更新日: 2021年5月28日

東京外かく環状道路の開通に係る大気環境について

大気中の二酸化窒素の簡易測定

調査目的

東京外かく環状道路(以下「外環」という。)の開通前後における市内の大気環境を把握するため、外環沿線11地点において、二酸化窒素の簡易測定を実施しました。

調査方法

ろ紙をつけたサンプラーを1週間設置し、「短期暴露用拡散型サンプラーを用いた環境大気中のNO(一酸化窒素),NO2(二酸化窒素),SO2(二酸化硫黄)、O3(オゾン)およびNH3(アンモニア)濃度の測定方法」(横浜市環境科学研究所)に基づき分析を実施しました。
調査地点は表1のとおり。

表1 調査地点
地点番号 地点名 所在地
1 市川市立考古博物館 堀之内2-26-1
2 市川市立中国分小学校 中国分1-22-1
3 市川市立国分小学校 東国分2-4-1
4 千葉県立市川昴高等学校 東国分1-1-1
5 新田公園 新田1-21-19
6 市川市立大和田保育園 大和田4-4-1
7 市川市立稲荷木小学校 稲荷木1-14-1
8 高谷広場 高谷2-8
9 千葉県立市川南高等学校 高谷1509
10 稲荷木2丁目公園 稲荷木2-4
11 市川市立八幡小学校 八幡3-24-1

調査結果

<年平均値の推移>

いずれの地点においても、大気中の二酸化窒素の環境基準(環境省ホームページ)を下回っています。

大気中の二酸化窒素濃度は季節によって変動しますが、年平均値(四季平均)の推移は、ほとんど変化がありませんでした。


各地点の年平均値グラフ


測定結果の詳細はこちら →   ・各地点の年平均値


<季節ごとの測定結果>

大気中の二酸化窒素濃度は夏季に比べ、冬季の方が高くなる傾向があります。

各季の測定結果詳細は以下のリンクを参照。

季節ごとの測定結果(5月、8月、11月、2月)
<外環開通前後における二酸化窒素濃度の比較>

外環開通前の平成26年5月から平成30年5月までの測定結果の平均値と

外環開通後の平成30年8月から令和3年2月までの測定結果の平均値を

比較したところ、結果は表2のとおりでした。


表2 外環開通前後における二酸化窒素濃度の比較
地点番号 地点名 平成26年5月~
平成30年5月
(平均)[1]
平成30年8月~
令和3年2月
(平均)[2]
前後比
([2]/[1])
1 市川市立考古博物館 0.013 0.012 0.90
2 市川市立中国分小学校 0.014 0.013 0.99
3 市川市立国分小学校 0.014 0.013 0.95
4 千葉県立市川昴高等学校 0.013 0.012 0.91
5 新田公園 0.017 0.015 0.88
6 市川市立大和田保育園 0.015 0.013 0.89
7 市川市立稲荷木小学校 0.018 0.014 0.76
8 高谷広場 0.016 0.015 0.92
9 千葉県立市川南高等学校 0.018 0.015 0.83
10 稲荷木2丁目公園 0.018 0.013 0.73
11 市川市立八幡小学校 0.013 0.011 0.81

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