更新日: 2019年4月5日
メダン市青少年代表団来市
平成20年7月17日から26日まで、メダン市青少年代表団11名が市川市を訪問しました。
10日間の滞在で、団員たちはホームステイをしながら、市内視察やキャンプを行うなどして市民との交流をはかりました。
7月17日
空港にて
成田空港に到着した一行は、元気いっぱいに「こんにちは!」と日本語で挨拶してくれました。
市長表敬訪問
市役所に到着後、まず千葉光行市長を表敬訪問しました。
千葉市長からの歓迎の挨拶を受け、団長のムハマド・イマム・アクバル君が日本語で、「このプログラムを通して、市川市とメダン市との友好の架け橋になりたい」と挨拶をしました。その後、団員一人一人が日本語で自己紹介をしました。団員たちはこの日のために、日本語での自己紹介を一生懸命覚えてきたそうです。
議長表敬訪問
市長表敬訪問を終えた一行は次に金子正議長を表敬訪問しました。
金子議長からの「市川市の第一印象はいかがですか」との問いかけには、「道端にゴミがなく、きれいな街という印象を受けました。」と答えていました。
歓迎会
市長・議長表敬訪問後には歓迎会が行われました。団員たちはここで初めてホストファミリーと対面するということもあり、ちょっぴり緊張ぎみ。
市川市国際交流協会笹本会長から歓迎の挨拶があり、その後団員それぞれのホストファミリーとの対面式が行われました。団員たちはホストファミリーにはにかみながら自己紹介をしていました。
それぞれのホストファミリーとの対面を終えてからは緊張もとけたようで、歓迎会に参加した市民たちと和やかに懇談していました。
7月18日~19日
クリーンセンター見学
7月18日の午前中は、クリーンセンターを見学しました。
団員たちは職員の説明を聞きながら施設内を見学し、さまざまな質問をしていました。
少年自然の家
午後からは少年自然の家へ。
平成19年度に市川市青少年代表団としてメダン市を訪問した市内高校生たちも合流し、近くのスーパーマーケットへ野外炊事のための食材を買いに行きました。日本のスーパーマーケットを初めて訪れた団員たちは、物珍しげにお店の中を歩いていました。
買い物後、少年自然の家へ戻り、野外炊事を開始。この日の献立は、おでん、ご飯、フルーツポンチ。市川市キャンプ協会のみなさんの助けを借りて、薪から火をおこしたり、野菜を切ったり。汗だくになりながら作ったおでんを、「おいしい!」と頬張っていました。
動物園の見学
7月18日の夜は少年自然の家に宿泊しました。
そして翌日は、動物園を見学しました。メダン市から1992年にオランウータン2頭が寄贈されていることから、当日はオランウータンを見学したり、ミニ鉄道に乗車するなどして楽しいひとときを過ごしました。
7月20~21日
フリーデイ
7月20、21日はフリーデイでした。団員たちはそれぞれのホストファミリーと過ごしました。翌朝集合場所に現れた団員たちはお互いにフリーデイで訪れた場所などについて報告しあっていました。
7月22日~24日
和洋女子大学見学
市内の大学や高校を見学したいとの要望が団員たちからあったことから、和洋女子大学と市川学園を見学させていただきました。
和洋女子大学では、文化資料館を見学後、展望ラウンジを案内していただきました。一行は、展望ラウンジからの眺めに感激していました。
市川学園見学
市川学園では、入口で生徒たちに盛大に迎えられました。
校長先生から学校生活についての説明を聞いた後、校内を見学しました。校内には部活動中の生徒たちも多く、一行は日本の高校生たちの学校生活に興味津々でした。吹奏楽部の部室に立ち寄った際には、全員で記念撮影をし、身振り手振りでコミュニケーションをはかっていました。
市外視察
一行は滞在中、江戸東京博物館や浅草も見学するなどして、日本の歴史・文化についても学びました。
仲見世で買い物を楽しむ団員たち。
7月25日
送別会
9日間はあっという間に過ぎ去り、いよいよ翌日には帰国の日となりました。この日は、送別会が行われました。団員は伝統衣装を身にまとい、歌や踊りを披露してくれました。送別会には9日間で団員たちと交流した多くの方々が参加し、団員たちとの別れを惜しんでいました。
市川市国際交流協会笹本会長から、メダン市青少年代表団の引率者ジャムハリル氏に記念品が渡されました。
7月26日
帰国
10日間の日程を終えて、7月26日に一行は帰国の途につきました。
成田空港にて記念撮影。