更新日: 2024年12月5日

特定外来生物アライグマについて

写真:アライグマ

アライグマは体長約40から60センチメートル、体重約3から8キロで中型犬くらいの大きさです。最大の特徴は、20から40センチメートルの黒い縞模様の尾です。
かつてペットとして輸入され広く飼育されたアライグマですが、飼育個体が逃げだしたり捨てられたりしたことによって国内で繁殖し、深刻な生活被害をもたらしています。
アライグマは「外来生物法」で「特定外来生物」に指定されており、千葉県では全県下を対象に防除計画を定めています。市でも県の計画に基づいて防除を進めております

アライグマを見かけたら

  • アライグマは臆病な性格ですが、刺激を与えると攻撃をしてくる可能性があります。また、野生動物は様々な病原菌を持っていることもありますのでむやみに近づかないでください。

捕獲・駆除について

  • 市内におけるアライグマの被害対策として、ご自身が所有・管理をする土地でアライグマによる生活被害がある場合、ワナを設置してアライグマの捕獲を行っております。
    まず、敷地内でアライグマを見かけた際は自衛策を行いながら様子を見ていただくようにお願いします。

    複数回同じ場所で目撃する、寝床や住処を特定できている場合には、効果的な場所に捕獲用檻(箱ワナ)を仕掛けることができますので、自然環境課までご連絡ください。

    (天井裏や床下など特殊な場所や危険な場所の捕獲希望については、市では対応できませんので、捕獲許可を持つ駆除業者の組合を紹介しています)

自衛策について

アライグマは、エサやすみかを求めて住宅地などに現れます。

エサやすみかを得られる場所にしない環境づくりが、生息数の増加や生活被害の防止することにつながります。

  • 家屋に侵入されないように、換気口や屋根、床下に隙間が無いか確認し隙間をふさぐ
  • 家屋に接している枝木は家屋への侵入経路となってしまうため、定期的な剪定を行う
  • 屋外に置いたペットフードや生ごみ、取り残した果実を長時間放置しない
  • 屋外の池や水槽で魚などを飼育している場合は、しっかりと金網を設置する
  • 市販の忌避剤(木酢液や害獣対策用のスプレーなど)を敷地内へ散布する        (日が経つと効果が低下するため、定期的な散布を行ってください)

アライグマの見分け方

最後に、アライグマの見分け方を紹介いたします。
アライグマの見分け方(PDF)(※県パンフレットより引用)

このページに掲載されている
情報の問い合わせ

市川市 環境部 自然環境課

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