更新日: 2019年4月5日
平成23年度 姉妹都市ガーデナ市への青少年代表団派遣事業
平成23年7月26日(火)から8月4日(木)まで、市川市国際交流協会主催により、市川市青少年代表団をアメリカ合衆国・ガーデナ市へ派遣いたしました。米国への青少年代表団派遣は、平成19年度以来4年ぶりとなります。
|
公募により選ばれた市川市青少年代表団9名は、事前準備として8回のオリエンテーションに参加、アメリカ文化やガーデナ市と市川市の交流の経緯と歴史を学びました。加えて、今回の青少年代表団は、東日本大震災後の日本や市川市の現状をガーデナ市民へ伝える大切な使命を担っていました。そのため、定められたオリエンテーション以外の時間にも下調べを行い、派遣生の先輩方の協力をいただきながら、現地での発表へ向けて準備を行いました。
派遣期間中は、初日に歓迎パーティーが開催され、ガーデナ市の青少年や滞在中にホームステイをするホストファミリーとすぐに打ち解けることができました。2日目以降はガーデナ市議会議員表敬訪問、議場訪問、警察署訪問等を通じ、米国社会を学ぶことができました。また、ガーデナの青少年やそれぞれのホストファミリーと過ごす日々を通じ、米国に住む同世代の交流や、米国の家庭環境も肌で感じることができました。
|
|
|
|
|
|
ガーデナ市滞在の最終日に送別会が開催され、ホストファミリーやガーデナの青少年たちに感謝の気持ちを伝えました。同時に東日本大震災後の状況や日本文化の紹介も行い、滞在最終日にふさわしい充実した一日となりました。
東日本大震災後の状況説明では、自分たちで作成した資料を使用して、ガーデナ市民に正確な情報を伝えることができました。出発前の練習では、専門的な用語、発音がうまくできない等の課題がありましたが、本人たちの努力でそれを克服し、素晴らしい発表を実施できました。その後の日本文化紹介ではリラックスした雰囲気の中、自分達で考えた内容に沿って、福笑い、羽つき、折り紙、書道、空手披露などを浴衣、空手道着、甚平を纏って紹介しました。
|
|
|
米国出発の最終日、滞在中にお世話になったホストファミリーやガーデナの青少年がロサンゼルス空港まで見送りにきてくれました。青少年団はお世話になった方々と最後の挨拶を交わし、今後の再会を誓いあっていました。
今回派遣された青少年の皆様には、派遣で学んだ多くのことを活かし、今後の市川市、そして日本を担っていく人材として飛躍することを期待しています。