永井 荷風

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更新日: 2011年10月13日
市川の文化人永井荷風
文学の散歩道 近代文学の道 表紙
 永井荷風が市川に移ってきたのは昭和21年1月のことです。はじめは菅野の大島一雄方へ、翌22年1月同じ菅野のフランス文学者小西茂也方へ移り、さらに23年12月菅野1,124番地(現在東菅野2−9−11)に18坪の家を32万で購入して移転しました。
 その後、昭和32年3月京成八幡駅にほど近い、現在の八幡3丁目25番に家を新築して転居しました。この家が荷風終焉の地となったのです。
 彼の死は昭和34年4月30日のことで、市川には13年ほど住んでいたことになります。その間、昭和27年には文化勲章を受章しています。荷風の作品中、かれの生活を最もよく物語っているのが「断腸亭日乗」という日記です。また市川周辺の風物を描いた作品には「来訪者」「或夜」「羊羹」「畦道」「にぎり飯」「買出し」「葛飾土産」などがあります。
 (『市川散歩NO.2 八幡・曽谷・大野』市川市教育委員会より)

右の図版は、『文学の散歩道 近代文学のみち』市川市教育委員会(無料配布)表紙



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「東京人」2003年11月号に「荷風晩年の地、寺と緑と川の市川」と題して川本三郎氏が掲載。
川本三郎氏プロフィール
1944年東京生まれ。作家・評論家。東京大学法学部卒業。朝日新聞社記者を経て、映画・文芸・都市論の評論活動に入る。著書は「荷風と東京」(読売文学賞)、「郊外の文学誌」、「林 芙美子の昭和」など多数。
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