更新日: 2023年10月19日
大雨に伴う浸水被害後の衛生対策及び消毒方法について
家屋等が浸水した場合
台風や集中豪雨などにより家屋などが浸水した場合、細菌やカビが繁殖しやすくなり感染症にかかるおそれがあるため、清掃と乾燥が大切になります。
また、状況に応じて洗浄や消毒が必要になることがあります。
- ※床下や庭など屋外については、原則として消毒は不要です。
詳細は被災した家屋での感染症対策をご覧ください(厚生労働省のWebページに遷移します)。
衛生対策について
1.家の周囲や床下の場合
土砂等を取り除いた後、水道水で洗い流し、しっかり乾かすことが重要です。
床下に土砂や水分が残っている場合、その湿気により、家の基礎などに影響が出る場合があります。
- (1)汚泥や不要なものなどを片付けてください。
- (2)庭木や外壁についた泥は、水で十分に洗い流してください。
- (3)床下換気口のごみを取り除き、床下の風通しを良くしてください。
- (4)床下はスコップや流水を用いて汚泥を取り除いた後、雑巾などで水気をなくし、
扇風機などにより強制的に換気し、乾燥させてください。
2.床上の場合
室内は、食事や睡眠など生活を行う場所のため、泥や汚れを十分に取り除いた後、必要に応じて消毒を行いましょう。
- (1)水が引いた後、濡れた畳や家の中の不要な物を片付けてください。
- (2)汚れた家具や床・壁などは、水で洗い流すか、雑巾で水拭きするなどしてください。
- (3)食器類や調理器具などは、水洗いして汚れをきれいに洗い流してください。
- (4)食器棚や冷蔵庫などは、汚れをきれいに拭き取ってください。
消毒方法について
消毒を行う場合は、洗浄や拭き取りで十分に汚れを除去、しっかりと乾燥させた後、消毒するようにしてください。清掃が不十分の場合、消毒の効果を発揮できません。
また、消毒薬を過剰に使用すると人の健康や環境へ影響を与えることがありますので、使用は必要最小限としましょう。
- ※床下や庭など屋外については、原則として消毒は不要です。
水道水などで汚れを洗い流し、しっかりと乾燥させることが重要です。
1.作業の留意事項
- (1)ゴム手袋、長靴、ゴーグル等を着用して作業するようにしてください。
- (2)消毒薬使用の際は、取扱説明書に従い、事故が起こらないよう注意してください。
2.主な消毒薬
詳細は「浸水した家屋の感染症対策(厚生労働省パンフレット PDFファイル)」をご覧ください。
- (1)次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤でも可)
汚染の程度がひどい場合、長時間浸水していた場合に使います。
腐食や色あせが起こるため、金属や木でできたものの消毒は注意が必要です。
消毒に適した濃度に希釈する必要があります。
ドラッグストアや薬局、ホームセンターで購入できます。 - (2)消毒用アルコール
色あせ、腐食などにより次亜塩素酸ナトリウムが使用できない場合に使います。
手指消毒用のものは、希釈せず原液のまま使用します。(ジェルタイプは適しません。)
ドラッグストアや薬局、ホームセンターで購入できます。 - (3)10%塩化ベンザルコニウム(逆性石けん)
色あせ、腐食などにより次亜塩素酸ナトリウムが使用できない場合に使います。
消毒に適した濃度に希釈する必要があります。
ドラッグストアや薬局で購入できます。
このページに掲載されている
情報の問い合わせ
市川市 環境部 生活環境保全課
〒272-8501
千葉県市川市南八幡2丁目20番2号
水質・土壌グループ
電話:047-712-6310(水質・土壌)
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