更新日: 2019年4月5日

平成27年度メダン市青少年代表団の来市

 平成27年7月31日(金)から8月8日(土)まで、姉妹都市であるインドネシア共和国北スマトラ州メダン市より、青少年交流の一環として青少年代表団10名(男子学生4名、女子学生4名、引率者2名)が本市を訪問しました。

 今回の訪問で、メダン市青少年代表団は、市長・議長表敬訪問、市川動植物園でのスマトラオランウータンの見学、千葉県立市川昴高等学校訪問、市民納涼花火大会見学、都内見学、茨城県への宿泊研修、千葉商科大学での学生との交流などを行ない、市内外を幅広く視察しました。

市長・議長表敬訪問

 市川市動植物園では、メダン市よりいただいたスマトラオランウータンと対面しました。この日はとても暑かったのですが、メダン市の青少年がオランウータン舎の前で足を停めると、イーバンとスーミーの第2子であるリリーが顔を出してくれました。

オランウータン舎前にて
ミニ鉄乗車

 県立市川昴高等学校では、合唱部や吹奏楽部による歌と演奏を見学し、メダン市青少年代表団もダンスのパフォーマンスを行ない、交流を深めました。また、地域の方から梨の差し入れをいただき、「とても美味しい!」と沢山ほおばっていました。皆さん、交流を楽しまれていた様子でした。

共通点を探そう!
梨がおいしい!

 茨城県への宿泊研修では、農業体験として汗をかきながらパン作りとブルーベリージャム作りを行ないました。その後、ロッジで浴衣に着替え、バーベキューを楽しみました。普段は体験することが出来ないことだったので、皆さんとても喜んでいました。

パン作り
ブルーベリージャム作り
初めての浴衣

 千葉商科大学では、同大学剣道部のパフォーマンスを見学したり、実際に竹刀を持って打ち込みの体験を行ないました。また、オリジナルのアニメーションに声を吹き込む体験をさせていただき、同大学の学生とペアになって、アフレコ作業を楽しみました。吹き込んだ声は、その場で画像と一緒にDVDに録画していただき、それぞれが持ち帰りました。

剣道体験
アフレコに挑戦!

 送別夕食会では、青少年全員が伝統民族衣装を着て参加し、伝統舞踊の披露を行ないました。参加された方々も、普段は見ることの出来ない踊りを見て、感動している様子でした。メダン市青少年代表団の皆さんにとっては、日本で過ごす最後の夜でしたが、とても楽しそうでした。

伝統民族衣装を着て

 今回のメダン市青少年代表団受入れでは、市川市国際交流協会の学生会の提案もあり、日本文化体験重視のプログラムとなりました。この結果、メダン市と本市の青少年が活発に交流することができ、青少年同士の絆がより強くなったのではないかと思います。

 来年度は、市川市青少年代表団がメダン市を訪問する予定です。今後も、国際交流課では、両市の姉妹都市関係が更に発展していくよう、努めてまいります。

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