、フットサル日本代表でも長年にわたって活躍。AFC フットサル選手権連覇のほか、2008年と2012年のFIFAフットサルワールドカップに出場するなど活躍し、2016年3月に現役を引退。
 
米山 大輔(よねやま だいすけ)さん 【サッカー】
高校卒業後の2001年にセレッソ大阪に加入。FW、攻撃的 MF としてプレー。2003年にサガン鳥栖に、2005年にロアッソ熊本に期限付き移籍。2007年にツエーゲン金沢に加入。2008年シーズン終了後に現役を引退し、指導者に転向。現在は育成年代の選手を指導する傍ら、エージェント会社のスカウトとして活動しています
  
市来崎 大祐(いちきざき だいすけ)さん 【武術】
6歳より武術を始め、14歳でジュニア代表、17歳のとき全日本選手権で優勝し フル代表に選出。大学に進学後、プロがひしめく中、アマチュアでありながら国際大会で数多くのメダルを獲得。2010年第16回アジア大会では、 日本人メダル獲得第一号となる銀メダルに輝く。続く第17回アジア大会でも日本人第一号の銅メダル、2015年世界武術選手権では銀メダルを獲得。名実ともに日本武術太極拳界のエースとなる。得意とする長拳は、ダイナミックかつ、華やかさがあり、その惹きつける演武は世界でも高く評価されている。
 

内容

北原 亘さん
5歳からサッカーを始め、小学3年生の時にプロサッカー選手になる夢を持ちましたが、大学進学後に、フットサルと出会い、次第にフットサルに魅了されていきました。当時は、フットサルにプロがなかったため、就職をして社会人になりましたが、愛知から初のプロチームができる際に誘いを受けました。北原さんは、「とても悩んだが、友人や家族に相談し、アドバイスをもらい、自分でしっかり考えた」とお話し下さり、そして、プロフットサル選手への道を歩みだしました。
北原さんは最後に、「人生は自分のもの。アドバイスを貰っても自分で決断することが重要。そうじゃなきゃもし自分が失敗したときに、アドバイスをくれた人のせいにしてしまうから。」「夢は人生を豊かにするもの。全員が叶うものじゃないと思う。でも、それに向かって努力するという過程が大事。そして、いろいろな人に支えられていることに感謝して、助け合いの精神を持ち、人の夢も助けてあげられる人になってほしい」と子どもたちにお話ししてくださりました 。

米山 大輔さん
3歳の頃にサッカーボールを親に買ってもらったのをきっかけに、そこからずっとサッカーに憧れ、小学3年生からサッカークラブに入りました。また、小学5年生の時にJリーグが開幕し、テレビで見ていて、観客の多さやプレーの格好良さ等に憧れ始め、小学6年生のときに、県選抜に選ばれ、本気でプロサッカー選手になりたいという夢を持ちました。中学生なってからサッカー部に入るも、先輩からのいじめでサッカーが嫌いになりかけましたが、大親友が励ましてくれたり、ライバル等の存在があったからこそ続けることができました。そしてなにより、やっぱりサッカーが好きだからこそ続けました。高校生になって全国大会出場を目標に一生懸命仲間と練習に励み、3年生の時に全国大会出場を果たしました。その時の活躍が認められ、セレッソ大阪へ入団することができ、夢を叶えることができました。
米山さんは最後に「目標をたてる。あきらめない。挑戦する。これらを大事にしてきた。みんなにも、これらを大切にしてほしい。」と熱く語ってくださりました。


市来崎 大祐さん
6歳の時に友達の誘いで武術をはじめました。中学生では練習中に大ケガで入院もしましたが、決してやめようとは思いませんでした。2008年の北京オリンピックに武術が正式種目になる可能性があると話に上がり、そこで、オリンピック出場という夢を持ちました。それから、高校に進学し、弱点の克服、長所をのばすよう努力し3年生のときに全国大会 個人で優勝を果たし、それが大きな自信となりました。しかし、翌日の新聞にほとんど取り上げられず、悔しさを覚え、新たに、「オリンピックでメダルをとって、有名になりたい!武術を知ってほしい!」と思うようになりました。しかし、北京オリンピックにおいて武術が正式種目に採用されず、仲間はみんな武術を辞めてしまい、市来崎さんも武術を続けるか悩み、自問自答を繰り返しましたが、自分の気持ちを大切にし、あと2年はやりきろうと決めました。そして、アジア大会で銀メダルを獲得し、やりきってよかったと心から思いました。
最後に「自分の気持ちを考えて、大切にして、それを伝えていったほしい。そうすれば、先生や誰かが助けてくれるかもしれない。また、夢や好きなことを見つけて続けてほしい。そして、本気でやって、自分が成長する。がんばってきたことは自分の自信となり武器となる!」と子どもたちに語ってくださいました。

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