更新日: 2023年6月22日

その他の市民参加方法

方法 市民参加方法の概要 市民参加方法の特徴
公聴会 公聴会は、政策等に対して広く市民等の意見を聴くため、公開の場所で、所定の方法により、特定の市の政策等について口頭で意見を表明するために開催する会合をいいます。
  • パブリックコメント手続が書面等による市民参加手続であるのに対し、公聴会は口頭での意見表明という方法で行う市民参加手続であると言えます。
  • 公聴会手続は、政策等の案について広く市民等の意見を求める場合に、市民等の意見を直接聴くことができる点で効果的な方法です。
  • 公聴会の開催は一般的に、[1]公聴会開催の公表と公述人の募集、[2]公述人の決定、[3]公聴会開催 という順序で実施されます。
  • 公述希望者がいないときは公聴会を中止し、その旨を公表します。
シンポジウム

フォーラム

パネルディスカッション
  • シンポジウム
    • 一つの議題を中心にして、数人の報告者あるいは専門家等が意見を出しあい、それをもとに参加者が討論を行う会をいいます。
  • フォーラム
    • 一つの議題を中心にして参加者がその可否について意見を交換し、討論を行う会をいいます。討論が終わると最後には多数決で賛否を決めるものとされています。
  • パネルディスカッション
    • 一つの議題について違う意見をもつ人が、聴衆の前で論議をかわす会をいいます。
  • これらの手法は、人の意識に働きかける普及・啓発施策ですので、よいシンポジウムの場合は参加者は大いに啓発を受け、自らの行動を改めようとするなど、来場した市民に影響を与えることができます。
  • イベント的な要素を持たせながら、意見を聴く過程を広く市民に周知する普及・啓発施策のひとつです。啓発効果の持続性に難点があるといわれています。
委嘱
  • 環境、保健、まちづくり等の様々な市の政策分野について、市が市民に委嘱する制度です。
  • 委嘱制度は、市民の主体的活動に期待する部分が大きい政策分野を中心に活用されます。
  • その政策分野に対する市民の関心を高め、行動の動機付けを与える誘導・支援手法です。
  • この手法は、政策の実施に市民とともに行動するという側面があり、それが進むとゆるやかな誘導、支援にとどまらず、行政活動の一翼を担う可能性があります。
市民の活動内容
  • 各種研修の受講、地域で活動していただきます。
  • 地域でのリーダーとして活躍していただきます。
  • 市からのアンケートや調査に協力していただきます。
ボランティア活動
  • 自発性に基づく活動、およびそれに携わる人の奉仕活動です。無報酬での活動を指すことが多いのですが、有償の場合もあります。
  • ボランティア活動を行う側と受ける側に、契約による権利・義務の関係は本来、存在しません。
日本では町内会・自治会・消防団など、地縁・血縁による相互扶助の慣習があったため、外部からのボランティアを広く呼びかけたり、受け入れる仕組みや必要性はあまりありませんでした。しかし都市化・核家族化により地域でのコミュニティが希薄になってきたことから、災害、福祉又は防犯など様々な分野での新たな相互扶助の仕組みとして注目されています。
運営委員会
実行委員会
事業や施設、イベントなどの運営や実行を 、市民と行政が協働して行う際に活用する方法です。 事業や施設、イベントの企画立案段階からの参加があれば 、運営や実行での協働も比較的スムーズに行うことができます。
市民の意見箱 電子メール、郵便、FAXにより随時受け付け、市民意見、要望、提案に対して市が回答します。 意見、要望、提案できる事項や、提案できる方の制限はありません。
市政モニター
  • 市からの募集に応じて希望した市民がモニターとして登録し、制度や施設等について意見、感想を述べてもらう人を定めます。
  • 一定期間学習や調査活動を行い、その検討成果を市に報告する場合もあります。
政策等について一定の期間、一定の市民等の意見を求める場合には効果的な方法です。この方法は、市民等がモニターとなることによって市政への関心が高まることが期待できるものでありますが、参加できる市民等は一部に限定される面があります。

eモニターの特徴
  • 電子媒体を用いているため、アンケートの発信、回収費用がほとんどかかりません。
  • アンケートの発信、回収及び解析が迅速にできます。
  • 携帯電話で読み取りますので、複雑な質問には向きません。
アンケート
  • 原則的には無作為抽出によって市民の意向、ニーズ、満足度などを調査します。多くの人に同じ質問を出して回答を求めます。
  • アンケート用紙を郵送発送、郵送回収する方法、街頭や戸別訪問による対面調査があります。
  • 市民は向けられた質問に対して回答します。自由解答欄に意見を述べることもできます。
  • 市の政策等について市民等の意向を把握する場合に効果的な方法で、気軽に参加しやすいものではあります。ただし、参加意識は薄い方法です。
  • 計画策定に先立ち予備調査として行う場合や、世論調査のように定期的に調査する場合があります。
  • アンケートの対象者に抽出されなければ自らの意見を表明できない問題点があります。
ヒアリング 特定の市民や市民グループに対して聞き取り調査を行います。 市が趣旨説明を行ったうえで市民に回答してもらうため、アンケートでは把握困難な意見やアイデアを聴取しやすいです。
愛称

ネーミング募集
条例や計画、事業、施設等に正式名称とは別に親しみやすい呼び名をつけるものです。ねらいをやさしく伝えることができます。 市民等に愛称を募集し、イメージの面から政策等の普及・啓発を図ります。

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