更新日: 2019年4月5日
平成26年度 姉妹都市ガーデナ市への青少年代表団派遣事業
平成26年7月28日(月)から8月4日(月)まで、市川市青少年代表団10名(女性6名、男性3名、男性引率者1名)が、青少年交流の一環として、姉妹都市であるアメリカ合衆国カリフォルニア州ガーデナ市を訪問しました。
歓迎パーティーにて
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昨年は、ガーデナ市より青少年代表団9名(女性7名、男性1名、男性引率者1名)が市川市へいらっしゃいましたが、今年度は市川市在住の高校生からなる市川市青少年代表団がガーデナ市に滞在し、市民との交流を行いました。
今回の訪問で、市川市青少年代表団はガーデナ市内見学、ハンティントンビーチ/オレンジカウンティの見学、カリフォルニア科学センターでのスペースシャトル(エンデバー)見学、ロサンゼルス郡自然歴史博物館などの見学を行ないました。また、8月4日(月)から8月5日(火)までは、サンフランシスコに滞在し、市内視察を行いました。
ガーデナ市議場
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ガーデナ市交通センターにて
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ガーデナ市滞在中、幼稚園の子供たちがサマーキャンプをしており、市川市青少年代表団を歓迎してくれました。中には、日系の園児もおり、恥ずかしがりながら日本語で話しかけてきてくれました。
サマーキャンプの子供たちと
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ガーデナ市はアメリカの西海岸沿いにあり、太平洋沿岸から5kmも離れていない場所にあります。そして、カリフォルニア州ロサンゼルスの近郊には有名なビーチがいくつもあり、今回の派遣では、その中の一つのサーフィンでとても有名なハンティントンビーチを案内していただきました。
ハンティントンビーチにて
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アイスクリームで有名なレストラン
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カリフォルニア州の「カリフォルニア・サイエンス・センター」には、宇宙での役目を終えたスペースシャトル「エンデバー」が展示されています。一見、おもちゃのように見えるのですが、実物はかなり大きなもので、実際に宇宙を旅してきた際についた傷などが多数見られました。
ロサンゼルス郡自然歴史博物館では、色々な動物の剥製や恐竜の化石などを見ることができます。化石については、実際に博物館内で化石のクリーニング(岩の中から化石部分を取り出し、クリーニングすること)も行なっています。また、この博物館には蝶の展示施設もあり、60種類以上の蝶を見ることができます。
派遣生は、アメリカでしか見られないこれらの展示物を、楽しみながら見学していました。
スペースシャトル(エンデバー)
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ロサンゼルス郡自然歴史博物館
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アメリカといえば「ハンバーガー!」というイメージがありますが、こちらは珍しい「ワッフルバーガー」です。現地の青少年とかぶりついてきました。また、暇さえあると、派遣生は現地の青少年と日本の遊び(親指の数を合わせるゲームや、花一匁など)をしていました。是非、現地でも広めてもらいたいと思います。
珍しいワッフルバーガー!
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日本の親指数合わせゲーム
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ガーデナ市滞在最終日には、ガーデナ市および、ガーデナ姉妹都市協会の方々が送別夕食会を開いてくださいました。派遣生は、あらかじめ用意してあった、パワーポイントで市川市の紹介を行ないました。また、ピアノやダンスのパフォーマンスでは、参加者の皆様から拍手喝采を浴びていました。各派遣生のスピーチでは、ガーデナ市で過ごした日々を振り返り、それぞれの思いを述べていました。英語でのスピーチでしたが、派遣生の思いは参加者の皆様に伝わったことと思います。そして最後に、現地青少年の「Friends forever」という言葉を聞き、派遣生は胸を熱くしていました。
ピアノ演奏
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ダンスパフォーマンス
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派遣生によるスピーチ
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送別夕食会での全体写真
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今回の、市川市青少年代表団のガーデナ市派遣では、派遣前に7回にわたるオリエンテーションを行ない、派遣生と市川市国際交流協会の学生会の皆さんで、送別夕食会で披露するパフォーマンスや、市川市の紹介の資料、日本文化の紹介の内容などを考えました。学生会の皆さんは、ほとんどが過去に派遣事業に参加された方たちで、派遣生も色々なアドバイスをもらっているようでした。
今後は、今回の派遣の経験を活かし、国際交流活動など、真の国際人として活躍していくことを期待しています。また、これから派遣事業に参加する方たちへのアドバイスなど、派遣事業をサポートしていただければと思います。
今後のガーデナ市との交流は、2016年にガーデナ市青少年代表団の受入れを行なう予定です。今後も、国際交流課では、両市の姉妹都市関係が更に発展していくよう、努めてまいります。