更新日: 2019年4月5日

第3回日独経済会議に参加しました

 平成27(2015)年7月6日から10日にかけて、日独経済会議市川市代表団がローゼンハイム市を訪問した様子をご紹介いたします。
 本市とローゼンハイム市は、平成16年にパートナーシティを締結して以来、盟約書に基づき、青少年交流や市民交流を積極的に行ってまいりました。その盟約書に記載されている交流分野の一つである経済交流の一環として、ローゼンハイム市にて開催された第3回日独経済会議に参加するために、市川商工会議所関係者6名と市長及び職員2名がローゼンハイム市を訪問いたしました。
 日独経済会議とは、日本との経済交流におけるバイエルン州での拠点となるべく、日本とドイツの経済界のネットワーク作りを目的として、平成24(2012)年より1年半毎にローゼンハイム市が開催している会議で、バイエルン州内で日本企業との経済交流に興味がある企業や、既に日本に進出している企業の代表などが一堂に会し、積極的な意見交換を行うものです。 
 今回のローゼンハイム市滞在中には、第3回日独経済会議に参加したほか、市長表敬訪問、市内視察、ローゼンハイム市内の企業2社の視察を行いました。

市長表敬訪問

市庁舎前にて記念撮影
 市長表敬訪問では、両市長から、今回の日独経済会議への市川市からの参加が、今後の両市の経済交流の促進につながることを期待しているとの発言がありました。

日独経済会議

会場の様子
挨拶する大久保市長
 7月8日に開催された第3回日独経済会議は、バイエルン州内の企業関係者約120名が参加し、5時間にも及ぶ会議となり、会場全体が熱気に包まれたものとなりました。市川商工会議所の石井邦夫会頭によるプレゼンテーションもあり、石井会頭が代表取締役を務める(株)市川環境エンジニアリングの取り組みとともに、市川市の紹介がなされ、参加者は熱心に聞き入っていました。 
 会議終了後に行われた立食パーティでは、参加者同士が自由に意見交換を行う場面も見られました。

企業視察

IFT Rosenheim社の視察
シュタットベルケ・ローゼンハイム社
 今回の訪問では、2社の企業視察を行いました。一つめの企業は、IFT Rosenheimという建築資材等の耐久検査を行う検査機関で、実際に試験を行っている場所を視察いたしました。
 次に訪れたのが、シュタットベルケ・ローゼンハイムというローゼンハイム市が出資している企業で、電気、地域熱、ガス、水の提供、2つの公共浴場の運営、ゴミ処理施設など、市民のライフラインを提供している企業です。ドイツは環境先進国として知られていますが、そのことを実感させられる視察となりました。

 今回の訪問は、経済交流を目的としたもので、これまで行われてきた公式団訪問の際の視点とは異なった視点からローゼンハイム市を視察することができ、互いの市から学び合えることがまだまだたくさんあることを改めて感じました。
 

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