更新日: 2022年1月26日
市川地方卸売市場の概要
市場の生い立ち
◆ 市川市における卸売市場は、明治時代の末期から大正時代の初期にかけて周辺の農作物を取り扱う産地市場として取引が始められました。関東大震災以降に東京からの移転者が増えるにつれて消費地市場へと移行し、昭和30年代まで民営の市場として序々に発展を続けました。
◆ 昭和40年代に入ると、高度経済成長と人口の増加により市内外にあった民営の各市場の取扱量が増加し、生鮮食料品の流通機構の合理化を図ることが重要な課題となりました。本市においても昭和42年に「公設卸売市場開設促進協議会」が設立され、公設卸売市場の開設に向け昭和44年から用地取得や建設工事が開始されました。
◆ 公設卸売市場の建設工事と並行して、当時市内外にあった民営の12市場が統合し、昭和47年4月に「市川市地方卸売市場」が開設されました。また昭和57年には花き部も併設され、生鮮食料品などの流通の中核的な役割を果たすようになりました。
◆ 市川市地方卸売市場は平成30年4月1日より市民にとって親しみのある、より魅力的な市場を目指し、民営化を行い株式会社市川市場が地方卸売市場の運営となりました。この民営化に伴い、市場の名称は「市川地方卸売市場」となりました。
【株式会社 市川市場】
電話番号:047-712-8411
FAX番号:047-712-8412
ホームページ:https://www.ichikawashijyo.co.jp
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アクセス
市場周辺の地図です。
はたらく人達
市場で働くさまざまな人たちを紹介します。
・開設者
千葉県知事の許可を受けて開設し、市場施設の維持管理及び業務の許可等、統括的な運営と市場取引について指導監督を行います。
・卸売業者
千葉県知事の許可を受け、生産者又は出荷者から生鮮食品の販売の委託を受け、あるいは買付けたものを卸売場でせり売り又は相対売りで仲卸業者や買受人に販売します。
・仲卸業者
開設者の許可を受け、卸売業者の行うせり売り又は相対売りに参加し、買い取った品物を市場内の仲卸売場で買いやすいように分荷調整し、買受人などに相対売りで販売します。
・関連事業者
開設者の許可を受け、市場利用者の便益や市場機能の充実を図るため、場内の店舗で食堂・包装品・食料品などの販売営業を行います。
・買受人
開設者の承認を受け、卸売業者の行うせり売り又は相対売りに参加できる資格を持つ人達です。