更新日: 2023年5月22日

広報いちかわ4月4日号 トップページ・特集1

広報いちかわ/いつも新しい流れがある 市川 ICHIKAWA

新型コロナウイルス感染防止のため、記載された催しなどが中止または延期となる場合があります。
市の事業・イベントの中止(延期)情報は各担当課のWebページなどを確認してください。
市民の広場のイベントなどの開催については各団体まで問い合わせください。

 

今週号の紙面から

目次〈1637号〉

市川市住民基本台帳人口(2月29日現在)

●人口…490,330人 男 248,314人/女 242,016人
●世帯…246,653世帯
 

新しい市川市を思い描く

新しい市川市を思い描く

市川市長 村越祐民 桜の花が咲き、入学や就職など、新生活が始まる人には心が弾む季節となりました。
 今年は学期末、学年末の時期が休校になりましたが、暖かい日を迎え普段どおりの生活が戻ってくることを確信しています。
 市民のみなさまには、これからも健康管理には留意して、生活を送っていただきたいと思います。
 いつも私は、他者の目で物事を考えるように心がけています。これは他人の考えを理解した上で自分を見つめ直すことで、今年度の市政運営における基本的な方針にもつながっています。
 例えば災害で避難したとしても、早く普段の生活に戻れるようにします。その間、避難した方の思いを受けとめ、何が心の支えになるのかを考えた避難所にしてまいります。また、環境問題は差し迫った課題です。市民のみなさまが自分の身近なこととして行動できる仕組みをつくります。文化芸術作品は観(み)ている人の心を動かし市民生活を豊かにします。そのために地域で芽生えつつある文化活動を支えるとともに、積極的に情報を発信していきます。そのことが自分のまちに愛着を持ち、誇りに思うことになるでしょう。
 まちが賑(にぎ)わうにはそのまちに訪れる人の身になって考える必要があります。さまざまな顔を持つまちに多くの観光客を迎え入れ、本市にいつも心を寄せてくれる方を増やします。
 本市が、江戸川のようにいつも新しい流れがあるまちとして、住んでよかったと思えるよう取り組んでまいります。

市川市長 村越祐民

 

[特集1] 令和2年度 施政方針・教育行政運営方針
未来を創(つく)る市政運営と教育の振興

 市議会2月定例会において、村越市長が施政方針、田中教育長が教育行政運営方針をそれぞれ述べました。
 特集1では、新年度の主な施策を紹介します。

問い合わせ=TEL047-712-8591企画課、TEL047-383-9224教育総務課

 

施政方針・教育行政運営方針とは

 施政方針とは、新年度を迎えるにあたって、市長が向こう1年間の市政運営の基本方針や重要な施策を示すもので、例年市議会2月定例会の冒頭、予算案などの審議に先立って演説が行われます。教育委員会については、教育長が同様に教育行政運営方針を示します。
 施政方針と教育行政運営方針の全文は、市公式Webサイトで公開しています。

 

施政方針

<基本方針>
◎災害時の支援を強化
◎環境に責任をもつまちづくり
◎新しい文化を応援
◎観光でまちを活性化

◆安心なまちづくり

避難所開設訓練▽子育て支援の充実
 子育てのしやすい環境を整備するため、保育施設などの整備、発達に課題のある子どもの早期療育、児童虐待の防止や体制を強化する

▽健康づくりの推進
 心身の健康と、まちの健康に配慮した「健康都市いちかわ」を実現するため、市民の意見を分析し、効果的な事業を進める

▽治水対策の推進
 水害のないまちに向け、排水路の機能強化や排水施設の整備・老朽化対策などを計画的に進める

▽防災まちづくりの推進
 災害から市民の生命を守り、避難者の心身の負担が軽減されるよう、避難所生活のストレスや衛生面に配慮した取り組みを実施する

◆快適なまちづくり

いちかわスポーツフェスタでの体験▽スポーツ環境の充実
 スポーツ環境を充実させるため施設を再整備するとともに、東京2020オリンピック・パラリンピック関連のイベントによりスポーツへの関心を高める

▽循環型社会形成の推進
 エネルギーの地産地消に向け、生ごみを資源として回収するほか、エネルギー関連の計画を策定するなど、環境に責任を持つまちとしての取り組みを実施する

▽都市基盤などの計画的な整備
 市域の強靭(きょうじん)化を見据えた道路機能の向上とともに、都市計画道路や公共施設の計画的な整備を進める

▽公園・緑地などの整備・保存など
 地域の特性を踏まえ、自然に触れ合える場を提供するため、行徳野鳥観察舎や小塚山公園を整備する

◆活力のあるまちづくり

市川漁港の完成イメージ図▽行徳地域の特性を活かしたまちづくり
 市川漁港の整備や遊歩道の設計のほか、地域コミュニティゾーンにおける施設整備を進める

▽デジタルトランスフォーメーション※の推進
 オンライン申請の拡充やキャッシュレス化など、情報通信技術を活用し市民の目線に立ったサービスを提供する
※デジタルトランスフォーメーションとは、情報通信技術の活用により市民生活をあらゆる 面でより良い方向に変化させることです。

▽文化創出などの推進
 本市の貴重な文化を継承するとともに、日常的に文化に触れられるよう、若手アーティストなどの発表の場づくりを進める

▽都市型観光の推進
 都市型観光を推進するため、魅力ある観光資源の発掘や観光振興ビジョンを策定する

 

教育行政運営方針

<基本方針>
学んだことをさまざまな場面で活かせるよう、生涯を通じた学びとその基礎となる幼児教育や学校教育の目指す方向を同じにして取り組んでいく

◆生涯を通じた学び

中央図書館▽新たな価値を創出する場づくりの推進
 本などを介して集う、学びと交流の新たな場づくりを推進

▽図書館機能を活用した学習活動の充実
 開館日数の増加と所蔵する古い地域資料のデジタル化

▽文化財の保護と活用
 先進的な技術を活用した多言語による解説サービスの提供

◆学校における学び

自分のねらいを明確にして学ぶ▽幼児期における教育の推進
 就学前の子どもの発達や学びを、小学校の学習につなげるための教育内容の充実

▽特別支援教育の推進
 すべての子どもが自分らしく社会参画できるための教育を推進

▽児童生徒の確かな学力を育成する取組の推進
 外国語科やプログラミング教育の充実及び、学校のICT環境を整備


◆教育環境の整備

令和2年8月完成予定の塩浜学園▽安全・安心で質の高い教育環境の整備
 塩浜学園の教育成果を踏まえた小中一貫校の推進と国府台病院内の院内学級の新校舎の完成

▽子どもの安全・安心を確保する家庭・学校・地域の取組の推進
 SNSによる悩み相談の実施、放課後子ども教室の増設

▽教職員の働き方改革の推進
 勤怠管理システムの導入による教職員の勤務時間の適正化


◎こちらの方針に基づく主な事業は「施政方針・教育行政運営方針に基づく主な事業

 

このページに掲載されている
情報の問い合わせ

市川市 市長公室 広報広聴課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

広報グループ
電話 047-712-8632 FAX 047-712-8764
広聴・Webグループ
電話 047-712-8633 FAX 047-712-8764
政策発信プロモーショングループ
電話 047-712-6994 FAX 047-712-8764