更新日: 2021年1月21日
ダンボールコンポストで生ごみ削減と堆肥作りを
ダンボールコンポスト
ダンボールコンポストをご存知ですか?
ダンボールコンポストとは、竹の粉末を入れた普通のダンボールに生ごみを入れ、分解させるコンポスト容器です。生ごみを分解させるため、ダンボールの中から生ごみが消えてしまいます。分解が進まなくなった竹の粉末は、土に入れて完熟させることで堆肥にすることができます。
ダンボールコンポストの使い方
1.用意するもの
●ダンボール(虫が入ってこないように補強、底板も入れる)
●竹チップ(10リットル)
●もみ殻くん炭(2リットル)
右からダンボール、竹チップ、もみ殻くん炭
2.基材をダンボールに入れる
●ダンボールに竹チップともみ殻くん炭を投入してください。
●竹は乾燥していることが多いため、中心部に0.5~1リットルの水を入れ水分調整してください。
(もみ殻くん炭がない場合は、竹チップ15リットルだけでも可能です。)
竹チップを入れた状態
もみ殻くん炭を混ぜた状態
3.生ごみを投入する
●生ごみの量は1日最大500gまで。
●生ごみを細かく切った方が分解が早いです。
●シャベルで良くかき混ぜて空気を供給してください。
4.微生物による発酵分解
●一週間程度で発酵し温度(40度以上)が上がります。
●微生物の活動を維持するには、20度以上の温度を確保する必要があります。
(冬など温度が下がるときは、米ぬかや廃油などを入れて温度を上げてください。)
●夏は防虫のため、冬は保温のためにカバーをしてください
(発酵温度が上がると水蒸気が出るのでバスタオルなど通気性の良いカバーが良いです)
●コンポストは雨がかからず、日当たり、風通しの良いところに置いてください。
5.熟成・使用
●生ごみは約2~3ヶ月入れ続けることができます。
(分解が遅くなり、基材のさらさら感がなくなるまで入れてください。)
●生ごみの投入をやめてから、1ヶ月以上かけて熟成させます。
(熟成期間中は生ごみの投入をせず、毎日かき混ぜながら適度な水分を補給してください。)
●未分解の生ごみがなくなり、アンモニア臭がなくなれば完熟堆肥のできあがりです。
●完熟堆肥は、3~4倍の土と混ぜてプランターで使う事ができます。
または、家庭菜園やお庭に元肥として1平方メートルあたり2~3kg入れて使用してください。
【終了しました】生ごみ資源化講座 ダンボールコンポストの使い方 を開催します!
ダンボールコンポストの使い方講座を開催します。
生ごみを消すことができるダンボールコンポストの使い方を学びませんか?
当日は、コンポストの基材として使用する竹チップを皆様にプレゼントいたします。
是非ご参加ください!!
日時:平成26年12月12日(金) 10時~11時30分
場所:大野公民館 2階 第1研修室 近隣の畑にて実演も行います
講師:Re-いちかわ 筒井直子氏等 (Re-いちかわについてははコチラ) 循環型社会推進課職員
持物:軍手
参加を希望される方は、下記連絡先へ12月8日(月)までに電話にてご連絡ください。
市川市役所 循環型社会推進課 3R推進グループ
電話番号:047-320-3971
また、当日は屋外にて作業を行う予定です。汚れても良い格好でご参加ください。
【実施報告】生ごみ資源化講座 ダンボールコンポストの使い方
12月12日(金)に大野公民館にて、ダンボールコンポストの使い方講座を開催しました!
まずは大野公民館にて講座を行いました。
講座では、生ごみ堆肥の有効性や、ダンボールコンポストの使い方、竹チップの効果について筒井氏よりご講演いただきました。
続いて、近隣の畑にてコンポストや堆肥作りについての実践を行いました。
生ごみ堆肥を使った畑作りの実情や、据置型コンポストの使い方等を筒井氏より説明していただきました。
最後には、多古町さんよりいただいた竹チップを皆さんにお渡ししました!
参加者の皆さん、この竹チップを使って、是非ダンボールコンポストにチャレンジしてください!!
今後もこのような講座を実施していく予定です。是非ご参加ください。
このページに掲載されている
情報の問い合わせ
市川市 環境部 清掃事業課
〒272-0014
千葉県市川市田尻1003
- 資源化減量啓発グループ
- 電話 047-712-6301 FAX 047-712-6302
- 収集グループ
- 電話 047-712-6317 FAX 047-712-6302