更新日: 2021年9月30日
【終了しました】第2回 市川手児奈文学賞
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第2回市川手児奈文学賞は、「2001年市川を詠む」をテーマに、短歌582点、俳句859点、川柳421点、計1862点もの作品が、全国から寄せられました。
応募期間 | 平成13年7月2日(月曜)~9月10日(月曜) 当日消印有効 | ||||||
選考委員 | 短歌 日高 堯子 (かりん同人) 俳句 渕上 千津 (沖同人) 川柳 岡本 公夫 (川柳新潮社同人) 監修 神作 光一 (東洋大学文学部教授・歌人) 編集 吉井 道郎 (作家) |
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入賞作品展 | 入賞作品を本人に揮毫してもらい展示する
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贈賞式 | 平成13年11月23日(祝日)午後2時30分 市川市文化会館大会議室 |
入選作品
短歌 | 選考 日高 堯子(かりん同人) 応募数 582点 |
大賞
うろこ雲手児奈も見しと思ふ間に秋の湾岸とばし過ぎゆく 秀逸 真間山の坂のぼりつめ自転車のギヤ静かなり春のひととき 森羅万象ふっと呼吸をととのえて雀の卵かえる気配す 佳作 ゆるやかに風と流れるわたげたち手児奈のように強くはかなく 八幡市に祖母買ひくれし飴細工の鶏の尾羽の美しかりき 早春のピーターパンといふパン屋働く人の元気もらひぬ |
俳句 | 選考 渕上 千津(沖 同人) 応募数 859点 |
大賞 黒松の鱗の反りや雁渡し 長崎県長崎市 荒井千佐代 秀逸 手児奈池枯れも華やぎ片葉芦 市川市新田 伊藤京子 露けしや荒行に入る白衣 千葉県佐倉市 藤原照子 佳作 天の川「浅茅が宿」の契りかな 茨城県茎崎町 松井のぶ 木道の万の白露自然園 千葉県館山市 佐久間由子 暖かや真間の小径の仮名づくし 東京都足立区 小菅暢子 |
川柳 | 選考 岡本 公夫(川柳新潮社同人)応募数 421点 |
大賞 手児奈娘の心の深さはかる海 千葉県流山市 春日美恵子 秀逸 安産の祈り手児奈の帯を巻き 千葉県習志野市 川崎火呂志 風紋を水面に描き手児奈消ゆ 福島県いわき市 浅野國雄 佳作 城跡の風が宥める夜泣き石 市川市市川 飯山一夫 継橋で蹴躓いたら通り越し 市川市新田 神林洋右 御猟場の鴨も寿ぐご懐妊 市川市東菅野 櫛方一男 |
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