更新日: 2019年4月5日
メダン市青少年代表団が来市しました。
8月20日(月)から30日(木)まで、姉妹都市であるメダン市(インドネシア)より、交流事業の一環として、団長以下8名から成るメダン市青少年代表団が市川市を訪問し、市川市民と交流しました。
市川市とメダン市は1989年(平成元年)に姉妹都市を締結し、今年で23年目になります。1992年(平成4年)に青少年交流事業を開始し、現在は3年間で、受入れ・派遣を1回ずつ行っています。今までに7回の派遣と8回の受入れを行いました。
今回は、市川市動植物園、市内梨園、県立現代産業科学館、市川昴高校などを訪問しました。また、浅草の仲見世を観光したり、茨城県にある日本農業実践学園で豆腐やパン作りを体験するなど、市内外で幅広く見聞してもらうことが出来ました。
市川市動植物園では、1992年(平成4年)メダン市から寄贈されたオランウータンの子どもと対面をはたしました。市内梨園では梨狩りをし、おいしい梨を味わいました。
ユネスコスクールとして異文化理解教育に積極的に取り組んでいる市川昴高校には、中学生を対象とした高校見学の日に訪問をしました。そのため、マーチングバンド部の演奏で暖かく迎え入れられた一行は、柔道部や茶道部など様々な部活を見学することが出来ました。合唱部とは互いに自国の歌を紹介しました。市川昴高校の合唱部は美空ひばりの「愛燦燦」を、メダン市青少年団は「メダンのこども」という歌を合唱し、心に残る時間を過ごしました。
青少年交流事業は、市川市国際交流協会が実施主体として企画・手配を行います。今回の受入れでは、市川市国際交流協会の学生会の皆さんが活躍しました。学生会は、これまで市川市の青少年交流事業に参加された学生を中心に構成されています。自らの姉妹友好都市への派遣経験を踏まえ、メダン市青少年団にとって充実した行程となるよう、企画から当日の同行まで熱心に取り組みました。その結果、メダン市青少年団のみならず、市川市民にとっても、有意義な国際交流をすることが出来ました。
市川市は、今後も青少年・市民を中心とした国際交流を支援していきます。