更新日: 2022年2月10日
【終了しました】市川の幸田露伴一家と水木洋子脚色の〈おとうと〉<幸田露伴生誕140年・没後60年記念>
2007年10月6日(土曜)~2008年1月14日(月曜・祝日)
2007年(平成19年)は、市川を終焉の地とした文豪・幸田露伴(1867年~1947年)の生誕140年・没後60年に当たります。露伴の没年はまた、娘の文(1904年~1990年)が父の晩年を随筆にしたため、文筆家として世に認められた年でもありました。1946年(昭和21年)から1947年(昭和22年)の1年半の市川暮らしでしたが、幸田露伴一家にとって、市川がどのような土地だったかを検証します。
さらに、幸田文の自伝的小説『おとうと』(1956年・昭和31年)は、水木洋子の脚色によって、映画(1960年・大映)のほか、テレビドラマや舞台化もされました。水木寄贈資料を通して、水木洋子と幸田文との関わりについても展望します。
併せて、斎藤緑雨、塩谷賛、永井荷風、和田芳恵など、幸田一家ゆかりの市川の文人たちとの関わりも取り上げ、いちかわ文学の広がりを立体的に紹介します。
展示内容
- 露伴の時代といちかわ文学史
- 幸田露伴の生涯 生い立ち~終焉
- 幸田文と青木玉
- 水木洋子と幸田文(二人の関わり、〈おとうと〉、〈〉と〈崩れ〉ほか)
- 幸田露伴ゆかりの文人たち(斎藤緑雨、塩谷賛、和田芳恵、小林勇、下村亮一)
- 永井荷風と幸田露伴一家
- 幸田一家を描いた市川の文人たち(山本夏彦、中野孝次、井上ひさし、日高堯子ほか)
- 明治生まれの市川の文人たち(北原白秋、阪井久良伎、正岡容、矢田挿雲ほか)
終了した関連イベント
ギャラリートーク
「幸田露伴一家と市川」
10月28日(日曜) 15時~
会場 文学プラザ
人数 27名
文学プラザ職員
講演会
「幸田露伴「芭蕉七部集評釈」の意義」
11月9日(金曜) 14時~
会場 文学プラザ
人数 43名
佐藤勝明(和洋女子大学教授)
ギャラリートーク
「水木洋子と幸田文」
11月29日(木曜) 14時~
会場 文学プラザ
人数 29名
文学プラザ職員
12月5日(水曜) 14時~
会場 ベルホール(生涯学習センター2階)
人数 50名
映画上映会
会場 グリーンスタジオ(生涯学習センター2階)
各100円
12月7日(金曜)
11時~ 「旅の重さ」 人数 148名
14時~ 「肉弾」 人数 135名
12月8日(土曜)
11時~ 「五重塔」(幸田露伴原作) 人数 240名
14時~ 「おとうと」(幸田文原作・水木洋子脚色) 人数 240名
講演会
「幸田文〈おとうと〉の魅力 小説から水木洋子脚色作品へ」
12月21日(金曜) 14時~
会場 文学プラザ
人数 57名
金井景子(早稲田大学教授)
朗読とトーク
「市民と語る市川の幸田露伴一家」
1月12日(土曜) 14時~
会場 文学プラザ
人数 28名
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情報の問い合わせ
市川市文学ミュージアム
(市川市 文化国際部 文化施設課)
〒272-0015
千葉県市川市鬼高1丁目1番4号 生涯学習センター(メディアパーク市川)2階
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