更新日: 2018年11月7日

生物多様性いちかわ戦略を策定しました

  「生物多様性いちかわ戦略」を策定しました
 
生物多様性とは、「生き物たちの豊かな個性とつながり」のことといわれています。
また、「生態系」「種」「遺伝子」、この三つのレベルの多様性があると考えられています。
 
「生態系の多様性」は、森や草原、川や湿原、干潟や海洋など、様々な環境があって、その場に適応した生き物たちによる生態系が形成されていることをいいます。
柏井の林
真間川の流れと桜並木
江戸川放水路の干潟
「種の多様性」は、おなじ環境の中にも、様々な種類の生き物たちがいて、お互いに影響を及ぼしあいながら暮らしていることをいいます。
 
「遺伝子の多様性」は、同じ種類の生き物の中にも様々な個性があることをいいます。豊かな個性があるからこそ、病気や環境の変化にも順応でき、進化していくこともできると考えられています。
 
わたしたちは、生物多様性から多くの恵みを受けています。
わたしたちの生活に欠かすことができない食糧や衣類の原料は生き物です。空気や水も生き物の働きによってつくられています。
生物多様性が保たれていることで、わたしたちの豊かな暮らしが支えられている
のです。


 
梨はいちかわの名産品
市川の海の幸 スズキのにぎり
 市川市には、西に江戸川、北部に台地と谷津、中央部に黒松の林や真間川の流れ、
南部には江戸川放水路や三番瀬の干潟と浅海域があります。多様な環境に恵まれた土地柄といえます。
市川市内のエリア区分図
 現在でも、地域の皆様の努力により、市内のあちこちに個性的な自然が残り、近代的な街並みや神社仏閣などの文化的景観とともに、市川市の魅力になっています。
大町公園のヘイケボタル
法華経寺 五重塔
行徳のスズガモ
 かけがえのない地域の自然や生物多様性の恵みを将来の世代につなげていくため、平成26年3月に策定したのが「生物多様性いちかわ戦略」です。

 生物多様性いちかわ戦略は、2050年の未来に向けて、地域の自然の保全を図るだけでなく、自然を軸とした様々な「つながり」の形成を目指しています。そのため、市民、事業者、教育・研究機関などの多様な主体との協働により、生物多様性に関する取り組みを進めていくものとしています。


こちらからダウンロードして、ご覧下さい       ↓↓


 

生物多様性いちかわ戦略 本編

 PDF 4.65MB

生物多様性いちかわ戦略 資料編

 PDF 1.01MB

パンフレット  PDF 8.63 MB
参考資料  PDF 264KB


 

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FAX 047-712-6308
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