更新日: 2024年6月25日
子どものやる気を育てるコミュニケーション「機中八策」
どならない、たたかない、こどもがやる気になる上手な叱り方

「機中八策」は千葉県の児童相談所長(渡邉直氏)が考えた、子どもとのスムーズな対話術です。
「機中八策」では、行動は、「ブルーカード」と「オレンジカード」に分けられます。
子ども(人)が「して欲しいことをしない」とき、「して欲しくないことをした」とき、どの色の行動(言動)のカードを選びますか?
「機中八策」は、高度な専門性を持つペアレント・トレーニングやペアレント・プログラムとは違い、非暴力コミュニケーションの切り札として、誰でも選ぶことのできる対応策です。
ブルーカードは、「ひ・ど・い・お・と・ぎ・ば・なし」
子どもがして欲しいことはしない。して欲しくないことをするという、ストレスフルな場面に直面した時、人は伝わりにくい、暴力的なコミュニケーションの「ブルーカード」である、「ひ・ど・い・お・と・ぎ・ば・なし」を選んでしまう傾向があります。

オレンジカードは、「ほ・ま・れ・か・が・や・き・を」
伝わりやすい、ほっこり温かい気持ちになれる、「オレンジカード」の「ほ・ま・れ・か・が・や・き・を」に切り替えていくことの積み重ねがスムーズなコミュニケーションにつながります。

「オレンジカード」を選ぶことで、 子ども(相手)の「これでいいんだ」という ⾃⼰肯定感 ・ 効⼒感 が育ちます
「オレンジカード」は自信のベースを作ります。ほめられ、認められた行動は増えます。
たくさんの成功体験をした子どもは、自分で自分のことができる、考えられる人として育ちます。
オレンジカードに切り替える練習をしましょう
「オレンジカード」はすでに持っているカードです。しかしながら、とっさの場面では本能的な感情が先に立ってしまうので、意識しないと「オレンジカード」は使えません。
日常的に意識をして練習をするために、「ブルーカード」と「オレンジカード」をプリントし、見やすいところに貼って、ブルーをオレンジに切り替える練習をしてみてください。
具体的にどのようにオレンジに切り替えるかは、次の例えを参考にしてみてください。

ブルーをオレンジに切り替えるコツや、練習方法を詳しく知りたい方は、「機中八策」冊子PDFをご覧ください。
地域の皆様
「機中八策」は、子育て家庭だけではなく、「友達同士」「ご近所さん」「職場の人間関係」にも当てはまります。皆で「オレンジカード」を使えるようになり、ほっこり温かい人間関係を増やしていきましょう。
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