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文化財(国指定)−姥山貝塚

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更新日: 2017年3月1日

姥山貝塚(うばやまかいづか)

姥山貝塚公園
姥山貝塚
 この貝塚は、縄文時代中期から後期(今から約5000年前から3000年前)に形成された、東西約130メートル、南北120メートルの馬蹄形貝塚です。堀之内貝塚と同様、ハマグリを主体としてアサリ、シオフキなど30種以上の貝が出土しています。
 
 貝塚の調査は明治26年以降何度も行われていますが、とくに重要なのは大正15年に東京人類学会が行った発掘遠足会です。この調査で人骨や遺物とともに竪穴住居跡などが発見されていますが、竪穴住居跡の全容が平面的にとらえられたのは、わが国で初めてのことでした。人骨は一つの竪穴住居跡の床に、事故にあったとも思えるような折り重なった形状で、子供1体、成人女性2体、成人男性2体の計5体が発掘され、貴重な資料となりました。
出土した中期の土器
 その後の発掘調査により、土器については阿玉台式、加曽利EI式、堀之内I式、加曽利BI式など縄文時代中期から後期にかけてのものが数多く発見されました。また、共同墓地と思われる場所からは、多数の人骨とともに装身具や特殊器形の土器なども見つかり、注目されました。現在までに発見された竪穴住居跡は39か所、人骨は143体にのぼります。
 
 

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「でえだらぼう」と姥山貝塚

でえだらぼう
 「でえだらぼう」は、「ダイダラボッチ」「だいらんぼう」「だいらぼう」「だいだら坊」「デエダラボッチ」「でいらぼっち」等とも言われ、奈良時代に編纂された「風土記」にも表されているように、古くから伝わる巨人伝説です。
 古代の人たちが、海から遠く離れた台地に残る貝塚などを見て、不思議に思いながら想像した巨人であると考えられます。
 市川にも姥山貝塚のある柏井周辺では、台地に湧水の池が多くあり、巨人の足跡ではないかと伝えられていたようです。県内・近県にも巨人が残した足跡の伝説が語り継がれています。
  
 一方、日本民俗学の祖である柳田国男は、『ダイダラ坊の足跡』という論考の中で、「大人(おおひと)」を意味する「大太郎」に法師を付けた「大太郎法師」であり、一寸法師と対をなすものと解釈しています。

 ○リンク1: [市川の昔話]でえだらぼう  【市川の昔ばなしデータベース】
 ○リンク2: 水戸市埋蔵文化財センター(大串貝塚ふれあい公園)

姥山貝塚公園利用者用駐車場のご案内

姥山貝塚公園駐車場入口

○開放日       12月29日から1月3日までを除く全日開放
○利用時間     9時〜17時15分
○利用可能台数  5台(ただし公園に来られた方のみ)
○利用料金     無料

 公園へお出かけの際は、ぜひご利用ください。

 

○駐車場案内図
駐車場案内図

アクセス

所在地: 柏井町1丁目1212ほか

交  通: JR武蔵野線船橋法典駅より市川市コミュニティバス(循環ルート右回り)にて、
      「姥山貝塚公園」下車 徒歩5分

見  学: 姥山貝塚公園として一般開放。

●このページに掲載されている情報の問い合わせ
市川市教育委員会 生涯学習部 考古博物館/考古博物館文化財グループ
〒272-0837
千葉県市川市堀之内2丁目26番1号(考古博物館)
千葉県市川市堀之内2丁目27番1号 歴史博物館1階(文化財グループ)
電話:047-373-2202(考古博物館) 047-701-8399(文化財グループ)
FAX:047-372-5770(文化財グループ)
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