まちの猫問題

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更新日: 2016年3月24日

まちの猫問題は、地域における環境問題です

 本市では、近年、犬や猫に関する苦情が多く寄せられており、なかでも猫に関する苦情が年々増加しています。
 主に以下のような苦情や相談が寄せられています。
 
  ・野良猫が増えて困っている。
  ・敷地内で糞尿をされ困っている。
  ・野良猫に餌を与えているだけの人がいて困っている。
  ・野良猫が子猫を産んでしまった。
 
野良猫が増える主な要因は、

 ◆不妊去勢手術を施していない飼い猫の放し飼い
 ◆
野良猫への餌のばらまき
 
になります。これらは、飼い猫及び野良猫に対する人間の無責任な行為によるものです。

このような問題を解決していくために

猫の飼い主の方へ(飼い主の責務)

 都市化が進み、住宅事情が変化する中、飼い猫の放し飼いによる迷惑問題が増えています。猫の飼い主は、法令の規定に基づき、猫の習性を理解した上で、飼っている猫が近隣に迷惑をかけないように、適正な飼養に努めなければなりません。
 
法令による猫の飼い主の遵守事項
  ・飼い主としての責任を十分に自覚し周辺に迷惑を及ぼすことのないようにすること
  ・感染症の疾病について正しい知識を持ち、その予防に注意を払うこと
  ・命を終えるまで適切に飼養すること(終生飼養)
  ・みだりに繁殖しないよう、繁殖に関する適切な措置を講ずること
  ・所有者を明らかにすること
  ・周辺環境を保全するため、屋内飼養に努めること  など
 
   ※千葉県動物の愛護及び管理に関する条例(平成26年10月21日千葉県条例第42号)

 また、千葉県では、人と猫との調和のとれた住みやすいまちづくりを目指すために「人とねこの共生ガイドライン」を策定し、猫の飼い主の心構えを示しています。

飼い始める前に、一生涯面倒を見られるかよく考えましょう!
 「かわいい」という気持ちだけではなく、住宅事情や家族構成など考慮し、本当に一生涯責任をもって面倒を見ることができるのか、よく考えてから飼いましょう。
 
屋内飼育をしましょう!
 ウイルスや細菌などの感染症や猫同士のけんか、交通事故などの危険がなくなり、他人の敷地などで糞をしたり、鳴き声をあげるなど、近隣への迷惑やトラブルを未然に防ぐことができます。
 猫の習性を理解し、トイレや爪とぎの設置、立体的な移動や外を眺められる場所の確保など、環境を整えてあげれば、屋内のみで飼養できます。
 
不妊・去勢手術は飼い主の責任です!
 猫は繁殖力が非常に高く、自然にしておくと、年に数回の発情期があり、あっという間に数が増えてしまいます。屋内で飼っていても、うっかり外に出てしまい、子猫ができてしまうことがあり、野良猫が増える原因になってしまいます。
 また、千葉県の猫の致死処分数は全国上位であり、そのほとんどは子猫です。飼いきれない子猫は、飼い主の手で保健所等に引き取り依頼されて処分されます。子供を産ませるつもりがない、生まれてくる命に責任が持てない場合には、飼い主が責任をもって、猫に不妊・去勢手術をしなければなりません。
 
飼い主がわかるようにしましょう!(所有者明示)
 所有者明示をしておくことは、飼い主責任を明らかにすることです。屋内で飼っている猫であっても、万が一外に出てしまった場合や災害時等に備えて名札のついた首輪やマイクロチップを装着し、所有者明示をしておきましょう。
 
病気から守りましょう!
 動物病院で定期的に健康診断を受けさせ、寄生虫や感染症など病気の予防に努めましょう。また、日頃から糞尿や毛づやなどを観察し、異常がある場合には早めに獣医師に相談しましょう。
 
絶対に捨てないでください。最後まで責任を持って飼ってください!
 飼い猫や生まれた子猫は絶対に捨てないでください。捨てられた猫は人に嫌われて悲惨な生活を送ることになります。猫の一生に責任をもって、最後まで飼わなければなりません。飼い主としての当然の責務です。どうしても飼えなくなった場合には、新しい飼い主を探してください。それでも飼い主が見つからない場合は、市川健康福祉センター(市川保健所)に相談してください。
 

野良猫に餌を与えている方へ

 野良猫が可哀相だからという理由で餌だけを与える身勝手な行為は、飼い主不明の猫が集まり、子猫が産まれてしまい、結果として野良猫が増えてしまいます。そして、庭やごみを荒らし、糞尿などにより近所に迷惑をかけることになり、猫が苦手な人とねこに餌を与えているだけの人との間でトラブルに発展します。周辺住民のすべてが猫好きであるとは限りません。また、今まで猫に対して特別な感情を持っていなかった人も、猫による被害を受けて嫌いになってしまうこともあります。
 餌を与えるのであれば、動物の愛護及び管理上好ましくない事態を引き起こさないように、次のことを守ってください。
 
不妊・去勢手術を実施し、これ以上増えないようにしましょう。
 猫の繁殖力はとても強く、複数の猫が集まるようになると、次々と子猫が産まれ、産まれた子猫は野良猫として厳しい生活を送ることになります。
 不妊・去勢手術を実施することで、こうした不幸な子猫の繁殖を防ぐとともに、発情期の鳴き声や尿スプレーなどの問題行動を抑えることができ、周辺住民への迷惑行為も減らすことができます。
 
自分の敷地内で餌を与え、後片付けをしましょう。
 餌は、世話をする人の自宅または周辺住民の理解が得られる場所で、決められた時間に、世話をする猫が食べきれるだけの量を与えましょう。
 また、食べ終わった後は、速やかに容器を回収し、置き餌はしないようにしましょう。置き餌は、カラスやほかの野良猫が集まってきたり、悪臭や害虫発生の原因となります。
 市では公園や道路など公共の場での餌やりは認めておりません。
 
糞の始末をしましょう。
 世話をする人の自宅または周辺住民の理解が得られる場所に猫用トイレを設置し、そこで排泄させるようにしましょう。排泄物は速やかに片付け、排泄場所は常に清潔を保つようにし、衛生管理を心掛けましょう。また、猫の行動範囲を広く点検し、猫の排泄物だけに限らず、他のごみ等も積極的に片付け、周辺環境の美化に努めましょう。
 
新しい飼い主を探しましょう。目標は屋内飼育ねこです。
 屋外で生活している限り、交通事故や感染症などの危険は避けられません。猫を屋内で飼育してもらえる新しい飼い主を探す努力をしましょう。
 
周辺住民の理解を得る努力をしましょう。
 野良猫がその地域で生活するためには、周辺住民の理解が不可欠です。まず、野良猫を世話することについての趣旨などを周辺住民にきちんと説明し、理解を得たうえで行いましょう。この場合、世話をする人と猫による被害に困っている人とでは意見が対立しがちですので、説明の場には中立的な立場の人にも参加してもらう等、冷静な話し合いができるように工夫しましょう。自治会や町内会などで、地域の問題として取り組むことも一つの方法です。また、率先して地域の環境美化運動に取り組むなどして地域の理解を得ましょう。
 
ルールを決めましょう。
 周辺住民の理解を得たうえで地域の実情に応じたルールを作り、そのルールを順守 することで人と猫が共生できるまちづくりを目指しましょう。
 
一人で悩まず、理解ある仲間を増やしましょう。
 世話をする人が孤立しないように、地域で協力者を探すなど、できるだけグループを作り、役割を分担しましょう。また、苦情や意見などがあった場合には真摯に受け止め、誠意をもって対応するよう心がけましょう。

「人とねこの共生ガイドライン(千葉県 平成22年3月発行)」
「人とねこの共生ガイドライン概要版(千葉県 平成22年3月発行)」

野良猫で困っている人へ(地域猫活動)

・野良猫による迷惑・被害を減らしたい
・野良猫を他の場所に連れて行ってほしい
・市で捕獲して処分してもらえないか
 
 このような要望が市へ寄せられていますが、猫は「動物の愛護及び管理に関する法律」により愛護動物として定められているため、むやみに捕獲したり、処分することができません。

 このため、猫よけ対策については、忌避剤等を散布するなど、自己により対応していただくことになりますが、すでに野良猫の数が増加しており、ふん尿被害など困っている地域においては、地域住民の方々で野良猫の不妊等手術を行い、餌やりや清掃など地域でルールを定め適正に管理することで時間をかけ野良猫を減らしていく、いわゆる地域猫活動により解決を図っていく事例があります。
 
→→→【地域猫活動】に関するページはこちら←←←
 

猫は法律で「愛護動物」と定められています

虐待や衰弱させること、猫を捨てることは「動物の愛護及び管理に関する法律」で禁止されています。
 
動物の遺棄・虐待防止ポスター(環境省)

◆猫をみだりに傷つけるのは犯罪です!!
  
愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、
   2年以下の懲役又は200万円以下の罰金に処せられます。
  愛護動物に対し、みだりに給餌又は給水をやめることにより衰弱させる等の虐待を行った者は、
   100万円以下の罰金に処せられます。
 
◆猫を捨てるのは犯罪です!!
  
愛護動物を遺棄した者は、100万以下の罰金に処せられます。

※平成24年9月に法が改正され、平成25年9月1日から罰則が強化されました。
※発見した場合は、市川保健所(電話:047-377-1103)へ連絡するとともに、最寄りの警察署へも届け出てください。

リンク集

参考資料

動物に関する問合せ先

   〒272-0023 市川市南八幡5-11-22 
   電話: 047-377-1103
 
 
 ・千葉県動物愛護センター(本所)
   〒286-0211 富里市御料709-1 
   電話: 0476-93-5711
 
 ・千葉県動物愛護センター(東葛飾支所)
   〒277-0941 柏市高柳1018-6 
   電話: 04-7191-0050
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●このページに掲載されている情報の問い合わせ
市川市 環境部 環境保全課
〒272-0033
千葉県市川市市川南2丁目9番12号

水質・土壌グループ
  電話:047-712-6310 FAX:047-712-6316(各グループ共通)
大気・騒音・振動グループ
  電話:047-712-6311(大気)
  電話:047-712-6312(騒音・振動)
  電話:047-712-6313(放射能)
管理グループ
  電話:047-712-6309(犬の登録・猫助成金など)
 
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